ゆぴこさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

EXIT(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

楽しい〜!
未曾有のテロで国の超危機的状況なのにクスッと笑えるところを要所に入れて、感動させ過ぎないとこにセンスを感じた。

オレンジの玉根性で投げた時、人はピンチには普段では考えられないほどの力が出
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V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

3.8

これまでの私の中の韓国ノワール史上類をみないほどの酷い所業にびっくりした。生々しい犯行の様子から始まり、終わるまであの光景が頭から離れなかった。

ものすっっごいイカれたサイコパスをイ・ジョンソクが好
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

めっちゃめちゃ面白かった〜!!
あ〜何回笑わせてもらったことか。

麻薬捜査のため、チキン店を買って潜伏。
そこまでははいいものの、店が思いもかけず繁盛してしまい、捜査そっちのけでお店の切り盛りを頑張
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

目の前で起きた殺人事件を傍観していたその他大勢が有罪か、無罪か。冒頭で物議を醸していたこの疑問を、終始問いかけられているような内容だった。近所の主婦や学校の先生、みんな虐待を知っていて心を痛めて…でも>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.6

美味しそうな豪華な食事が大きな台いっぱいに盛り付けられて0階から降りてくる。上層にいる人たちだけが食事にありつけて、下層にいる人たちは飢餓に苦しむ。

資本主義社会の縮図がこんなヘンテコグロ映画になる
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奴隷の島、消えた人々(2015年製作の映画)

3.3

実話を基に作られてるとはいえ、オチに向かってサスペンスフルに脚色されていてドキドキした!

ハンディカメラで島民に取材している序盤のあたりはちょっとダラっとしてるけど、中盤、何が何だか訳分からなくなる
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

親父は優しいし、ホント親父!って感じで舘ひろしもカッコ良すぎるんだけど、ちょっと情けないよな。親父とケン坊の間にガツンと痺れるエピソードがあったならスッと入ってきたのかも。生き抜く狡さも狡猾さもないん>>続きを読む

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.5

対照的な女たちのマウントの取り合いが面白かった。あんなクローゼットゲットしたら私だったら中身変えずにそのまま使うね。
考察したりする暇もなく、ストーリーに引っ張られ続けるので頭空っぽにして振り回される
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.9

面白そうだと思って見始めてから気付いたけど、韓国でリメイクされていた方を過去に見ていた。

殺されたタカビーな奥様マイカが「そら、殺されても…」っていう位性格悪いし、ドッキリが悪趣味すぎる。

結末を
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セックス・アンド・ザ・シティ2(2010年製作の映画)

3.5

ここでエイダンなのかぁー。。
1泊2万ドルのアブダビのホテルいーなー羨ましいーー。

やっぱりドラマを超えるような気持ちにはならなかった。映画第一弾ではウルっときたとこもあったけど、それも、なかったか
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セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

3.8

みんな老けたなーと思うけど、それでもやっぱり首から下、特にハートの部分は永遠に変わらないんだね〜。

恋愛とは自分の人生の全ての取捨選択の一つに過ぎなくて、結婚してもいいししなくてもいい。子供も。どう
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

麻薬王、通称“イ先生”とは誰か。

サスペンス、アクション、薬密売、爆破、腕切断、バディ、犬!!
盛り盛りの増し増しで胸焼け感。

で、そんな神出鬼没のイ先生はけっこうすぐに予想がつく。これがミスリー
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息もできない(2008年製作の映画)

4.3

多くの方が書いてるように“因果応報”という言葉がぴったりなのかもしれない。
だけど私はそれじゃああまりにもかわいそうだと思った。同じ境遇に立った時、自分はどうなるか。起きた出来事全てが“因果応報”なら
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

あのコンビニの金庫がカギなのかな?
慈善家になってたハンスおじいちゃんは、生きながらえたけど、トムは産まれない…のかな。

思ったよりも面白かった感。
母から子へ、孫へ、全くDNAが受け継がれてない感
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ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

最近は白人による黒人差別を描いた作品が多いけど、世界に蔓延る差別は何もそれだけじゃないよね。インドのカースト制度だって、ほぼ固定された不平等の一つなんだと。

サクセスストーリーはど田舎出身の字が読め
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最初に父が殺された(2017年製作の映画)

4.0

何不自由なく暮らしていた小さな女の子。髪飾りを付けてダンスを踊り、お腹いっぱいご飯を食べる当たり前の日常。これがある日突然、どうしてかわからないままひたすら何日も歩くことになり強制労働、飢餓、蔓延する>>続きを読む

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

人の目を欺いてちょっと強めにいきる(ほんとはボロボロだけど)までスケスケなのは織り込み済み。弱いと思われるのも嫌だけど、強いと思われてスルーされるのも嫌なのだね。
めんどくさいなぁ。

楽しくないのに
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

4.0

海の中の大自然はめちゃくちゃ鮮やかでグロテスク。卵も貝もカニも…うへぇ気持ち悪い、と思ってた。
タコの彼女がぴょこんとオッサンに飛びついて、オッサンはにんまりナデナデ。あれ、可愛いじゃないか…。命の尊
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

4.5

虫が巨大化して人間を食い尽し、人類の95%が死滅した世界。7年間地下から出ていないジョエルは7年ぶりに彼女に会うために外に出ていく決意をする。

新しい自分、孤独と恐怖の中で見つける優しさ、そこになく
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楽園の夜(2019年製作の映画)

3.8

「生き残るための3つの取引」「新しき世界」がかなり良かったので、同じ監督の新作ということでかなり期待!

シャクシャク音が耳に残る、刃物へのこだわりは上の2作品にも共通してる
私のギリギリ見れるか見れ
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127時間(2010年製作の映画)

3.5

痛みがこちらまで伝わってくるー!!
変にドラマティックにはしていない脚本が、よりリアルで、見たというよりは体感した気分。

あんな状況で127時間私だったら無理だ。
無理でもどうにもならない状況下。
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

斬新だけど、PCの画面にする意味ある?と疑問だったけど、PC画面だからこそのドキーーーィッッッが1回!

テンポ良く進む新情報のおかげで飽きずに見れたけど、斬新だなっていうの以外あまり記憶には残らない
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.5

初めは鼻で笑いながら見てたけど、なかなかに楽しめた!松本スゲーいい奴すぎて笑った〜
「オーケー?」じゃねーーーよ!
アンジェラが「アタシ、お腹すいたヨ」から「もう限界、ダヨ」まで短すぎてウケた。

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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.4

キラキラ犯罪物語
ジェニファー・ロペスが凄まじかったー。
搾取される側から搾取する側へ。
常に男から虐げられ品評され続ける場所でのし上がってきたラモーナの搾取は容赦ない。
だけどきっちり線引きしてるん
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.0

韓国のオートロックの信頼性の無さはもはやあるある。初めの3分がめっちゃ怖かった。そしてそこがピークだった。

つまらない、というわけではないんだけど、韓国映画はこーゆーの大得意だと思ってるので、今まで
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

なんかもう、結局ゾンビの話は最終人間×人間のデットヒートになるのか…。もうすばしっこいゾンビは脇役よね…。

同じく韓国映画の「FUL 運命の36時間」でも、大切な人を救いたい一心でその他大勢の命を危
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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

いい!
面白かった!

2時間ゲイになったテスの足パカで大爆笑させて頂きました〜!ユ・ヘジンにぴったりの役だったな〜
イェジンはあんなに娘に厳しくしてるのに、蓋を開けてみれば1番ヤバイ秘密持ちだった。
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

『ダイナー』ではなんかハナについた蜷川実花の演出は『人間失格』ではピッタリだったな。

ダラ男代表太宰治。
大体のことは流れに乗って「ま、いっか〜」だったけど、最期のは、「あ!間違えた」なのかな。
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そこにいた男(2020年製作の映画)

3.2

サクッと半ケツを見た。

うーん🤔
そういう男が悪いのか、
そういう女が悪いのか…

させてるのか、
させられてるのか…

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.0

怖いけど、けっこう笑える感じ。
とにかくおかんの顔芸が驚かせてくれる。

ホラー・オカルトに疎い私は、風味だけ楽しんで、後からじっくり公式ネタバレを読んで「ふむ」と納得。

それ以上、何かを知りたいと
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この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

3.7

何もかもがちょっとづつ上手くいかないとき、「この世に私の居場所なんてない」って思う気持ち分かる。

ルースのちょっと最悪な日常をコミカルに描くスタート。変人トニーと出会い、空き巣に入られた時、一周回っ
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名もなき復讐(2015年製作の映画)

3.3

事故で家族を失い、言葉もうまく話せなくなった
ジウンはある日男たちに襲われてしまう。警察にも相手にしてもらえず、家に帰るとそこでまた…!

という展開なんだけど、このストーリーにはジウンだけでなく、男
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ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

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オカルトやエクソシスト系のストーリーは好みではなくて、パク・ソジュン主演でなければ絶対見なかった系。私が評価してはダメだと思う位内容は合わなかったので、感想を一言。

カッコ良かった。
ごめんなさい

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.6

ファッキンイデオロギー!も良かったんだけど、個人的には
“I want to just dance”

ファッキン戦争!!
はぁ〜あ。泣

ノーマル・ハート(2014年製作の映画)

3.9

1980年代にまだHIVはゲイのガンだと言われていただなんて。未知のウイルスへの反応は、今のコロナ渦の世の中にとてもよく似ている。

最前線でウイルスと戦う人々、愛する人を失った人の熱を世間に伝えるの
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