Yoshiさんの映画レビュー・感想・評価

Yoshi

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バッドガイズ!!(2016年製作の映画)

1.9

娯楽として面白かった。
とにかく舞台の自然が綺麗で見ていて飽きない。
物語も勧善懲悪が成されて、かつアウトローの自由な終わり方が、スッキリ見終われた。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

2.5

バードマンも似たような簡単にわからせてくれない「高等芸術」ストーリーだったように思う。

ニューヨークの舞台芸術ってこんな感じなのかなと思いながら観ていた(ニューヨークに行ったことすら無いが)。

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Saltburn(2023年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

中学3年生がひろゆきにハマって作ったような厭世的作品

登場人物の行為に全然背景とか合理性が見えてこない所に、ひろゆき的なキャッチーさだけを考えたような浅薄さを感じた。

今の自分と異なった価値を持っ
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ステップ・アップ(2006年製作の映画)

2.0

ダンスが圧巻

ダンスがとても活き活きとしていて役の性格や背景が伝わってきた。

ただ、自閉的な脚本には辟易した。都合好く動きすぎる登場人物が全て同じ人間に見えてしまった。

それでも、なんとなく素人
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

-

分かるようでわからなかった

性的少数者の主人公がパートナーの急死を機に様々な理不尽や葛藤を突きつけられていく物語

映画を追っていく過程で、私は辛くなり憤った。その一方でこの気持ちは本当に存在するも
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タイムリミット(2003年製作の映画)

2.0

最近見た思考停止で見る映画の中で一番の作品だったかもしれない。

デンゼル・ワシントンは今まで硬派なイメージだったので、今作の一貫して判断が悪い姿が新鮮だった。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

-

配役が素晴らしかった。
アダム・ドライバー、マッド・デイモンのようなメインストリートを行くスターを起用したことで、愚かさが際立って見えた。

「A」(1998年製作の映画)

-

その瞬間、そうした立場で、そこに、いる理由がある

この映画は、なぜオウム真理教が広まったのかという問いとそれに対する試論を提供している。
オウムがなぜ生まれて、拡大していったのか。
彼らは我々とは異
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

フェミニズム的なメッセージが強い

自己決定や仕事に生きることに男性性がついていること。
可哀想な女性イメージへの対抗だろうか、女性が独立していて、典型的な周囲に救われる描写が無い。

労働環境に関し
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青い春(2001年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

トレインスポッティングを連想した映画

何がそうさせるのか。
冒頭から背後に移り続ける四方を囲む団地は、強力に働く規範をイメージさせる。
自らの文化のように振る舞うヤンキー的な生活を、実は誰も選択して
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メッセージ(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

サピアウォーフ仮説みたいな知ったかぶり設定が核になってしまったのが、受け付けられなかった。

SFは、全くのフィクションか、あり得るかもしれない現実の延長か、に世界観が別れる気がしている。

本作は後
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