HikaruUchidaさんの映画レビュー・感想・評価

HikaruUchida

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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.5

声に出して笑ってしまうほど面白かった。三国志にあまり詳しくなかったけど、これを観て少しはかじってみようかなと思っているところ。
キャストが最高だったのはもちろん、演者たちが一番楽しそうに演技しているの
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ロアルドダールの原作が好きでアンハサウェイも好きだから観た。
途中までは奇想天外な冒険話にワクワクしながら観ていたけど、みんなで魔女を退治しようと意気込み始めてから雰囲気が一変。
勧善懲悪のストーリー
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ムーラン(2020年製作の映画)

2.9

ディズニーアニメーションのムーランではない。別物。そう捉えられるとムーランかっこいいし、世界観もオリエンタルな感じが素敵だし、作品としていいな、という感じ。ただ、キャラクターをもう少し掘り下げて欲しか>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃハラハラしっぱなしだし、それぞれの任務を完璧に遂行しようとする登場人物たちが皆かっこよかった。普段飛行機に乗っていても、領空という概念がなかなか無かったから、こんなにも重要なファクターにな>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

難解ではあったが、楽しめた。これから考察を読み、より理解を深めて納得してきます…
配役も素晴らしく、それより逆行するのをエントロピーで説明してるのが斬新というか新鮮かつ、よりリアルなファンタジーに仕上
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オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

国の大臣レベルで嘘をつき騙し、戦争に国を向かわせたという事実が他人事には思えなかった。今の日本なら同じようなことを平然としそうだし、メディアも国の宣伝機関となって偏った情報を流しそうだし、司法も助けて>>続きを読む

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.6

こういうファンタジーとノンフィクションのせめぎ合いみたいなジブリも好き。
ジブリ作品の登場人物って動き1つ1つにキャラが出ていて、手の動きまで見てしまう。
海のニックネームが、メルっていうのもキザだけ
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

世界観がとても好きだった!キャラも、お兄ちゃんがうざすぎてずっとイライラしてたけど、クライマックスに近づくにつれてお兄ちゃんをかっこいいとさえ思っていたのだから不思議…
私の心境の変化は、まさにイアン
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.9

リアルで何が正しいか分からず、でも機械にできず人間だからこそできる領域もあるのだとじんわりと心に染み渡った。

航空業界で働いているからか、自分の身にいつ起きるか分からない事故だと思って見ていたが、め
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.5

いい話だった。作画も綺麗だし、声もいい…Twitterによると、金曜ロードショーではフルではなくいくつかきっとされたシーンがあるらしいが、それでも楽しめたと思う。
川井さんが性格やばいみたいな声も多く
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天気の子(2019年製作の映画)

2.8

前作「君の名は」の方が好きだった。
すごく爽やかで、切なくて、不思議な世界観に魅せられたが、話のシリアス感とストーリーの全体像がチグハグな気もきた。
エンディングも、それで良かったのか?と思ったか、人
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

3.8

学校の授業等で扱ってもいいくらすごくわかりやすいし、為になる話だった。なぜ、よく考えたらわかる話を皆が知らないのかも、この映画は明らかにしているが、自分の身は自分で守らなければと強く実感する映画だった>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.3

久しぶりに心が揺すぶられる映画を観た気がする。やはりジャーナリストって命懸けだけど、本当にかっこいい。でも、そのジャーナリストを支える人々がいることはあまりメディアには出ていないから、忘れがちだった。>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

Eddieの演技がすごすぎる。CGかと思うほどよリアルさ。そして、美化されているからかもしれないが、登場人物が全員素晴らしすぎる。Janeほど献身的な妻もそういないだろうし、そのJaneを目の前にして>>続きを読む

アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

3.4

ディズニーのアリスより、原作に近いアリスだったというコメントを見て、なるほどと思った。ディズニーのアリスは、まっすぐでかわいくて、いい子だというイメージが強いが、原作のアリスはもっと子どもらしくてわが>>続きを読む

イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

3.7

なんで評価が低いのかわからないってほど楽しめた。監督はミュージカルのことをわかってない、歌がありすぎ、なんて辛口コメントも目にしたが、グリム童話の世界観もディズニー的世界観も壊さずにあの作品ができたこ>>続きを読む

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.1

BLMに感化され視聴

あまりに酷い描写に顔をしかめたり、目を背けたりしてしまった。
そして、私の知識がいかに表面的であったかも知った。
そもそも、自由黒人なる階級や、白人も奴隷だった現実を知らなかっ
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

BLM運動に感化され視聴

小中学校という教育課程でそれなりに黒人差別について学んできたはずだったが、大人になって改めて考え直すために観ると見方がだいぶ変わる。
色々な立場の人がそれぞれ立ち位置を踏ま
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グリーン・ライ 〜エコの嘘〜(2018年製作の映画)

3.4

仮説の映画館にて鑑賞。
詳しい内容は他の方が書いてくださっているので、感想だけ…
グリーンウォッシュについてはなんとなく頭のどこかでは知ってたけど、実際にドキュメンタリーとして目にすると真実味が増すし
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

私の周りではそんなに評価が高い気がしないがなぜだろう?
ネタバレなど何も見ずにここまで来れて良かった。全ての映像と音楽が美しくて一つの舞台を観ているようだった。ストーリーももちろん素晴らしいけど、映像
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恋するモンテカルロ(2011年製作の映画)

3.3

どこかのレビューでかのGossip Girl の世界観が好きなら絶対気にいる、と見て気になっていたので観賞。個人的にはGGの方が好きだけど(笑)、ファッションも部屋の装飾もパリやモンテカルロの街並みは>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.6

面白すぎるうううこれはこの世界に入り込まなければハマらないかもしれないけど、キャストの演技力とかふざけた内容をいかに真面目にやることが面白さを引き出すかとかそういうことに感心した…リズム感とスピード感>>続きを読む

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.2

心があったまる話。サンドラ演じるお母様かっこよすぎて、ついていきます!って心の中で唱えてしまうくらい。家族全員が良い人で、嫌な気分になることなく見ることができた。大体感動モノって、悲しくて苦しくて涙が>>続きを読む

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.5

若い時の3人がそんなにかっこよくないのが逆に面白かったし、ハリーのシーン少なすぎて???ってなったけど音楽も演出も映像も綺麗でハッピーだったから大した問題ではない。リリージェイムズが可愛すぎて食い入る>>続きを読む

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.7

どこまでもハッピーな映画!落ち込んでる時に見ると、映画の世界に入りたくなりすぎてたまらなくなるから注意。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

面白い!!全てがmetaphor か symbolism に思えて、あーなるほど二つ(か3つ)の家族の違いをものすごく克明に描いてたり、人間普遍のものを描いてたりで頭がフル回転。でも、クライマックスか>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

思い描いていたカイロレンの最期だった…本当に胸熱。個人的には、もう少し二人で共闘してほしかったけどフォースが鳥肌モノのかっこよさだったので大したことではない。こんなに長いシリーズ物なので、前の方の話を>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.9

普通に面白いと思って観てたけど、皆さんのレビューを見て事前知識がないまま観てしまったと気付き後悔…笑 もう一度調べて出直します。知識がないまま観たので、最後の残酷すぎるシーンが何となくハッピーエンド>>続きを読む

白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々(2005年製作の映画)

4.0

ミュンヘン大学に行く機会があったので、ずっと気にながらも観たことがなく鑑賞。行く前に観れて良かった。映画自体は本当に主人公たちの最後の日々にフォーカスしているので、もっと全体的な流れを知りたければ是非>>続きを読む

天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.5

グレン氏さすがな演技力というか存在感というか、表情だけで色々伝わってきた…
一緒に本を書いているということは好きだったんだろうし、夫の支えになっている事実も好きだったんだろう。最初に本が刊行されたとき
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.1

人気な理由がわかる。どのストーリーも素晴らしいけど、個人的にはカールに片想いするサラが可愛すぎて好き。そして、弟をほっとけば?と言われてしまい若干冷めただろうサラにしんみりと共感できた。ヒューグラント>>続きを読む

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