後半ロングショットに、
吸い込まれるように、
否応無く惹きつけられた。
自ら生み出した怪物に
翻弄された恐怖を忘れ、
責任も取らない人達が、
平然と再稼働する愚に
暗澹となる。
最後の文字メッセージに、
映像が総掛かりで
負けちゃってませんか。
作り手の強い叫びと熱量が、
ストレートに伝わってくる。
クソ イデオロギー!
成田凌期待で見るんだけど、
これは前作から次回作への
インターミッションかな。
抑制の効いた表現なのに、
底知れぬ悲惨から、
目を逸せなくなる。
小池栄子が新鮮なのに、
大泉洋には満腹感。
宣伝過多が理由じゃない。
予想を超えるカメラワークに
最後まで驚嘆し過ぎて、
真のテーマがボヤける。
随分長い間、折に触れ、
この言葉に支えられた。
It’s showtime.folks!
あと少し付き合えるかな。
ドンデン返しは鮮やか。
でも、偽札造りも
人物像もアナログすぎ。