YuiMoritaniさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.0

すべてのサウンドクリエーターさんにスタンディングオーベーション👏👏

もちろん予算も関係するだろうけど、こんなにも細かく丁寧に感情や演出を表現するために、尽力を注いでくれている。

映画はすべてが詰ま
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.9

繊細でクレイジー。
この感覚久しぶりに浴びたかもしれない。

料理人の本当の喜びは真心込めて作り上げた料理を提供し、お客様に美味しいと感じてもらい、心に刻まれること。

予約の取れない感度の高いレスト
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.7

感想を書かせていただく前に一言。
たいっへん申し訳ないのですが、漫画読んでません。

国民的漫画だということは重々承知な上に、世代的には少し上だったスラムダンク。
当時、スポーツ系の漫画からはほど遠く
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.4

12歳でなくともこれは精神的にきつい。
途中出てきたとてもまともな大学生の青年にまさかの癒やされた瞬間に、ずっと見ているうちに私も精神蝕まれてたんだなと気づいた。
もし自分の彼氏がネットでティーンエイ
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フォーリング・フォー・クリスマス(2022年製作の映画)

3.2

THE X'masの気楽に見られるアメリカンムービー。
たまにはほっこりも見てみよかなと。
リンジー・ローハンってずっとお騒がせなのに、ちゃんと主役でオファーがあるのほんとすごい。

途中からジェイク
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.8

司馬遼太郎原作
お恥ずかしながら歴史をかいつまんでしかインプットしてないため、途中から歴史に知見の高い祖母に解説してもらいながら鑑賞w

新選組ってたった6年しか活動してなかったのか、、
武士になりた
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.8

普段アニメ見慣れてないこともあって前半はフィーリングについていけずだったけど、途中からの巻き返しがすごかった。

新年のスタートに見るのにとってもいい作品でした。

当たり前のことは当たり前じゃない
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

調停に入ってしまい、泣く泣く降板になってしまったジョニー・デップの代わりにマッツ・ミケルセンになることでぐっとクラシックになった本作。

ツッコミどころはもちろんあるけど、なんだか大人ムードを醸し出し
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また、あなたとブッククラブで(2018年製作の映画)

3.5

ダイアン・キートンとジェーン・フォンダは絶対裏切らない。

母になんの映画見てるの?と言われ、67歳の女性の話って言ったら、え?私67歳と言われた。

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.2

難しいなー、、、これは、、、

ナレーションが物語を見ていく上でとても救いになりました。

善悪は見て決めてくださいっていう映画かな。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

そりゃ泣くよ。
途中からしか見てない父も泣いてたよw

聞かせることができない娘も辛い
聞くことができない親も辛い
障害は誰も悪くない

音楽が大好きな私には本当に辛いって思うシーンがたくさんあった
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.3

ジャネル・モネイはやっぱりかわいい。

伏線もストーリーもあんまりハマらなかったし、本来こういうスタイルの映画は現場にいるすべてのキャラクター設定が大事なんだけど、それぞれのキャラクターの濃さが中途半
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.8

ディズニー映画スタイルではなく、こーゆー硬派な演技のジョニー・デップ観たかった!

どこまでほんとなの?と思って、史実を確認してみたらすべてが事実だった上に事実はもっと壮絶だった。

真実を追求する覚
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.8

世界中で問題視されている山火事をテーマの一つに掲げ、広大でとても美しい森林から発生する、恐ろしすぎる自然の脅威をストレートに描いた本作品。

迫りくる暗殺者と山火事。
少し山火事を都合よく描いている感
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.5

シンプルなはずなのに複雑に絡み合うエモーショナル。

岩井俊二映画といえばの映像の透明感と青春キラキラ。

それぞれの想いであって、真実は誰にもわからない。

中山美穂と豊川悦司をこう使えるのはラスト
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罪の声(2020年製作の映画)

3.8

しっかり社会派でしっかり見応えのある映画でした。
グリコ森永事件をあまりきちんと知らなかったので、この機会にリサーチしたいと思う。

知らない間に、犯罪に加担させられていた子供たち。
踏み入れてはいけ
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.8

日本人が見るべきテーマだと思うが、私は被災者の方々には勧めることはできない。

被災した人たちの生活
生活保護
の2つの軸をテーマに進んでいく。
その2つの問題は少し根本が違うが、交わらせることによっ
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.3

ストーリー自体はとってもおもしろかったんだけど、私は色々と不完全燃焼だった。

急ぎ足で展開してしまった。
そんな感覚になりました。

人気漫画家になったそのくだりは?
漫画と実際の犯罪がリンクしてる
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空白(2021年製作の映画)

3.2

確かに題材はとても重い。
どうしようもない気持ちのはけ口はなかなか見つけられず、どう消化すればいいのかわからないそれぞれの想いがそこにある。

でも、所々気持ちが冷める。
リアルに写したいのかもしれな
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.4

蜷川作品苦手なので少し敬遠していたのですが、久しぶりに邦画を観たくなり、観てみました。

史実で想像するにとても魅力的で色気があったんであろうと思われている太宰治を小栗旬が演じきってくれていました。
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.6

とにかく愛に溢れて可愛くてほっこりする。

細かいことはおいておいて。
クリスマスを楽しもう!というメッセージが散りばめられたお話でした。

ケヴィン・ベーコンがほんとにウケる。

メッセージ(2016年製作の映画)

3.7

SFものは少し苦手なので、鑑賞プライオリティが低かったのですが、なんとなく気分になったので見てみたら、え!面白いやん!と思えるSFでした。

SFジャンルにしているだけで、テーマは言語や判断能力の話。
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

想像してたものを軽く超越してくれてて、めっちゃ良かった。

北アイルランドの宗教による人の分断の話。混沌とした情勢と街の中でも自分たちの誇りを持ち、毎日を明るく通常通りに過ごそうとする登場人物みんなが
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モービウス(2022年製作の映画)

3.5

え、なんかめちゃ伏線的に作られてる映画なのかな?!
ポストクレジットとエンドクレジットって絶対伏線やん!

とりあえず、マイロはどーしちゃったの、急に。ラストナイトインソーホーからのモービウス見たので
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.4

疲労気味で見てしまったからか、人のせいにするという女のというか人間の嫌なところが露呈しているように感じてしまい辛かった。男も悪い、時代も悪い、だけど生きていかなきゃいけないし、自分で頑張るしかないんだ>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.0

いくつか気になる点はあれど、チャドウィック・ボーズマンに対するリスペクトをとても感じられる今作。

喪失感がテーマの一つになっているが、それを気持ち的に落とし込めなくて彷徨ってしまう、それがクリエイテ
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.4

とりあえず、トムホかっこよい。

マーク・ウォールバーグがなんかかっこいいのかふざけてんのか、常にわからないw

普通のバーテンダーが超人のような戦闘をすることに、え??しか思えなかったけど、それがゲ
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.5

マ・ドンソクが半端ないとしか言えない。

こんなにシリアスなのに
半分くらいはほんわかシーンでその対比が救われるし、最高のバランス

パリピ的アフターライフの始め方(2021年製作の映画)

3.2

飛行機移動用にキュートなカジュアルムービーとしてダウンロード

スタイリングやヘアメイクがティーンっぽいのが気になった。
とりあえず、酔ってるときは気をつけようと思った。

逃亡者 カルロス・ゴーン 数奇な人生(2022年製作の映画)

3.5

カルロス・ゴーンのルノー時代などあまりきちんと知らなかったので鑑賞。
初めは見た目冴えないコストカッターだったけど、地位と名誉を築いて豪遊おじさんに。
とはいえ、アメリカの一流企業などもトップはヴァカ
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.8

ジェシカ・チャステインとエディ・レッドメインのダブル主演で見ないわけがない。
そして、二人の演技はやはり素晴らしく、久しぶりに背筋からゾクッとする映画だった。

全体的に色彩が暗く、静かなトーンでの会
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おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)

3.5

ブルゴーニュの一等畑なんて絶対売ったらあかん!!何言うとるねん!!
と思いながら見てしまった。

フランス人のワイングラスの軽い持ち方ってなんであんなにおしゃれに見えるんだろうか。

ぶどうとワインに
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.4

普通にキツイテーマ。
全体を通して常に物悲しい。

常にいい子を演じながら空虚でいるか
自己肯定力に向き合っていくか

ヘイリー・ベネットの怪演
乾いた空気とおしゃれなインテリアやきれいな景色

妊娠
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アート・オブ・ラップ(2012年製作の映画)

4.0

ストリートミュージック好きな人には何歳でも見てほしい、レジェンダリーヒップホップドキュメンタリームービー。

Ice-Tじゃなかったら絶対叶えられない1980年〜2010年くらいまでのトップオブトップ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.9

映画館に見に行けずくやんでいたこちらの作品。やはり映画館で見て没入感味わいたかったかもしれない。

ふとした気付きの演出は没入してるからこそ、はっとして心揺さぶられる。

世界観の作り方
残酷に見える
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ワイン・コーリング(2018年製作の映画)

3.7

ロードムービーのような自然派ワインのドキュメンタリー。

ヒッピーでこだわってて頑なな、新興宗教のようなイメージを持たれることもあるナチュールワイナリーをとてもナチュラルに描いていて、共感できる内容だ
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