木さんの映画レビュー・感想・評価

木

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.9

初めて感じる寒さ、コーヒーの熱さ、色の豊かさ

誰にでもあるこの世界に初めて触れた時の感覚、覚えていられなくても想像することはできるよね

砂の器(1974年製作の映画)

4.0

本当に良い映画を観た。

もはや神々しいとまで言えるような素晴らしいカットの連続、その切り取られた画の中で本当の人間を見せてくれる俳優たち、そしてラストを盛り上げる音楽、全てが至高

シャイン(1996年製作の映画)

3.9

何かを媒介としている愛ってあまり好きじゃない

二十歳の恋(1962年製作の映画)

3.8

サブスクだとアントワーヌ回のみ視聴可。
前作の少年アントワーヌの悲壮感漂う背中が忘れられなかったので、趣味に仕事に恋に励んでいる彼を見て安心した(親心)。

後ろを振り返って見てみれば些細だった出来事
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クロウ/飛翔伝説(1994年製作の映画)

3.7

復讐は新たなる復讐を生むだけだと言うけれど、その連鎖を断ち切るには必ず誰かが理不尽な不幸を飲み込まなきゃいけない。

自ら望んでその連鎖に引き込まれたわけじゃないならもうなんだっていいよね。血で血を洗
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.9

シンデレラストーリーからしか得られない栄養、ある

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.9

タイラーは資本主義の歪みから生まれた存在。男性の中にある潜在的な暴力性?とそれを解き放つことで生まれる快感って描かれ方は男臭すぎるし全く共感できないので苦手。

詳しく知らないけどブレイキングダウンと
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.7

音楽バカにしか味わえない哀色の青春。Tiny Dancer大合唱のシーンと飛行機のシーンが面白すぎる。

こういう映画見ると現実はどうあれ音楽好きに嫌なやつはいないって思っちゃうんだよね。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

就活控えてるけど社会人になることに対してマイナスな感情しかない今こそ見るべき映画だった。

できないやつは置いていかれるしできる人は周りを置いていかなきゃいけない。それができる人が成り上がれるんだろう
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

中盤あたりでもうネタバラシ⁈となったけどそこから状況が二転三転して最後まで楽しめた。ダニエルクレイグ演じる探偵が親しみやすいキャラで結構好き。

それにしてもお金は人間関係を狂わせるね

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.9

ラストシーン、画面に海と2人だけが写っていて他には何も存在しない世界だった。最高だった

薔薇の名前(1986年製作の映画)

3.8

人間の根底にある欲望って本当に醜くて嫌になっちゃう

関心領域(2023年製作の映画)

3.8

ほんとはみんな知らないふりしてるだけなんだよね?そう思っていいんだよね?

ポルト(2016年製作の映画)

3.6

一コマ一コマが画集ですか?と言わんばかりの画力でひたすら眼福でした。

今は亡きアントンと思わぬ再会を果たせて幸せ、うっちーありがとね

アクション・ミュタンテ 4K(1993年製作の映画)

3.7

そうなるの?って展開の連続だったけどB級だったから突っかからずに最後まで見れた。

不真面目で変な映画助かる

ハンニバル(2001年製作の映画)

3.8

これ見た直後にシマチョウ食べれた私を誰か褒めて

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

3.6

わけわかんないのに見たくなる映画を作るんだよな、この監督は

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.7

Xより先にこっち見ちゃった。

最後の長尺引き攣り笑顔最高

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.7

この色合いと温度感で描かれる異国の街が苦手すぎる。

現実を突きつけられる感じ

セブン(1995年製作の映画)

3.9

遺体をクローズアップして写してもいいんじゃないかと思う場面が何度かあったけど(特にラスト)、グロ要素が追加されたらジャンルがブレるし本筋の邪魔になるよなあと後から思った。

胸糞映画で有名だったのでか
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