pinkぷーるさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.6

ジュディの幸せは何処にあったのだろう。最後のOver the Rainbowが泣ける😢
レネー・ゼルウィガーのむっちりイメージのオシリがシュッ!そして‥歌うまっ!

羅生門(1950年製作の映画)

3.7

藪の中の遺体。
これを取り巻く男女四人の異なる証言。
木漏れ日が三船敏郎と京マチ子をキラキラ映し出し、演技に凄みが増してます☺️
感覚や価値観は現代と違ってるけど、人間の本質はいつの時代も変わらないも
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オールド(2021年製作の映画)

3.6

断崖絶壁に囲まれた美しいビーチ。
時間を忘れリラックス✨のはずが‥登場人物が映る度に恐ろしい程の時間経過を感じる映画。
一時間で2年。
一分12日。

最期の数々を目にすると、人生半ばの怒りやストレス
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ビー・デビル(2010年製作の映画)

3.5

人間の闇とは?
人間の心を支えるものとは?
胸糞からの復讐劇!
ただ最後は、会えなくなった親友に会いたくなる✨

四月物語(1998年製作の映画)

3.6

上京したばかりの女子大生、松たか子演じる卯月の物語。どしゃ降りの名シーン☔
赤い傘のせいか上気したような赤い頬❤️こんな可愛い作品をみると、雨もまた良いなぁと思える😊

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.4

青春映画か?ホラー映画か?
ラスト15分で印象が変わる‥!?
好みが分かれるところではあるが、ラストでグッと面白みが増す。
一方、少年キャラは良くできていて80年代映画作品へのオマージュを感じる。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.6

自分が何者でもないのに何者にもなれる。なった気がする。17歳この時期ならではの奔放さと閉塞感、孤独と自由を懐かしく感じるなぁ😊

ルチオ・フルチのクロック(1989年製作の映画)

3.5

ルチオフルチ良い❤️
時間逆行型ホラーで、展開の可能性が無限にあり過ぎて💦
あれは?これは?どうなる?どうする?‥で、
想像が掻き立てられる。
動物虐待からの残忍性対決!
そして、復讐劇横行😱
古典伊
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.8

美少女姉妹の透明感と柔らかさのある美しさが全てを包み込む。陰鬱な部分は深く手が届かない所にあるよう‥。この歳ならではの理由のわからない感情や行動が思い出されて懐かしい✨
電話で音楽を流し、お互い応える
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.8

冷酷非道な殺し屋シガーが魅力的。
世間的には無秩序だけど、独自のルールに従順で秩序を重んじるあたり、静かで穏やかさを感じるなぁ😊
決定的なシーンが描かれてないあたりも洗練されていて、コーエン兄弟に興味
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

#Jim Jarmuschのゾンビ映画
豪華キャストで3人の警官がコメディ映画のようで可愛い❤️❤️❤️
寝言のようにブツブツ言ってるゾンビがツボw

以下の点が気になりますが‥

葬儀屋ゼルダが柔道
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

ウェスアンダーソンの世界を100%楽しめる❤️
第一話 コンクリートの「確固たる名作」
気になる‼️天才画家と看守の関係

第二話「宣言書の改訂」
シャラメ様登場❣️

第三話「警察署長の食事室」
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

3.8

同房となった三人の友情ストーリー!
ロベルト・ベニーニのちょっとヘンテコな英語と丸焼きウサギを前にした「ぼくの家族とぼくのウサギ」の話が良く、ブラックユーモア好きに観てもらいたい作品。若きニコレッタ・
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.9

久しぶりにハマる映画❤️

ギャンブラー ウィリーと仲間のエディ。そのいとこエヴァの放浪ストーリー。

最高のタイミングでカットされた1シーン。
シーンが短く間に黒コマが入る。
無駄なものが省かれ、見
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シルバー・サドル 新・復讐の用心棒(1978年製作の映画)

3.4

ルチオ・フルチのマカロニウエスタン!

10歳で人を殺し殺し屋と呼ばれるようになったロイが、両親をなくし富豪になった事で事件に巻き込まれる姉弟を救う。

ロイと幼いトーマスジュニアに芽生える信頼と愛情
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ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

3.7

チャック・ノリスvsブルース・リー‼️
コロッセオ対決が必見。
アクション以外ではスープたくさん頼んでしまったり、美女の裸体に戸惑う等、様々なブルース・リーの表情が見られて嬉しくなる作品。
そしてノラ
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荒野の処刑(1975年製作の映画)

3.7

西武の町を追われた詐欺師と妊婦娼婦とアル中と黒人墓掘り人の砂漠旅&サディストのチャコへの復讐劇。
ルチオ・フルチ作品で何処かでホラー路線では?という予想は完全に外れ、爽やかな曲調にのってウエスタンぽく
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メメント(2000年製作の映画)

3.8

最後が最初で最初が最後。
難解さはありながら混乱はせず最後まで鑑賞できる。突然二本の道の交差点中央に立たされているような感覚になる時点があり未体験の感覚で楽しめる。
主人公と同じ、記憶がリセットされる
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.5

投資家で富豪のニコラスに仕掛けられたゲーム。ニコラスの妄想か現実か?ラストはハッピーエンドか悲劇か!?最後の最後まで(このあたりセブンと共通)楽しませてくれるデビット・フィンチャー作品。

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.0

騎馬武者と真壁六郎太の馬上シーンは圧巻!
雪姫の野性味と眼差しは‥きっと素材ですよね⁉️唖を装う事で強調され作品の中で輝いてます☺️
更に藤原釜足さんの又七役がハマりまくって最高❤️

ビヨンド 4K レストア版(1981年製作の映画)

3.6

イタリアホラー映画の巨匠ルチオ・フルチの名作。
「エイボンの書」詩的世界と画家シュワイクの釘打ちからのグロ系B級感が絶妙ブレンド!
どこから来たのー?の蜘蛛襲撃やら、のっそりゾンビやら、「やりたい放題
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生きる(1952年製作の映画)

3.9

胃癌で残り僅かな命と知った市役所課長(志村喬)がこれまでの人生を悔い賢明に生きる。

定年も近い市役所「課長」設定がリアル!
「活」の象徴的「とよ」に魅せられ翻弄され、ようやく出てくる課長の人間味がい
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.0

海面上昇し水没した世界。
ニック(ヒュー・ジャックマン)は過去の記憶に潜入するビジネスで、事件の証人からの記憶の引出しや過去の幸せな記憶を求める人々に応える日々。そして突然現れたメイはニックの心に深く
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赤ひげ(1965年製作の映画)

4.0

風変わりでありながら貧しい人々の真を知り温情を施す赤ひげ先生と、志高く今後エリートまっしぐらであろう若き医師。貧困ゆえに最後は命さえも奪われる人々の物語。
休憩を挟む3時間上映の中には色女や長屋の六助
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仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

4.2

抗争に加え、村岡組ヒットマン(北大路欣也)と組長姪(梶芽衣子)の悲恋が描かれる。千葉真一演じるテンション高めの過激な悪役、大友勝利が‥もう最高です☺️

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.6

戦後の黎明期。呉の覇権争いと統制。
混沌とした闇市のシーンから衝撃を受ける。「ヤクザの仁義とは?」親分が妙に金に汚いのがリアル。

東京暮色(1957年製作の映画)

3.3

有馬稲子の笑顔がない作品で、内容も非常に重々しい。あらすじを話せばドロドロ系💦しかし如何なる時もはやりすっきりとして美しい‥小津作品✨
ラストはグッときます😭

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

アガサ・クリスティ的ミステリー。
舞台が館ということもあり良い意味であまり現代を感じない。
ブレードランナー2049のアナ・デ・アルマスが相変わらずの癒やし😊
王道ミステリーにも豪華俳優陣にも満足☺️

椿三十郎(1962年製作の映画)

4.0

エンタメ性が強めの「椿三十郎」面白い☺️
奥方はじめ押し入れの人や城代家老睦田等「弛緩」役のキャラがよく、名セリフが最後に残る。
決闘シーンは「目にも留まらぬ早業」は勿論、血しぶき飛ばしが素晴らしい👏

オオカミは嘘をつく(2013年製作の映画)

3.4

イスラエルのスリラー映画。
脚本は山小屋をJAWSの漁船に見立てたという監督。(イスラエルのスリラー映画開拓者だそう)
驚くのは登場人物の凶暴性。迷いのない拷問シーンにこちらが躊躇する。
ラストはどの
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イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

3.8

1963年チェコのSF映画。
アルファ・ケンタウリ系を目指すイカリエ-XB1。その存在すら知られていなかった巨大なダーク・スター。その影響と結末とは!?
モノクロ映像で構図が美しい。ドラマチックなスト
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ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

3.6

唯一と言っていい男性登場人物、ライムンダ(ペネロペ)の夫パコは男性の代表格。ヒドい描かれようだが弁解の余地はない。
通りで世間話を軽く交わしながらお肉を調達!デザートもget!のシーンは華麗。ただ状況
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ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

3.3

女性を虜にする花屋アルバイト&ジゴロ業のフィオラヴァンテの恋のストーリー。
キャンドルの炎とジャズの名曲。温かみがあり柔らかい映像の作品。ひと癖あるけど何だか可愛いマネージャー業のウディ・アレンがいい
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大脱獄(1975年製作の映画)

3.3

高倉健・菅原文太の共演。
あれにアレ入れてカイロ!?
検○って牛乳瓶!?‥&そのまま!?‥とツッコみどころ多しw
ダブルのファーコートを着こなす菅原文太は流石でRoberto Cavalliとか似合い
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用心棒(1961年製作の映画)

4.0

言うまでもないが傑作!
犬の「手」シーンがまず最高✨
コメディ要素もしっかり。
黒澤ファミリーの皆様の役作りが楽しくて他作品とは違ったキャラクター演技が見物。終わりが「おおーあれ?」と、最初のシーンと
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アスファルト(2015年製作の映画)

3.9

フランス郊外の団地を舞台にしたコメディ群像劇。
団地に不時着したフランス語が話せない宇宙飛行士×英語が話せない団地住人マダムのちぐはぐでほっこりな会話。夜中にこっそり食料調達する中年ふとっちょ住人の片
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