ヤマハさんの映画レビュー・感想・評価

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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.1

YouTubeに東電の当時の映像があったがこれほどまでに忠実だとは思わなかった。あの震災を経験した国の一員として観ておくべき作品。

永遠の0(2013年製作の映画)

3.2

生きるということはこの身がこの世にあるということだけなのだろうか。

七つの会議(2018年製作の映画)

3.2

さすが野村萬斎先生の出演する作品である。狂言を垣間見るコミカルな動きで躍動感が美しく際立って話に引き込まれまさに「主演」と言う他ない存在感であった。
加えて、半沢直樹等の池井戸潤が原作の作品で出演する
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.2

本作を観る方々には是非、「これはフィクションだから」等と思わず1人の観客として映画に参加して欲しい。冒頭からほとんどが魔法にかけられる。

この作品は手品を用いた詐欺師と捜査機関の攻防を描いた物語であ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.9

2人目が家に入ったあたりで、「パラサイト」の意味を理解し、結末まで何となく想像できたつもりだった。ディズニー映画がそうであるように、面白い映画というのはぼんやりと結末が先に見えるシンプルなことが少なく>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.2

優しい嘘はあるか。私は優しい嘘など無いと思う。嘘を突き通せば良いという者がいるが、それはもはや真実だ。
しかし、嘘を吐くなとは言わない。とことん非情な嘘ならば、それは正しく真の嘘だ。

本作は嘘に焦点
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.0

現実逃避は素晴らしいが逃避した先もまた現実であることを忘れてはいけない。

科学技術が発達し、私たちは「アバター」に自身を投影できるようになった。ゲームの世界で自分は今よりもずっと勇敢になれるかもしれ
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.8

人生の岐路に立ったとき、私はどのようにして決断するのだろうか。

『魔女の宅急便』この作品は13歳になり修行に出たキキが新たな居場所を見つけ、自らの生き方を模索する話である。
主人公が魔女である以上現
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.8

大学の講義中、教授のPCにロックハンマーのシールが貼られており、気になって仕方がなくそれだけの動機で視聴したのだが、これは傑作としか言い様のない作品であった。

自由とは何か。ルールが無くなれば自由な
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

3.6

以前個人的に映画を撮影したことがあるのだが、この作品はまさに脚本のバイブルであった。今回はたまたま地上波で視聴し、レビューを投稿する。

本作はディズニー映画の真髄とも言えるストーリー展開を持つ。互い
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.7

『ファイナルファンタジーXIV』
ゲームの中のリアルなストーリー。
エオルゼアを舞台にした映画は今までに無かったであろう。

「たかがゲーム」とはよく言われる言葉だが、オンライン化が進みその中でコミュ
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

1.0

漫画も全巻揃えるほどのカイジ好きだが、この映画はあまりに酷い。駄作としか言い様がない。
ギャンブルを詰め込んだだけでそれぞれに全く深みが無く常に結末を予想できる。見所は作者の福本伸行先生が今回も登場さ
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春待つ僕ら(2018年製作の映画)

1.0

恋愛とは往々にして上手くいかぬもので、運命的な歯車が噛み合うことすらある。
しかし、だからといって自分を好きな人に自分磨きをさせ続け、その一切を無下にするというのは悪であろう。そんなことを平気でするヒ
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麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

1.2

某滝氏の事件で、5年をかけた大作が上映されぬのではないかと報道された作品であるが、あまりにも無秩序で不明な動画であった。

ただ、私自身麻雀好きなのであるが、1人のアマチュア雀士という目線でこの作品を
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.8

人の美しさとは何なのだろうか。

初対面の人の第一印象は、一般に、顔や服装、所作だろう。いわゆる外見である。そして、それが認められて初めて内面を知られることになる。ゆえに、余程不潔とかいうわけでなくて
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ドラえもん のび太と雲の王国(1992年製作の映画)

2.8

映画ドラえもんの中では2番目に好きな作品。

舞台は雲の上。誰もが1度はその上に降り立ってみたいと夢見る場所ではなかろうか。

視聴者からツッコまれないように工夫がなされつつ、過去作とも繋がった奥行き
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

5.0

洋画好きの私がまさか邦画に5.0を付けることになろうとは思ってもみなかった。実を言うと、実際の評価は3.5前後なのであるが、殊この作品に限っては5.0にせざるを得ない。

あまりにも自らの高校時代と似
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カイジ2 人生奪回ゲーム(2011年製作の映画)

3.3

なぜ人はギャンブルに魅せられるのだろうか。本来ならギャンブルとは、期待値が賭け金を大幅に下回るのが普通であり、必ず胴元が勝つように計算され尽くしている。しかし、それでも人が賭場に集まるのはそこに夢があ>>続きを読む

ムカデ人間(2009年製作の映画)

2.5

狂っているの一言。

とにかく理解に苦しみ度肝を抜かれてしまった。有名であり、あらすじは把握していたのだが、まさかここまで大胆に描写されているとは想像できなかった。狂気の問題作としか言い様がない。
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.9

もしも自分が世界に中継されており、自分の周囲の人々はただのキャストで自分との関係が実は酷く空虚なものだと知ったら正気ではいられないだろう。しかし、この物語の主人公はずっとそんな世界を生きてきたのである>>続きを読む

[リミット](2010年製作の映画)

1.1

キャスト1名、場所は1箇所のみという設定に心踊って視聴してみたが、あまりにも面白くなさすぎる。
詰め込みすぎて何がしたいのかわからなくなってしまったイメージ。
これならば、高校時代に仲間達と文化祭で作
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.2

果たして彼にとって、この物語は「運がいい」と言えるのだろうか。
物事には偏りがあるのが常で、均等とは限らない。だからこそ人生とは面白いものであり、ワクワクさせられるのではなかろうか。それを私たちはなん
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.2

それぞれに問題を抱えた登場人物が対立を重ねながら次第に心を許し、最後には共通の問題に立ち向かう典型的なストーリー展開。典型的であるからこそ話に入り込みやすく、また、自分と似た境遇のキャラクターを探すこ>>続きを読む

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