木さんの映画レビュー・感想・評価

木

リオ・ブラボー(1959年製作の映画)

3.8

冒頭台詞無しの数分間良すぎ。

保安官同士のやり取りでクスッと笑えるシーンもいくつかあったけど決めるところはバチっと決めていて、よく出来た西部劇だなと思った。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

アクション色強めでエクソシストとか死霊館より楽しく見れた。ビビリなのに悪魔祓い系は好きで見ちゃうんだよねえ

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.9

移民第二世代の葛藤と挑戦。ルーツと生まれ故郷が違うことによるジレンマを感じながらも愛すべきものを見失わずに進み続ける姿があまりにもエネルギッシュで元気をもらえた。

自分とは生まれや育ち、人生の背景ま
>>続きを読む

エクソシスト3(1990年製作の映画)

3.8

信じる者に続けてこれ見たのでこれこそがエクソシストの世界観!と興奮してしまった。

墓石に二つ目の死亡日も掘られてて泣いた。

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.6

面白かったけど悪魔祓いが本格的に始まってからは特殊効果が多すぎて若干雰囲気変わってしまっていた。“どちらか1人”の結末には悪魔の恐ろしさと人間の愚かさが出てて良かったと思う。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

正直この映画の主軸がどこなのかよく分からなくてあまり刺さらなかった。けどこの映画が愛されてる理由も何となくわかる。

最後のシーンは印象深かったけど、一度悪に染まった時点でそこからどう努力したって羊飼
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

細かい所まで原作(という言い方であっているのかわからないけど)に忠実で見てて凄く楽しかった!ワクワク以外の要素が無い世界観に浸れて幸せすぎる!音楽もめちゃくちゃ良かったし百点満点!最高!!

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.9

登場人物みんな感覚おかしすぎだろ、と思いながら見ていたらいつの間にか感化されてさっさと頭ぶち抜いてくれないかな〜などと思うようになってしまった。

ヤクザとかマフィアとかって物事が上手く進んでいるとき
>>続きを読む

泥棒成金(1954年製作の映画)

3.5

グレースケリーのカーチェイスまでは面白かったけどそこから話が単調すぎて集中力が切れてしまった。引き延ばした割に何の驚きもなく終わったのでちょっと消化不良

めまい(1958年製作の映画)

3.9

ミステリー慣れしてないので中盤までずっとハラハラドキドキしながら観ていた。よく見るジャンルの映画からは得られない感情なので楽しかった。

めまいショットなるものの存在は後から知ったけど、今までに見た同
>>続きを読む

汚名(1946年製作の映画)

4.0

サスペンスメインなのは理解しているんだけどヒッチコックの“愛し合う2人”の描き方が好きすぎて「ここで終わらせないで!もっと愛を見せて!」となる。

それにしてもこの監督は視聴者を映画の中に取り込むのが
>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.6

ビジュアル面では許容範囲広い方だと自負していたんだけどこの映画は苦手だった。割とずっとカオス

ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

4.0

ずっと楽しい!ずっと面白い!!

セットとかからは予算の限界を感じるけどそのマイナスを帳消しにするほど演出が良い!ストーリーの進め方も基本に沿っていてとても丁寧だし伏線回収もきちんとする。文字通り“ち
>>続きを読む

桃色の店/街角 桃色の店(1940年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

コメディ要素が多くて楽しく見れたけど、最後自分が文通の相手だって明かすなら文通相手はデブで金の亡者だとかいう嘘つく必要なかった気がする。
好きな女の子を揶揄いたい気持ちでそうしたのかもしれないけどそこ
>>続きを読む

イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

3.7

ジョーは最低で最高に狂ってて可哀想なやつだった。なんでアルドルフォにあそこまで肩入れするのかよく分からなかったけど終わり方がかなり好きだったので無問題

奇跡(1954年製作の映画)

4.0

みんな神を信じているとは言いつつも自然の摂理の前では神が無力な存在であることを自覚しているんだよな、と実感した。

自分には自覚する程の信仰心が無く日々神の存在に感謝しながら生きる人々の存在をとても遠
>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.7

普段サスペンス系見ないのですごく新鮮だった、久しぶりに映画をエンタメとして楽しめた気がする。

フローラとマックス(2023年製作の映画)

4.2

最近忘れてしまっていた音楽の優しさを映画という媒体を通して思い出すことができて本当に幸せだし、目に映るもの聞こえてくるもの全てが温かくて泣いてしまった。

音楽はいつ誰に対しても平等な存在であるととも
>>続きを読む

トワイライトQ(1987年製作の映画)

3.7

SFアニメって独特の怖さがある。触れちゃいけない真理に少しずつ近づいていくあの感じ

プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角(1986年製作の映画)

3.7

昨日からアンドリューに恋しすぎてストーリーが頭に入ってこない。

それにしてもダッキーいいやつすぎる

セント・エルモス・ファイアー(1985年製作の映画)

3.9

なんやこいつら!と思いつつもこういう友情に憧れている自分がいる。切ろうと思っても切れない縁っていいなあ

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

圧巻の映像美、こういうジャンルの映画こそIMAXで観るべき。

え、もう終わり?ここで終わり?となったけど、この壮大な物語の下敷きをこれだけの尺を使って準備したのは正解すぎる。

主演のティモシーの演
>>続きを読む

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

蝶衣は最後のシーンで幸せだったひと時の残像に触れられたのかな、、、

ラストは残酷だけど数多の望まぬ別れを受け入れてきた彼だからこそ最後は自らの意思で“さらば、我が愛”をすることができて良かったと思っ
>>続きを読む

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.1

自分はもうアナがいる世界に戻れないのかと思うと大人になるということがあらゆる喪失の結末であることを実感してしまって苦しい

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.9

バーで金髪2人組が真顔で歌うシーン本当に好き。今もあの曲を聴きながらレビュー書いてる。

速くも遅くもなく繋がっても切れてもいい、いつまで続くか分からないような細い関係でもこんなに暖かい。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

内容うる覚えだったのが功を奏してとても新鮮な気持ちで鑑賞できた。ありがとうね吉祥寺プラザ

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

とても好きだったというのを踏まえて、、

彼女は冒険を通して知性を“持たざる者”から“持つ者”へと変化していったわけだけど、外の世界(崖の下で死んで行く人たち)から見れば彼女は最初から後者の存在である
>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

3.8

バリーコーガンは本当に気持ち悪いやつを演じるのが上手い。

オリヴァーの腹の底が見えそうで見えない感じが不穏で良かったけど、狂ってる割にバックグラウンドがあっさりしてて驚いた。
狂うやつはどんな環境で
>>続きを読む

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.0

2024初映画はブシェミと共に!
アメリカ版義理と人情、味付けはタランティーノという感じの映画だった。
冒頭にあった食事中肩越しに一人一人が映されていくシーンとてもよかったな。ヒッチコックに解説させた
>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

3.9

名前は伏せるけど似たエンディングの作品を見たことがあったからか結末はなんとなく読めてしまった。けど別にエンディングのびっくり求めて見たわけではないのでちゃんと映画として楽しめた。

>|