キラよしさんの映画レビュー・感想・評価

キラよし

キラよし

ピンク・パンサー3(1976年製作の映画)

3.8

クルーゾー警部のアホっぷりのせいで、病んでしまったドレフュス元主任警部。クルーゾーに復讐するために、ドレフュスはなぜか悪の集団を結成するのであった。
前回よりもドタバタぶりがましたピンクの彪。クルーゾ
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ピンクパンサー(2006年製作の映画)

3.8

ピンクパンサーリメイク。
こっちのクルーゾー警部の方が間抜けすぎる本作。

サイドウェイ(2004年製作の映画)

3.7

小説家志望で離婚を引きずってる教師マイルスは、俳優で親友のジャックの独身卒業旅行として、ワイナリーをすることに。そこで新たな出会いと、危ない橋を渡ることに。
ワインテロ事件。ワイン通のための映画。ワイ
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ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

4.0

偽カード集団事件を追っていた刑事アクセル。ある日ビバリーヒルズで親しくなった警部が、謎の強盗団によって重傷を負う。アクセルは前作で知り合った刑事二人とともにヤバそうな強盗団を追うことに。
久々のエディ
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プリシラ(2023年製作の映画)

3.6

ソフィア・コッポラのエルヴィス。
エルヴィス・プレスリーの妻、プリシラ視点で描かれる本作。
バズ・ラーマンの『エルヴィス』見ると大体の大筋と彼らの環境下がわかるかもしれない。

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

3.7

書けなくなった既婚or作曲家がBarで出会った、船乗りの女性。彼女の出会いによって、神経質な作曲家のインスピレーションと生活環境は、メチャクチャになるのであった。
スランプ作曲家とクリスチャンな潔癖精
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真実の瞬間(とき)(1991年製作の映画)

3.8

ハリウッドの赤狩り。
ソ連の脅威もあった時代か、共産党狩りが溢れていた。共産党の集会に少し参加しただけで疑われてしまう。そして家族や友人、仕事が失う。そのような最悪な状況が20年も続いていた。

貴公子(2023年製作の映画)

4.0

フィリピンに住む混血児の青年マルコは、実の父に韓国に呼び出される。そこで財閥の醜い争いに巻き込まてしまう。そして謎のサイコパスにストーカーされてしまう。
エンジョイサイコパスが華麗に追っかけまわしたり
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レジェンド/光と闇の伝説(1985年製作の映画)

3.7

魔王の策略によって、ユニコーンの角と王女が攫われてしまった。王女と仲のいい青年は、森に住む妖精たちとともに魔王のもとえ向かう。
リドリースコットらしからぬ本格ファンタジー。ロココ調を思わせるような春の
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.8

コールドスリープから目覚めた宇宙飛行士たちが不時着した場所は、猿が文明を支配する惑星だった。
支配種逆転SFの金字塔。ジョン・チェンバースの創った、見事な猿たちのリアルな顔の動きが最高に惹かれる。

パトリオット(2000年製作の映画)

3.8

家族と平穏に暮らしていたかつての英雄が、アメリカ独立戦争に巻き込まれる。
メルギブソンと若きヒースレジャーのアメリカ革命。鬼神のごとし父と、義のために戦う息子。そしてど畜生ブリカスのイギリス軍大佐。

スペースマン(2024年製作の映画)

3.6

孤独な宇宙調査任務を勤しむ、チェコの宇宙飛行士。しかし船内で謎のクモのような生命体に出会した!

男と謎の生物のしばしの交流のものがたり。そして地球に残した妊娠中の妻との関係修復のものがたりでもある。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.8

幼なじみの24年ぶりの再会。でも2人とも恋人が居てとても気まずいのである。
前世からあったかもしれない縁と、現世で出来上がった縁の触れ合い。
夫の前だとかなり気まずい空気。なんだかどんな人物なのか見定
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(1954年製作の映画)

3.9

大道芸人たちの悲哀のものがたり。
生きるとはなにかを理解した矢先に、思わぬ悲劇。

オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.8

悪魔の子ダミアンの誕生秘話。
権威のためにあえて悪を創りだすという、なんとおぞましい光景。じわじわとくる恐怖がまさしくホラーそのもの。

オーメン/オーメン666(2006年製作の映画)

3.6

死産した子どものかわりに、身寄りのない子を養子にしたアメリカ外交官。それは厄災の兆しであった。
超悪魔的行為。

メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

世界各地に突如現れた巨大宇宙船。娘を亡くした言語学者が、地球外生命体との対話を試みることに。
かなり考察しがいのありそうなSF対話劇。謎のフラッシュバックが謎を呼ぶような。

死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.8

地震で見つかったマンションの下の謎の墓所。そして3児の母が悪霊に支配されてしまう。
サムライミのスプラッターを引き継いだ究極のホラー体験。安定の地獄のようなひととき。

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.6

寡黙な弁護士の彼と付き合っているブリジット。しかし彼の浮気疑惑と誤解が多く別れることとなってしまう。
出張先のタイでも災難に遭うブリジットジョーンズ。恋も仕事も上手くいかないが、失敗は成功の母と感じら
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.8

クローン実験体の少年を極秘で移送する任務を受けた、元情報員の男(病気持ち)。欲望という陰謀に巻き込まれる2人。追われるたびに兄弟のような絆を感じられる。

夕陽のギャングたち(1971年製作の映画)

4.2

山賊一家の頭が、革命家爆弾野郎によって、銀行泥棒から革命の英雄にされてしまう話。
メキシコ革命を舞台にした西部劇。利用しあっていたのに、革命のさなか友情が芽生える熱いブロマンス。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

ノーラン監督、待ちに待った問題作。原爆の父オッペンハイマーが主人公。
マンハッタン計画と赤狩りの2編で描かれた本作。まぁ時系列が入り混じっているのは映画ではたまにあるので許容範囲。赤狩り編で水爆開発反
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.8

9.11事件の首謀者という容疑で、長年拘束されたモーリタニア人を救うものがたり。
あやしいからと言って、むやみやたらに拘束しまくって、そして秘密裏に拷問もする胸糞悪いアメリカ政府の大人気ない姿が垣間見
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ドラキュラ(1979年製作の映画)

3.7

ブラム・ストーカー原作の『吸血鬼ドラキュラ』を基にした、ハミルトン・ディーンとジョン・L・ボルダーストン作の舞台劇の映画化(wiki引用)。
TVロードショー仕様の鑑賞。それなりの不気味さと趣さがあっ
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.8

結婚ライブを始める矢先に、相手の浮気していることを知ったポップスターのキャット。男運の悪い彼女はライブで唐突に、しがないシングルファーザーの数学教師を結婚相手に選んだ。
前代未聞の身分違いの結婚交際。
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.9

久々のリュックベンソンスクリーン。
父に虐待され、犬しか愛せなくなった男のノワール日常。

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.6

かのヨハネス・フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』のモデルが主人公の話。フェルメールの芸術に引き込まれてゆく。
スカーレット・ヨハンソンがもう青いターバンの少女そのもの。
フェルメールにモデルになって
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処刑人(1999年製作の映画)

3.9

いざこざあってついマフィアを殺してしまった兄弟。出頭したので正当防衛が認められた。そして兄弟は神の啓示を受け、悪党を殺す処刑人と化す!
クセの強い捜査官が教えてくれる、兄弟の初見とは思えない爽快感ある
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

突如日本に現れた巨大な円盤。謎の侵略者と日本の対立する中、女子高生たちの日常が描かれる。
現実と陰謀が混ざり合った不思議な世界観。面白いギャグセンスと謎の伏せんが合わさるものがたり。真実は後編で!

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