6060さんの映画レビュー・感想・評価

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デヴィッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で(2007年製作の映画)

3.3

アンジー未だ衰えず。
時代に飲み込まれた
グラム時代のボウイの
繊細さが少し寂しい。

型破りな教室(2023年製作の映画)

4.2

見出したものに驚き、
人生を選び取る大切さ。
静かに心を揺さぶる
学びの本質がここにある。

2040 地球再生のビジョン(2019年製作の映画)

3.9

啓発的で心躍るのは、
海藻による海洋再生と、
市民ダッシュボードの
「I」から「WE」へ。

オークション 〜盗まれたエゴン・シーレ(2023年製作の映画)

3.8

絵画自身が時代を超え
人と人の物語を産む。
競り上がり続ける価値と
木槌の音に鳥肌が立つ。

劇映画 孤独のグルメ(2025年製作の映画)

3.9

主役の多彩な料理が
優しく人を繋いで行く。
それにしても豊さんは
幸せそうに食べるなぁ。

デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

3.6

駄ギャグに我慢出来ても、
マルチバース由来での
再生サブキャラ乱造は、
世界像として破綻してる。

モアナと伝説の海2(2024年製作の映画)

3.7

前作の方が独創的。
呪いとしての近代文明に
NOを言う意図が強い。
宮古で観れたのは良し。

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.8

ポリネシアの情景、
生命ある海の表現、
マウイとの掛け合い。
らしさ満載の冒険譚。

グランメゾン・パリ(2024年製作の映画)

3.8

薄味の物語と人物造形、
契機不明の傲慢男再生。
でも最後のフルコースは
それを補って余りある。

アイヌプリ(2024年製作の映画)

3.8

我々よりもずっと
神様の近くで暮らす
その清廉さと誇り。
僕らが失った多くの物。

小学校~それは小さな社会~(2023年製作の映画)

3.7

成長と秩序を優先して
子供なりの怖れや狡さを
見過ごしてはいないか。
あの頃を苦く振り返る。

カルキ 2898-AD(2024年製作の映画)

4.2

SF風味インド神話って
既視感で舐めてたけど、
その本気度に後半一気に
持っていかれました。

ビーキーパー(2024年製作の映画)

4.1

これぞUSAエンタメ。
なんの捻りも無く、
直球真っ向う勝負。
そこに功罪ありますが。

レ・ミゼラブル デジタルリマスター/リミックス(2012年製作の映画)

4.0

終始圧巻の群像劇だが、
時に恋愛模様が邪魔で、
神への贖罪と学生蜂起が
一本の線で繋がらない。

私にふさわしいホテル(2024年製作の映画)

3.9

のんとハマり役主人公の
パワーの方向性が同じ。
滝藤さんの受けの芝居も
最後まで飽きさせない。

神は銃弾(2023年製作の映画)

3.8

実話としての凄惨さ、
超凶悪な敵の設定と、
ケースの強固な造形に
物語が引っ張られた。

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.8

異形のジャポニズム。
不死と命の相剋と融和。
日本とは異質の何処か、
でも日本らしい何か。

宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

3.7

日村の過剰な芝居に慣れ、
4人の距離感の巧みさで
次第に本当の兄弟らしく
思えるようになって来る。

レッド・ワン(2024年製作の映画)

3.7

世界を回る奇跡こそ
映像化して欲しい。
誰も信じて無いけど、
誰か救えればいいよね。

映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(2024年製作の映画)

3.7

路地の突き当たりに
不思議が潜む定番。
出来事が連鎖する
懐かしい上質の寓話。

地獄でも大丈夫(2022年製作の映画)

3.8

閉塞したクソ社会と
似非宗教の偽物の救い。
その狭間を駆け抜ける
二人の構図が小気味良い。

ヘヴィ・トリップII/俺たち北欧メタル危機一発!(2024年製作の映画)

3.7

真っ直ぐ破茶滅茶、
思い切り支離滅裂。
揶揄してるようで、
メタル愛に溢れてる。

【推しの子】-The Final Act-(2024年製作の映画)

3.5

実写是非を無視すれば、
ヒールの薄っぺらさが
虚実の粗を目立たせる。
ラストに説得力が無い。

どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

3.8

記録として揺るぎないが、
彼女が受けた暴力を、
如何に受け止めるかは、
重たい社会課題となる。

劇場版ドクターX(2024年製作の映画)

4.0

シリーズ未視聴ながら
医療ドラマとして秀逸。
岸部さんにお疲れ様、
西田さんに心から感謝を。

はたらく細胞(2024年製作の映画)

3.7

少し強引で無理筋ですが、
佐藤健のストイックさと
キャスティングの奮闘で、
ちゃんと成立したのが凄い。

ココでのはなし(2023年製作の映画)

3.8

人生で若い時は一瞬、
でも時々立ち止まって
休憩する事が大切。
この空気に浸ってたい。

ホワイトバード はじまりのワンダー(2024年製作の映画)

4.2

人は魂を踏み躙る闇と
無私の光を両方内包する。
そんな事すら認め合えず
人類は未だに殺し合う。

ぼくとパパ、約束の週末(2023年製作の映画)

4.0

スペクトラムはあくまで
個性だと信じる両親の
強さと優しさが微笑ましい。
人と違う事は才能だね。

JAWAN/ジャワーン(2023年製作の映画)

3.7

歌い踊る勧善懲悪に
スロー多用で無駄に長尺。
インド風、幕の内弁当は、
典型的過ぎて食傷気味。

オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版(2024年製作の映画)

4.0

人が夢を追い続けて
叶える物語は沢山ある。
それでも彼の笑顔と視線、
鋼の意志に心が震える。

雨の中の慾情(2024年製作の映画)

3.8

成田凌の鞣し革の声と
曖昧な表情と佇まいが、
時代を超えた情愛の
据えた匂いを漂わす。

コール・ミー・ダンサー(2023年製作の映画)

3.8

彼が踊り出すと
ザワザワと胸が波立つ。
熱情が接続させた世界が
素晴らしくあれと願う。

正体(2024年製作の映画)

4.2

流星の最後の台詞に抉られ、
山田孝之の深い表現が
社会の罪深さを顕にする。
藤井監督はずっとぶれない。

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

3.7

人生の僅かなひと時、
友達だったのって、結構、
奇跡的な事なのかも。
セプテンバーが沁みます。