まりもさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

まりも

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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.8

主人公のフーシを好きにならずにいられない。
フーシは損をし続ける。フーシは何も悪いことをしていない。無口でハゲでオタクでデブなだけだ。
フーシの代わりにフーシを傷つける周りの奴らを心から怒っておいた。
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イーグル vs シャーク(2007年製作の映画)

4.2

タイカ・ワイティティさんは、なんとなく観ていなかった。勝手に、もっとチャラついたのを撮る人かと思っていたのだ。
なぜそう思ったのだろう?作品の系列や本人のビジュアルや名前のせい?なんだよう、こういう可
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最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

3.0

今の自分は観ていられなかった。
全然入ってこない。

でも、なんだかそれじゃあヨハン・ヨハンソンに悪い気がして、弔いのつもりでソファに座ってみました。横になるのを我慢した。
ヨハン・ヨハンソンが死んで
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私はパスタファリアン: 空飛ぶスパゲッティ・モンスター教のお話(2019年製作の映画)

3.4

自分は固有の宗教は持っていないのですが、人間の不思議さに興味があるので、宗教を信じる人、に興味があります。
偏見もない方だと思うけれど、宗教について語るのはタブーとされているし、思いがけず人を傷つけた
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悪魔の沼(1976年製作の映画)

3.5

沼地に立つ汚い宿。なぜか常に赤い照明に照らされ、宿の主人は見るからに異常。

ふつうの神経なら絶対に泊まりたくないはずだのに、次々と吸い寄せられる面々。
このお客らも被害者というより、自ら殺されに来て
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カウントダウン(2019年製作の映画)

3.1

余命が分かっちゃうアプリ。
話のネタに安易にインストールしちゃう感覚を刺激してくるところが、恐怖の象徴として良いですね。

そうやって簡単に繋がったり簡単に削除できると思ったらば、世の中そんな甘くない
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

4.1

こんなおもしろいなんて全然知らんかった!
フォロワーさんpostで知った作品。過去最高に近い上位ニコラス・ケイジ。何回吹かすんだ。

もうニコラス・ケイジだから画が持つ!ニコラス・ケイジじゃなかったら
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.3

大好きな探偵もの。クリストファー・プラマーにダニエル・クレイグ、アナ・デ・アルマスちゃん、、期待値上がりすぎてしまったかもしれません。

なんでか退屈してしまった。勝手にアガサ・クリスティ風を想像して
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.4

ヤッたヤらないの話。
飽きずに観れた。

ジャケットに惹かれて観ました。プール行きたい。プカプカ浮かびたい。

暑くて感想がこんなんになってしまいましたが、監督さんの次回作も観てみたいです。

(2017年製作の映画)

2.9

他に熱中するものがあると、その他の事がおろそかになってしまうきらいがあるので、最近は映画離れしている。やりたい事や知りたい事がありすぎる。きっと死ぬまでにやりきれないだろうけれど、自分の気持ちに沿って>>続きを読む

チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

3.5

これは観たつもりになっていたやつ。

細やかな表情がすてきなチャッキー。
目を細めて微笑むと、LUNA SEAのドラムの人に見える時あり。チャッキーが真矢さんに似ているんじゃなくて、たぶん真矢さんがチ
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

3.6

まったく、ルドガー・ハウワーの顔って。もはや人知を超えてます。

1980年代の映画。CGでは味わえない本物のカーアクションがぶっ飛んでいて鼻血。これがホントの火の車。
スリラーのはずですが、話はだん
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桜桃の味(1997年製作の映画)

3.6

説得って、ほんと意味ないですよね。人は自分の言葉で相手を変えようとするけれども。


主人公が周りの景色を黙ってただ見ているシークエンスが好き。全てが新しく見えている。


ラストはびっくりしました。
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.5

猫もかわいいし、何より奥さん役の方がキュート。
車ネタがくすくす可笑しい。

展開は想像通りの気持ちいいところに沿ってくる。
こんなに泣いてしまって、よい作品なのはわかるけれども、自分にはドンピシャで
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

4.0

いいですねー
クローネンバーグに期待するべき、気持ち悪いおもしろさをしっかり叶えてくれる。うれしくて楽しくて、観ながらキャッキャしてしまった。チャイルド・プ
レイみたいな可愛さもあり。

俳優の顔も、
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FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

4.5

いわゆる世間的にまともな人にとっては、頭のおかしな人の話で終わるのかな。

音楽的に観たり、イカれた人の生きづらさと観たり、天才と凡人の物語に観たりすることも出来るかもしれないけれど、
自分は人がただ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.3

うむむー


なんだかわからんかった。こういう風に持っていきたいぞっていうのは、ひしひし感じましたが、これでいいの?
ダニエル・クレイグ自身がこのボンドで納得してるのだとしたら、相当疲れたんだろうなあ
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私は告白する(1953年製作の映画)

3.4

モンゴメリー・クリフトさんが、あまりにイケメン。イケメンというより、男前、といった方がしっくりとくる面構えです。バ~ン!!っとしたお顔。
こんな神父がいたら、いろいろざわつくだろうなあってぐらいの男前
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.5

これは、自分が絶対に好きであろう雰囲気を感じていて、今まで何度か観ようとしたけれども、なんか今日じゃない、やっぱり今日じゃない。と、4年近く過ぎてしまった。

今朝、なんとなく今日だ。雨が降りそうな天
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地獄の警備員(1992年製作の映画)

3.9

もーわくわくしながら観ました。清のセンス炸裂。
清の作るアートな影が大好き。やたらふんだんに使われてて、ごちそうさまです!

この会社、誰もろくに仕事してないしーどこか奇妙な人々や仕組みの可笑しなこわ
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ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

3.4

ディズニー映画により言葉を理解し他人との関わりを知っていく自閉症児、オーウェンのドキュメンタリー。

自分も上手に世の中を渡ってきたタイプではないし、映画の人物たちが体験した感情なんかを自分も一緒に体
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

イギー・ポップが出てきたあたりから、だらりと肩の力を抜いてへらへらしながら観ることが出来た。

考え事が気になってしまい、考えまい考えまいとするほどに考えてしまう時は、自分は映画を観るに限るのだけれど
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東京原発(2002年製作の映画)

4.0

おもしろいです。
この内容で笑えておもしろいという事に価値があります。

アマプラのおかげで、この映画に出会えました。逆に、この映画の存在を今まで知らずに過ごせてきた事が恐いです。ふつうならマスコミが
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.5

3がアレだったので全然観る気なく放置していました。

副反応も38度ぐらいに下がると、余裕出てくるけれど悪寒や痛みで寝ているしかない。これは体が抗体を作っているしるし。どうせ動けないなら映画でも流すか
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ピザ!(2014年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレもネタバレです!ラストまで触れてます。観てない方は見ないでくださいね。












スラムの風景や描写だとか、子どもらの顔がとにかくいいし、ママも生活感ありながらの美しい眼差しに引
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.6

「勝手にふるえてろ」は申し訳なくもキャストが苦手で途中退場してしまいました。しかしだ。これはぴたんぴたんきてしまった。

主人公に共感するところも、そうでないところももちろんあるのだけれど、のんさんの
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.5

またまたサリー・ホーキンスが可愛らしい。額にはタコ皺、ほうれい線もバッチリなのに、なんでこんなに可愛らしさが溢れているのだよ。

イーサン・ホークさんは爺役になってもまだまだカッコよくって完全に枯れて
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.6

「友だちのうちはどこ?」の続編。
映画は予習しない派なので、観終わってから監督役の人が役者ではないことを知ってびっくり。姿かたちから、この人だけは役者かと思っていた。佇まいになにか特別感のある方ですね
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サボテン・ブラザース(1986年製作の映画)

4.0

昔、父親がこの映画をテレビ放映か何かで観た後に、ちょうど通りかかったわたしに向かって急にこのスティーブ・マーティンの真似をし、「ハッ!」って腰を突きだす決めポーズをされたことがある。
…楽しい映画を観
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四月の魚(1986年製作の映画)

2.7

生きていると恥をかきつづけるものですけれど、高橋幸宏さんにもそんな体験があるのだとすればコレではないでしょうか。

なんだろう?心が伴ってない喋り方?頭と体のバランスのせい?ユキヒロさんのお顔は整いす
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.6

もうずっと祈りながら観てました。

自分が子どもだった頃の大人の理不尽さや嘘や無視、的の外れた言葉、自分の非力さや要領の悪さ、ただわからなさ、世にいることの心細さの感覚が急に思い出されて。それを忘れて
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バカ昔ばなし(2011年製作の映画)

3.6

アマプラで発見。

自分は大爆笑しましたが、総合的には低評価な様子なので、おもしろくない人もけっこういるみたいです。
ちゃんとバカな人じゃないとおもしろくないのかもしれません。頭の中が全部ひらがなにな
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音楽(2019年製作の映画)

4.0

しばらく映画断ちしていましたが、解禁日の一本目はこれにしました。


いやあ、心躍動。

前知識なかったのですが、ケンジの声はどこか落ち着く感じがしていたらば、坂本慎太郎さんだったのですね。
体のいろ
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.5

フォロワーさんたちの評価が高かったので、レビューはなるたけ読まないようにしながら何年も経ってしまった。

全力ほとばしる汚れ役、マイカ役の女優さんがいいですね!
自信たっぷりに毒のある立ち振る舞いや有
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.0

これは研究者役の博士がとってもアンジェラ・アキだったから、それが自分ヒットしてしまい、他のことはそんなに気にならずに観ました。アンジェラ・アキじゃないとしても、博士には見えないし。

ヴェノムの顔も何
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精神(2008年製作の映画)

4.9

精神0を観て、急いでこれを観ました。琴線映画つづくわー

なんか自分が下手に喋らない方がいいというか、うまく言えませんが、山本昌知先生や病院、作業所などの関係者は別にするとしても、カメラを回している想
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