りーなさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

りーな

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コンタクト(1997年製作の映画)

4.0

かなり良かった。UFOや宇宙人に興味がある人は見た方がいい。
そういうものに対してある程度の理解がないと作れないような描写が、いくつもあるように感じられた。

アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

見終えることでIDENTITYというタイトルをようやく噛みしめることができた。
モーテルで起きていることが実は多重人格者の人格同士が出会った結果であったという発想はとても面白い。
スリラー描写もあまり
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とても良かった。
案外自分では自分のことが気付かないものなんだと思う。
マルコムがコールを救えたことで、結果的に自分のことにも気付き救われる終わり方は、とても嬉しい涙が出るものであった。

バイオハザード(2002年製作の映画)

3.2

個人的にゾンビ物が苦手で、矯正できるかなという思いで見た。
怖いというより不快だから苦手なんだなということがわかったことは良かった。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

かなり作り込まれており、完成度というか伏線回収の美しさを感じた。
難解と言われまくっているから気を張って観たけれど、今いつどうなっているか把握できる視覚的にわかりやすいマークが随所にあるため、そこまで
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トランセンデンス(2014年製作の映画)

3.9

人間は想像し得るものなら何でも作り得るらしい。そんなことを思い出させられた。
シンギュラリティやらトランセンデンスによって起こる危惧などは置いといて、かがくのちからってすげー!ワクワクする場面が多かっ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.3

有名な名作。その所以は観ればわかった。
ミュージカルはあまり好みではなかったけれど、考え方が変わった。エンターテイナーって凄いなと純粋に思う。

CUBE(1997年製作の映画)

3.7

そもそもの発想が怖い!それが名作たる所以だけれど。
人はそれぞれ役割があり、それが想像もつかない状況で役に立つかもしれないということは、その事態が目の前に起きないとわからないよなと思う。
あとレブンが
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

とても面白かった。ユーモアが程よく混ざっており、ダークな笑いやシニカルな笑いなどが多かった気がする。
ラストのマグカップは、良い締め方だと思った。
ストーリーやトリックなど(粗を探すつもりもないけれど
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

設定が良かった。暗に資本主義体制を批判している内容だろうなと思いながら見ていた。生きるために必要な通貨が時間だとしたら、お金より更に切実で逼迫した世界になるだろう。SFなので現実味が無いなどという馬鹿>>続きを読む

NEXT -ネクスト-(2007年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

かなり良かった。オチのつけ方が特に良く、好みだった。
2分限定で未来が見えるが、リズの未来だけは遠くまで見える。それが何故なのか(原作では明かされてるのかもしれないが)、そこまで知りたかった。
しかし
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キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

4.0

怖いかなぁと危惧していたけれど(ビクつくことはあれど)想像していたより怖くなかったのは、ホラーが苦手な自分にはありがたかった。
時間も、2時間半と長いなぁと思っていたが、全くそんなことはなく中だるみす
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.6

前作を見てからだいぶ経っていたので細かいことはすっかり忘れてしまっていた。
前作のが面白かったな、というのが最初の率直な感想だ。
こんなに正義を振りかざしていたっけ?もうちょっと目を瞑っていたような…
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フェイク・クライム(2010年製作の映画)

3.2

コメディ・ドラマだと思わず見たので、最初の感想は"変な映画"だった。
最後のオチの付け方はちょっと気に食わないけど、少しずつ変化した各登場人物のそれでも変わらない"らしさ"を感じさせる終わり方だったと
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アンツ・パニック!(2009年製作の映画)

1.6

商業映画にしては???だし自主制作映画にしてはよく出来ている感じだった。
カメラワークとかカラグレって大事なんだな、劇伴作るのって難しいんだろうなと思った。そういう点では勉強になる。(?)
ところどこ
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

4.0

まず始めに良かったのが、なぜ知能が高く経験豊富なレクター博士が捕まったのかを知れたことだった。
「羊たちの沈黙」「ハンニバル」を先に見ていた上、原作を読んでいないのでそこはずっと疑問にあった。
レクタ
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13日の金曜日(2009年製作の映画)

3.0

THE 王道という感じだった。わかりやすいフラグが回収される度に、王道だね〜と声が出た。
特に良いわけでもなく、悪いわけでもない。それで良い。

感染列島(2008年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

リアリティに欠けるなど酷評するレビューも見られることがあるけれど、そんなに悪くないと思う。
2020年2月下旬現在、コロナウイルス騒動でいつもより現実味のある受け取り方ができているせいかもしれないけれ
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ハンナ(2011年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

最初と最後を合わせてくるの良かったと思う。鹿が何を暗示しているのかよくわからなかったけど。
感情が少なく遺伝子操作されてるわけだけど、外の世界に出てからの困惑や障壁は単に現代社会から切り離されてきたこ
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砂上の法廷(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

皆が嘘をついていると、ラムゼイは忠告している。
法廷で争う登場人物の誰もが嘘をついている場面があった。しかし我々は裁判だけでなく、間に挟まれる回想を見ているのに(断片的な回想を見ているが故に)嘘を見抜
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ミステリーと聞いて軽い気持ちで視聴し始めた。
なーんだ、老人の初恋物語か、あと20分どういう着地するんだろうと思っていた矢先にこれだよ。
オールドマンが隠し部屋に入ったときの目眩は、理解しきれていない
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JAWS IN JAPAN ジョーズ・イン・ジャパン(2009年製作の映画)

1.2

このレビューはネタバレを含みます

一体何を見せられていたんだ。
カットの意図がわからない、といより話の筋がわからない。
暗に匂わせてある部分だけ読み取ると、ジョーズのために観光客を殺して餌にしているという話なんだろう。
では、ビデオカ
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

怖くないって言われたから見たのにちゃんと怖いじゃん。
"異界の物を食べたら戻って来れなくなる"という話は他にもたくさんあるが、この話にもそういうような場面が出てくる。
あのホテルは冬の間だけ異界とつな
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

狂気といえるものはなんだろうか。
主人公の狂気は高まっていったはずなのに、ラストは何もなかったかのような日常に戻ってしまう。
皆が平和ボケしているだけなのか、はたまた社会の方が狂気じみているのか。
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.9

昨今(2020年初頭)の中東情勢を理解する上でとても重要な事件の話。
実話に基づいたイラン現地の描写は現実に忠実に創られており、その生々しさを感じられる。
暴徒が人を殺すほどに反米感情が高まっている中
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

フィクションの中のノンフィクション、コメディの中のホラー、不自由の中の自由、そんな作品だと感じた。
何の疑いも持たずに生きていればそれで幸せだっただろう。
人は無心に自由を追い求めるけれど、それはイコ
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ある日を境に別れた3人の男たちが大人になってから不幸な出来事で再開する。
バラバラになった仲だが、言葉少なくとも相手のことがわかるのは心はまだ通じているところがあるからか。
セメントに刻まれた3人の名
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大脱出(2013年製作の映画)

3.0

スタローンとシュワルツェネッガーのイメージが先行してしまい、映画の役との解離を感じられあまり移入できなかった。
しかしアクションスターの共演は見ててワクワクする。

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.7

うぇえ〜?!となる怖さだった。
実際にエイリアンがいたらこのような事態に陥る可能性はあるよなぁと思う。
しかしUFOが作れる知能を持っているのにちょっとどうなの?というところもある。(しかし"生き物"
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

3作目にして格好良さが相変わらずなのは凄い。
2作目から繋がっていると話の流れからアクションシーンは満載。
ジョン・ウィックではメインディッシュだけどちと多すぎる気もしたけど胃もたれはしなかった。
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リミットレス(2011年製作の映画)

3.7

ある薬(というよりドラッグ)を中心に人々が振り回される。その諸刃の剣は使い道を誤れば自分をも殺す。そんな話だった。
SFチックだなぁと個人的には思う。しかし劇中の人間たちの感情はリアルさを感じさせた。
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.7

前作の続き、相変わらず気楽に見れた。
伏線が明確にあった分、ストーリーはわかりやすかったと思う。
ワトソンの性格に磨きがかかっているように思えて、そこも良かった。
余談だが天才同士がチェスをするシーン
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.7

気楽に見れた映画だった。
魔術要素があり個人的に嬉しかった。
少しホームズが超人過ぎるのでは?と思う点もあったがファンタジーとして見ていたのでそれも良かった。

潜入者(2015年製作の映画)

3.5

実話を元にした話だとわかっているが故に緊迫感が伝わってきた。
一つのミスで死ぬ以上の災難が降りかかってしまう恐怖は、この作品全体に渡って支配しているのではないか。
また、善悪抜きにそれぞれ個人には幸せ
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