6060さんの映画レビュー・感想・評価

6060

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トムボーイ(2011年製作の映画)

3.7

燃ゆる女の完成度とは
比べるべくも無いが、
繊細な痛みと歓びが、
ダイレクトに響いてくる。

少年の君(2019年製作の映画)

3.8

受験、格差、イジメを背景に
数限りない印象深い涙が、
ピュアな恋愛を、極めて
高い純度に磨き上げた。

空白(2021年製作の映画)

3.9

主役、脇役の全員が、難しい
テーマを丁寧に誠実な演技で
具現化してる。タクシーでの
古田添田の独り言が沁みる。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.1

利益を求める企業に
倫理や高潔さを求める愚は
半世紀たっても変わらない。
でも映像はそれに挑める。

アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

4.0

民族虐殺の歴史の一頁で
アイダの見つめる空虚が
加担した社会と国連と
自らの罪を問う。

レミニセンス(2021年製作の映画)

4.0

水没都市の壮大なイメージ、
悲観的な人類の未来、
伝統的ハードボイルドに
ウエットなラスト。

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.7

切れ味鋭い犯人役の熱演を
仕掛けられた謎の弱さが
マイナスしてるのが残念。
次はロス編か。

EXIT(2019年製作の映画)

4.0

エンタテイメントに徹して、
たった2時間だけど
珠玉の非日常を味わえる。

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.8

漆黒の重い鉛を呑む思い。
人の嘘に向き合う時、
受容も告発も意味を失う。

シュシュシュの娘(2021年製作の映画)

3.5

監督の心意気は買いますが、
あえて自主映画っぽく
撮らなくても良かった。
福田沙紀が勿体ない。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.0

タイラーとザックの強くて
温かなバディ感が嬉しい。
ダウン症は神様がくれた
個性って思える。

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

3.8

素直に映画への感謝を
感じる直球勝負の台詞達。
マジに57の喬太郎さんと
充希のかけ合いが楽しい。

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.8

芝居巧者の二人の空気に
猫のような奈緒が絡んで
企みだらけの物語が
綺麗に着地する。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

映像展開やアクションと、
楽曲とのフィット感が
革新的な価値を産んだ。
続編が楽しみ。

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.6

緩やかで柔らかなこの物語が
辿り着くべきラスト。
ちょっと甘ったるいけど、
味わい深いラストでした。

白頭山大噴火(2019年製作の映画)

4.0

スペクタクル、謀略、
家族愛、使命感、友情、
知的理系のマ・ドンソク。
色々てんこ盛りの満腹感。

サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)

3.9

コメディとのバランスが
韓国らしい安定の造り。
最低企業社会に個人が怒りを
持てた時代が懐かしい。

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.7

マーベルによる中国市場
分析攻略第一弾。
オークワフィナがいなければ
もっと単調になってた。

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.0

飛躍しがちの物語を、
主人公のピュアな演技と
雪崩れ込むラストの力が
丸ごと引き受けてる。

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.8

オゾンらしい複雑さと
シンプルな恋愛を背景に
極めて印象的な原題と
セイリングが心に残る。

くじらびと(2021年製作の映画)

4.1

紺碧の海と鯨の血潮、
命懸けの銛打ちと、
余す所の無い解体が
一体となり神が宿る。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.9

ハーレイの自力脱出から
俄然盛り上がった。
スタントチームと
マーゴットの見せ場満載。

うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.7

人との距離感だけが
主題だった面倒な時期。
あさのいにおの苦さが
上手くフィルムになった。

ベイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

初見の主役二人で
これだけ楽しめるのは、
素材のフルスロットル感と
それを活かした役柄設定。

オールド(2021年製作の映画)

3.8

シャマランの作品が
奇想で終わらないのは、
人のエゴと本質に
向き合う姿勢ゆえか。

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.8

緊迫感に欠けるが、
原作のトリッキーさを
上手く消化した。
風間俊介が良い。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

構築された演劇的な空虚が、
悔恨や哀しみで満たされ、
ゆっくりと再生が訪れる
深い愛情の物語。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

度外れた鈴木上林の狂気に
真っ当な松坂日岡が器負け。
Level 3は難しくなった。

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.5

マーゴットの煌めきを
ジョーカーが邪魔して、
ありがちな敵で陳腐に。
新作に期待します。

キネマの神様(2021年製作の映画)

3.7

沢田さんの歌のシーンで、
全員の無念さに涙する。
ずっと志村さんに
置き換えて見ていた。

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.1

お婆ちゃんのエピソードと
〈旗を掲げよ〉の歌声から、
一気に物語に呑み込まれ、
街が限りなく愛しく思えた。

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

4.2

再び忘れない、決して
目を背けないという
痛い程の誓いが
全編を貫き胸に迫る。

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.7

受け入れるしか無いけど、
受け止められないリアルが
淡々と積み上がる。

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.9

原作未読ながら、
芝居の出来る旬の世代が
物語のリズムと息吹を
産み出していて心地良い。

SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

4.0

構図はシンプルだけど、
人として生きる意味を
哀切に問う作り手の意識は
しっかり伝わってくる。

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