あまのうずめさんの映画レビュー・感想・評価

あまのうずめ

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テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

2.0

スシのデリバリーのバイトをするアントワーヌは、配達に行ったオペラ座で小馬鹿にされ、一節茶化して歌ってみせた。出場したラップバトルでは負けてしまい兄のティディエは相手に敵意を向ける。次の日配達に行った先>>続きを読む

私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター(2022年製作の映画)

2.4

ルイの息子が亡くなり旧友で義兄のボルクマンが訪ねて来るが、ルイは劣化の如く怒り出す。ドアの外に姉アリスと母がいるのを見て3人とも追い返した。5年後、両親はトラック事故に巻き込まれる。この日アリスは舞台>>続きを読む

シモーヌ フランスに最も愛された政治家(2022年製作の映画)

3.0

同化ユダヤ人としてフランス共和国を信じる両親の元育ったシモーヌ・ヴェイユは回想録を書いていた。1974年パリ、シモーヌは非議員の保健大臣として法案を提出。男性やキリスト教団体の反対の中中絶合法案を可決>>続きを読む

エッフェル塔~創造者の愛~(2021年製作の映画)

3.0

1889年ギュスターヴ・エッフェルは完成したエッフェル塔の自室から外を眺める。その3年前ギュスターヴは米国から自由の女神像の骨組みを建造した功績を称えられた。ギュスターヴには万博のモニュメントを建造し>>続きを読む

ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

3.0

人気シェフ、リナ・デレトのレストランでスーシェフを勤めるカティ・マリーは自分のレシピ通りに調理したことを諌められケンカとなり辞める。自分の店を模索するも叶わず、拾われたのは移民少年の滞在施設の給食係だ>>続きを読む

夜の訪問者(1970年製作の映画)

2.3

南仏で貸し船業を営むジョー・マーティンは仲間たちとカードを楽しんだ後帰宅する。かかってきた脅迫電話に妻ファビアンは通報してと頼むが、ジョーは妻に従わず家を出ろと言う。人影があり投石されたかと思うと台所>>続きを読む

狼は天使の匂い(1972年製作の映画)

2.9

列車を降りたカルドはロマ人集団に捕えられ「裁判所は事故と認定」と言うも、「俺たちの法は違う、同胞が殺された」と返され拘束される。ロマ人の祭りでカルドが操縦するセスナが墜落し子供たちが亡くなっていたのだ>>続きを読む

パリは霧にぬれて(1971年製作の映画)

3.0

息子パトリックと貨物船に乗せてもらい川を下ったジルは、娘キャシーと待つ夫フィリップに「君は気まぐれだ」と小言を言われ口論となる。一家は2年前アメリカからパリに渡り、夫は科学者だったが今は出版社に勤務し>>続きを読む

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

3.5

坂間正和は実家の坂間酒造の営業部長で、YouTubeを始めようとするも上手くいかない。茜と結婚して7年、女児2人に恵まれるが保育所の空きは回って来ない、そんな日々。小学校教諭の山路は婚活サイトで知り合>>続きを読む

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.0

修学旅行のバスが崖から転落し関大助は死亡。大助が気付いた時には地獄にいて、ロックバンドの奏でる曲で迎えられる。1名が生存、他のクラスメイトは皆天国で、大助だけが地獄。大助のスタジオパンダでの些細なミス>>続きを読む

謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.3

東京謝罪センター所長黒島譲のところでは謝罪の仕方を教えている。ある日、倉持典子はヤクザのベンツに車を乗り上げたことでセンターを訪ねるが、そこは喫茶店の一部だった。典子は米国生活で簡単に謝ってはならない>>続きを読む

舞妓 Haaaan!!!(2007年製作の映画)

3.3

鬼塚公彦は自身の“ぼんの舞妓日記”のブログにナイキというハンドル名の荒らしが来て反論はするも、指摘の通りお座敷はまだ未経験だった。鬼塚は修学旅行の自由行動で迷子になり、舞妓さんに親切にしてもらって以来>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

2.7

ユウリとマコトの兄弟は殺しに入った先がターゲット違いでギャラが出ないことに落ち込む。二人は殺し屋協会に入っていないバイトの殺し屋で、バイトとは質も格も違う殺し屋を消せば、空いた枠に上がれるかも聞く。そ>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

2.8

コンビニの面接を受けるマヒロは圧迫面接に耐えられず店長を殺し、更に店員と戦い殺す。という妄想をして面接を終え、チサトの待つアパートの一室に入る。そこではチサトが男のリンチの真っ最中だったが、チサトは男>>続きを読む

シャーク・ド・フランス(2022年製作の映画)

1.5

フランス、ラ・ポワントの人々の娯楽は砂浜に座りのんびりと海を眺めること。その中で海上憲兵隊のマジャ・ボルドナーヴ上級曹長だけは第一線で活躍している。旅行客のボートが動かなくなったと連絡を受け出動したマ>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

3.1

タクシー・ドライバーのシャルルは免停まであと2点。ある日マドレーヌ・ケレール宅に配車が決まる。行き先がパリの反対側だったため迷うシャルルに配車係は向かうところからメーターを倒していいと言った。マドレー>>続きを読む

告発の先に(2021年製作の映画)

3.2

アレクサンドル・ファレルは留学中のアメリカから父の叙勲のため一時帰国する。父ジャンはテレビアンカー、母クレールはコラムニストで最近は移民による性加害を問題視している。アレクサンドルは母が今の恋人アダム>>続きを読む

METライブビューイング2022-23 モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」(2023年製作の映画)

2.3

ドンナ・アンナはドン・ジョヴァンニに侵入され大声を出す。ドン・ジョヴァンニは逃げたものの、騎士長でアンナの父に捕まり射殺してしまう。アンナは婚約者のドン・オッターヴィオに犯人に復讐してと言うのだった。>>続きを読む

シン・ゴジラ:オルソ(2023年製作の映画)

3.6

東京湾で水蒸気爆発が起こり、アクアトンネルの天井が崩落。政府は災害対策室を設置した。矢口蘭堂官房副長官はただ一人巨大生物が想定されると発言するが不問とされる。だがその直後海面から巨大な尻尾が確認され、>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.8

東京湾で水蒸気爆発が起こり、アクアトンネルの天井が崩落。政府は災害対策室を設置した。矢口蘭堂官房副長官はただ一人巨大生物が想定されると発言するが不問とされる。だがその直後海面から巨大な尻尾が確認され、>>続きを読む

ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

4.0

1945年大戦末期の大戸島基地に零戦が着陸する。敷島少尉が整備不良を訴えてのことだったが、不良箇所は一切見当たらなかった。整備長の橘はそれもまたありだと敷島に寄り添う。その夜古くから島に伝わる巨大生物>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

1945年大戦末期の大戸島基地に零戦が着陸する。敷島少尉が整備不良を訴えてのことだったが、不良箇所は一切見当たらなかった。整備長の橘はそれもまたありだと敷島に寄り添う。その夜古くから島に伝わる巨大生物>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

3.6

ロケを終えたモデルの芽衣子はタクシーの中で親友のつぐみから彼氏の話を聞く。かー君と呼ばれる彼氏は元カノと辛い別れをしたという。恋バナを聞いた後芽衣子はタクシーの行き先を変える。


▶︎濱口竜介監督・
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天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

3.5

AVのモザイク付けの仕事をする寺田雄三は高校生と同棲している。ある日雄三に電話が入り、亡くなった姉のドキュメンタリー映画のためインタビューしたいという五月に会いに行く。


▶︎濱口竜介監督・脚本で3
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親密さ(2012年製作の映画)

3.8

2011年2月3日。劇団では舞台準備の読み合わせが行われ、今回演出はレイコとリョウヘイの二人で行うと発表する。帰宅しリョウヘイが脚本を書き上げる頃レイコはバーのカウンターに立ち、リョウヘイが眠る頃レイ>>続きを読む

永遠に君を愛す(2009年製作の映画)

1.0

永子は誠一より先に結婚式場へ向かう。式場で永子は誠一に向け手紙を書き、昔の恋人と関係を持ったことを明かした。美術予備校でヌードモデルをしていた成沢寿史は、学生のエリナに好きみたいと告白される。寿史は永>>続きを読む

PASSION(2008年製作の映画)

3.7

数学教師の果歩と研究職の智也は果歩の誕生日パーティーに向かう。二人はそこで結婚を発表する。パーティー後智也は毅、健一郎と共に貴子のマンションへ行くことに。貴子の愛猫が死んだことへの慰めが名目だった。無>>続きを読む

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.3

何度娘花子に電話しても繋がらず、友人にwikiによれば映画監督だと話す父。花子は飛び降り自殺を図ろうとする現場に出会し思わずカメラを向けると、周囲ではあり得ない言葉が飛び出しそちらにカメラを向け直す。>>続きを読む

川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

3.3

上京してから5年、腸内洗浄に明け暮れ、上京してから5つ目の仕事はおもちゃ会社の派遣社員で、上京してから5人目の彼氏はバツ1子持ちの新井課長。給湯室での女同士の世間話に「しょうがないですね」と言い続ける>>続きを読む

もしも建物が話せたら(2014年製作の映画)

3.6

6人の監督がそれぞれの思い入れのある建築物を、建築物が話すという体で撮っているオムニバス・ドキュメンタリー。


▶︎vol.1. ヴィム・ヴェンダース “ベルリン フィルハーモニー”
vol.2.
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教祖誕生(1993年製作の映画)

2.0

フェリーで新興宗教の布教現場を目撃したカズオは、ベンチで隣の男に滑稽さ話すと、その男は関係者だった。カズオは船を降りて宗教団体の話を聞いてみると、教祖は万病を治せるとのことで脚の不自由な老女を歩かせて>>続きを読む

春に散る(2023年製作の映画)

3.5

居酒屋で若者らを注意したことで殴りかけられた初老の男は、素早い身のこなしでやり返す。それを見ていた若い男も殴りつけるがクロスパンチで倒された。男はどうやったか教えろと詰め寄るが無視される。初老の男は真>>続きを読む

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.0

犬と散歩中の女性は並んだ人骨を見つける。時が戻り西部開拓時代のオレゴン州。クッキーことオースティン・フィゴウィッツは毛皮捕獲団にいた。ある日クッキーは裸で隠れている中国人移民の自称キング・ルーを見つけ>>続きを読む

6月0日 アイヒマンが処刑された日(2022年製作の映画)

2.0

1961年イスラエル。アドルフ・アイヒマンの判決が出ることになっているこの日、ダヴィッドはこの記事の載ったタブロイド誌と盗んだ懐中時計を同級生と交換する。ダヴィッドは1年前にリビアから家族とやって来て>>続きを読む

⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

3.6

夫婦でモロッコ女性の民族衣装カフタン屋を営むハリムとミナ。ミナが接客、ハリムが仕立て、手仕事にこだわっている。ある日若い職人のユーセフが雇ってくれとやって来て受け入れることに。ハリムは父から仕事を教わ>>続きを読む

ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

3.6

東京でジェーン・バーキンのコンサートが行われる。娘のシャルロット・ゲインズブールは今までと違う視点でママを見てみたいと語り、ママを視るための口実としてカメラを向ける。ジェーンはシャルロットに気後れして>>続きを読む