よしでんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

よしでん

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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.7

兄貴分のアイアンマンは良いキャラしてるし、金かけてるだけあって戦闘シーンとかはやっぱり面白いし、悪役も悪一辺倒じゃないのは良かった。が、それだけかなあと言った感があった。良くも悪くもmcuでのヒーロー>>続きを読む

雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

3.7

セカイ系としての渋みが薄いのにセカイ系としての味付けしかされてないせいで後味が薄い、薄すぎる

でもあの少し肌寒い世界観は好き

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

実は退役軍人ものを見ていたんじゃないか?そう感じてしまったなあ

天気の子(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

新海誠がやりたいであろう事に売れる夏映画要素を重ねて来たなって印象が強かった。ラスト付近とか、やってる事自体は新海(もといセカイ系)なのに晴れ晴れとしてるのはプロデューサーなりRADWIMPSの力技っ>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

3.7

思ってた以上にウィル・スミス映画だった。全体的に無難な作りで原作より良かったな~とはあんま思えなかったのが残念

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.8

散々キミとボク系で感傷ぶってたときよりは垢抜けた作風、オチ。主人公が強がりと決別で天の邪鬼になるところは好きなんだけど、そこであんな抱きつくのはまぁ、童貞臭いって言われてもしゃーないわ感がある。

アメリ(2001年製作の映画)

3.8

序盤のテンポ感が好き。中盤以降はアメリにフォーカスが行くから多少テンポが落ちてしまうのが残念

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.4

思ったよりは中身があったしテーマがあった

アザが最後まで何?だったし、これが家族像!!!ってのがうるさすぎてムカついたけど

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.9

中2以来に見た。当時はガキだったから結ばれなくて悲しいくらいに思っていてしまってたのだけれども、今見ると全く逆のラストに感じてしまって笑った。

栃木のド田舎で主人公を縛り付けたヒロインが最後に待たな
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.7

改めて見ると当時としてもあまり褒められたものじゃないcgで出来てると思うけど、全体のバカバカしいファニーな雰囲気だとこれでもいいかなとは感じる

にしてもウィル・スミスのキャラクター性だから出来てる映
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.7

だらーーっと見る分には良い。2と3しか見てなかったので1は初見だったが、それらより構成がハッキリしてて良かった。
アクション映画はこんくらい脚本安直な位が丁度いいな

メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

言語認識に踏み込んだ内容自体は面白かったが、結局の所で宇宙人の来た理由付けが適当(に思える)な点(あれ程高度でかつ4次元的空間に生きている生命体なのに人間の助けが必要なのか?)や音声言語は無関係の一点>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

主人公が強かった。こういう主人公は女主人公じゃないと中々成立しない。

重々しいストーリーを想像して見始めたら案外主人公が可愛い感じの話で進んで行ったのは予想外だった。だからこそ後半に響く訳だが。
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.9

それぞれ機能不全家庭で育つ少年達がわけもなくつるみ、冒険する。
何かしら影があるからこそ遠慮する事も無ければ威張り合う訳でも無い、自然な関係で居られた夏。
誰しも一度や二度経験する(してないやつは運が
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.5

日常の中に突如現れるテロ、それを追体験するには良い映画
だけどそこまでだと思う、質は良いが作り物のNHKドキュメンタリー見てる気分

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

アマプラに来てたので久しぶりに鑑賞。

やり場の無い感情の臨界点を描いた作品はやはり好きだなあと思う。自己憐憫であることは間違いないが。この映画はチープに完全狂人で終わることなく主人公が狂っていくとこ
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劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

3.8

この映画は単体で見るものではなく、あくまでも繋ぎなのだと考えて見るのが無難だと感じる。制作側もそれは承知の上だろうし、原作の続きが刊行され、久美子達の物語が終わった暁には続編制作が発表されるだろう。詰>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.1

ガキの頃、特に夏休みなんかは起床→これを見ながら朝飯をとにかく毎日やってたと思う。それくらい好きだった

ボーイミーツガール冒険活劇はかくあるべしと言ってるかの様な王道かつお手本の様な作品、王道を突き
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.7

2つのストーリーラインが結局クロスせぬまま終わった消化不良感が凄い。その融合点がそこで収まるのなら別に飛行機じゃなくても良いじゃないか...と
飛行機に関しても、主人公の熱意ってのが十分に感ぜられぬま
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

あぁ、そうだったなぁなんて思いながら脱皮を思い返せる映画だった。全編しっとりしてる訳でもなく笑所が随所に散りばめられてたのもあってかなり気楽に見れたのも好印象。即落ちのシーンホント好き(誰でも経験ある>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.0

ケンが野原一家と家で会話するシーンが好き。未来を諦観しながらも一家に希望を見出していたところがいい

子供向けだけど子供騙しに終わらない映画

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

男がこういう成長を遂げてエンドを迎える映画って言うのはそれほど先鋭的な訳では無いけども、その類似映画にありふれる陳腐な終わり方ではなかったのが良かった。

ほぼワンカットの演出自体にはそれほど必要性が
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ベスト・キッド(1984年製作の映画)

3.6

流れで視聴、大まかなあらすじは知ってたけど見るのは初めて。

無難なストーリー構成に無難なオチ、格闘シーン、カット。見るのは苦では無いくらいには面白いが、また見たいと思える程面白い訳でも無かった。子連
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.9

二人の素朴な信頼関係の形成が良く出てて面白い映画だった。主演の二人の演技も素晴らしい。

カットとか演出とかは割と淡々と進んでいって面白みがなかったんだけど、伝記映画の体をとってる以上まあ仕方ないか

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel II. lost butterfly(2019年製作の映画)

4.1

1章がはっきり言って序章序章&序章で見せ場がランサーvs真アサ、あとセイバーとアサシンくらいしか無かったのと比較して、ストーリーは進むわバトルはより激しくなるわ主人公がカッコイイ決意を決めるわでバチク>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

3.8

本編の話も好きなんですが恋愛とは一切無縁の僕には眩しすぎる...

オープニングの夜景と図書館に行くくだりの八王子ニュータウンの町並みが好きです。プレバブルの時代も相まって、皆がそれぞれの生き方を歩ん
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

ジブリの原点として色あせない魅力があるなあと金ロー見て再確認した。ところどころ拘りの戦闘描写が出てくるけど、あれはパヤオの好みなんだろうな

説教臭い程に映画版はナウシカの清らかさが強調されてて漫画版
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.1

泥臭いながらも染みる映画、努力は実らなくても段々と響いてくるんだよな...

あの映画のせいで「年金目当てで親が死んでも死体隠す豚」のフレーズには大爆笑してしまいやしたがね

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

QUEENにわか用の映画なんだろうけど面白かったなぁ、最後のライブとか分かっていても高まる。

叙事詩的な作品だから結構淡々とは進んでいくんだけど、それで絵になるってのはそれだけ現実のQUEENが凄か
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに見た、ブラックユーモアものでこれ以上に面白いのはあんまり無いよなぁと思う1作

散々番組にどハマりしておきながらトルーマンが自分の意思で出ていく時には感動で周りと抱き合う愚衆がセンセーショナ
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.7

勧められて鑑賞、正直あんま期待しては無かったんだけど普通に面白かった。

後半、得に煮え切らない人生を送ってきた人間には刺さる展開だったし、あそこまで狂わないにしても同じ様な衝動を得た経験がある人間は
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TAXi(1998年製作の映画)

3.6

久しぶりに見た(マジで中学生以来くらいかもしれない)

サミーナセリとエアロバチバチに決めた406はカッコいいけど...まぁ言ってもこんなもんかって感じだった。もっとカーチェイスシーン欲しい(低予算映
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.1

後味が良いか悪いか分からなくなる余韻...そう言った余韻があるのが岩井俊二監督映画の良さなんだろうと思う。邦画は後味が押し付けがましく無く、懐が大きいのが良いところでもあり売れない点だよなぁとしみじみ>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

3.7

ここのアニメスタジオのアニメは初めて見たけれど、出来が良くて面白かった。ストーリーとギャグはありがちだけども挿入曲が楽しいので十分差別化されてる。

ただ...どうしても設定面とかでズートピアと比較す
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.9

人間のエゴとそれの罪を問いかける映画だなぁと。二元論的でなく重層的に描かれたそれについては色々思わされるところがある。(とは言えある程度は勧善懲悪だけど)こんな現代社会に生きている以上エゴは切っても切>>続きを読む

ターミナル(2004年製作の映画)

3.7

見たはずなのに全く覚えてなかったので鑑賞。記憶の中だと社会派映画のイメージが強かった(クラコウジアの革命云々をトム・ハンクスが観るシーンだけ覚えてたからかも)のだけれど、中身はハートフルなロマンスコメ>>続きを読む