このレビューはネタバレを含みます
1.【主人公である優実について】
ラストシーンでのトーストと一緒にスクランブルエッグを作っていただきますと言うシーンが一番印象的だった。とくに卵を2つ割ってることが①直哉と2人で過ごしていたいつもの日>>続きを読む
映画の醍醐味というか、俳優さんたちの演技が素晴らしかった。その場の空気感、「あ、」とか「えっと、」という時にお互いが共有する感覚がすごくうまく表現されていた。
観ようか悩んでたけどもっと早く観ればよか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
1話目
元カノとの対話で、初めて浮気の本当の原因を知らされ動揺したり、「私だってあなたを傷つけたことに傷ついたの」という告白に驚き、「理解しようとしたの?」との問いに「話は聞いてたよ」とトンチンカンな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
各々の登場人物の断片が脈略もなく描かれてはいくし、目を離せなくなるような緊張感もないんだけど、それでもかつて自分自身がどこか抱えていたり今も思ってる感情がそこに描かれていて、惹き込まれてしまった。
3>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
10年くらい観ようかずっと迷ってて、ようやく観た。自分の今の年齢くらいで観たからちょうどよかったのか心揺さぶられるシーンが多かった。
ぶっとんでるシーンが多くて(布団を二階から投げたりちゃぶ台投げた>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「なぜクジラを彼らは見れなかったのか?」
印象的なカップルは3組。①真紀と中沢、②ちよとかわち、③正道と電話の彼女。
彼らはみな「上手くいっていない」。お互いを見る方向が微妙にずれていて、ほんの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いわゆる怖い映画は、観終わった後にシャワーを浴びたり、トイレに行った時にふと思い出して恐怖心にかられる、みたいなのがあるのでなるべく観ないようにしているのだけれど、かのロマンポランスキーだし恐怖を煽っ>>続きを読む
「自分がどれだけ好きかといって、それは相手に全く関係のない話だし、自分の想いをぶつけても相手は同じ量の想いを返すわけではない」という、学校では教えてくれないけどとても大事なことを胸をえぐるようなシーン>>続きを読む
「うまく人と距離を取ることができない」人物たちが、彼らなりにどうやって近づいていくのか、その瞬間に沸き起こる感情を上手く表しているなあと思った。
「自分の思っていること、感じてることを相手に理解して>>続きを読む
現実とリンク云々は置いておいて、まず単純に面白かった。物語の粗を探せばたくさんあるのだけれど、どんどん画面に引き込まれていく。
終盤にかけての松坂桃李の演技が特に素晴らしい。特に彼の中で湧き出す義憤>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
原作の綿矢先生に漂ってる、少しどろっとした感情のぬめりが削られていて、映画はクリーンというか、コメディタッチに変更されている。
松岡茉優演じる主人公が、同僚のした行為に対して家で暴言を吐くシーンなんか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
MPCでレコードをチョップしながら曲を作っていく過程を定点カメラから延々と写していく。本当にただそれだけの映画。
MPC1000を本当に鮮やかに楽器のように(いや、楽器なんだけど)使っていて感動した>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
お互いを携帯で撮りあった映像は、妙に生々しく役者同士というより、友達同士のそれという感じだった。
自分は無敵だと信じて疑わない中学生男子にとって大学生の綺麗なお姉さんが現れたら彼女に心が奪われないはず>>続きを読む