金曜日のキカさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

金曜日のキカ

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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

4.0

ここ最近、供給過多なMCUに疲れ気味だったが、エンタメ大作としてシンプルに楽しめた。相変わらずアントマンのキャラがいいのもあって、終始ポップで、量子世界のCGは映画館の画面に映える。映像がサイケデリッ>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

5.0

別冊映画秘宝発行の「鬱な映画」ではデミアンチャゼル監督はノーラン+(ダーレン)アロノフスキーが悪魔合体した新世代の監督と評されていたが、まさにその通り。個人的にツボで3時間あっという間だったけども(ア>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

映画好きな友人がこぞって良かったというのでとりあえず見たかった今作。アニャテイラージョイさん大好きなので、それを楽しむ面では満足。前髪ぱっつんで最高。髪下ろした姿は完璧。

作品としては言うほどか…?
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

5.0

公開当初、興行的には爆死も良作と噂だった今作。ウマ娘でハマった高野麻里佳さんも出てるとのことで、見よう見ようで気付いたら今になってしまった。

僕自身はアニメ好きだけども、それよりも、アニメに限らず、
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

5.0

昨日、YouTubeの「バキ童チャンネル」(Abemaのニュースで一躍名を馳せたバキバキ童貞ことぐんぴぃのチャンネル)で、自分がシコってた時間を他に費やしていたら何が成し遂げられたか、を考察する動画を>>続きを読む

バーバリアン(2022年製作の映画)

4.0

中盤、まさかの展開はザ•ハントやヘレディタリーを思い出させる衝撃。いや、あの導入でまさかこうなるとは…!前知識なしで見てほしいけども、ゴア描写(眼底に…からのさけるチーズみたいな頭部破壊は見事!)と倫>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.0

前作は全くもって好きじゃなかったけども、これは一応IMAXで観なければいけないんじゃないか、とミーハー義務感で鑑賞。少しでも映像を楽しむためにグランドシネマサンシャインで鑑賞も、とにかく映像がすごいだ>>続きを読む

この子は邪悪(2022年製作の映画)

4.0

ドンデン返しで評判になってたのもあり鑑賞。良くも悪くも、最近話題の映画のサブスク解禁が早い。

全く前情報なしで見たため、それなりに伏線回収は楽しめたけども、腑に落ちない点というかさすがに無理矢理な展
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.0

退屈はしなかったしヒーローチームJSAのスーツはかっこよかったけども、それ以上の感想がなく…

ブラックアダムの能力がひたすら脳筋+放電でゴリ押しするだけで、アクションの面白みがなかったのが痛い。ヒー
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.0

とにかく凄い、圧巻。もはやライフワークといえる制作年月、こんな狂気の作品に何年も没頭していた監督は間違いなく狂人の類。人形だからレイティングがPGなのか、R-18でも良さそうなゴアっぷり。とにかく悪夢>>続きを読む

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

5.0

何で劇場鑑賞をスルーしてたのか、と後悔するレベルの傑作。こんなにすごいノンフィクションをベースにした映画は観たことがなかった。

昔は初期BMTHとかスーサイドサイレンスみたいなデスコアや、THE B
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.0

ブックスマートは下ネタが生々しくて合わず、特に監督のファンというわけではないけども、予告が「ビバリウム」っぽさもあり面白そうだったので鑑賞。

こういうのが見たかった!って感じの、悪夢的な映像。ジェイ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

「君の名は。」公開当時、シネコンでバイトしていたが、仲良かった支配人から事前に「すごいヒットするかもしれない」と聞いていた通り、特大ヒットかつロングランで毎日映画館は大盛況だった。

元々、新海誠監督
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.0

正直、シーハルクがあまりに最低で気持ちが冷めてたMCU。最高のブラックパンサーだったチャドウィックボーズマンも残念ながら不在の中、またポリコレ配慮の女性主人公か…なんて期待値低く鑑賞。

他作とリンク
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カラダ探し(2022年製作の映画)

3.0

何だろう、珍作。序盤は面白い。ちゃんとホラーしつつ、韓国や台湾のようなアジアハイテンションホラーを想起させるような派手殺害シーンもあり。更には幸薄キャラの橋本環奈ちゃんの可愛さったら。本当に可愛い。>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

金の国のラジオだかで紹介されていて気になっていた本作。どこか似てると思ったサマータイムマシンブルースと脚本家が同じとのことで納得。面白いしすごい熱量を感じた!

ワンカットに見える手法はカメ止め等でも
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貞子DX(2022年製作の映画)

3.0

散々な前評判の割には楽しめた。現代に適応して何とか生き残ろうとする健気な貞子、展開としては面白いんだけども、一点許せなかったのは今作のメタモルフォーゼ貞子。せめて様式美としての貞子は守ってほしい。>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.0

3時間ぶっ通しハイテンション映画。胸熱な展開も多く、ボリウッド映画らしい演出も相まって終始退屈はしないけども、さすがに長い。。映画館で観るべき大作だけども疲労感がすごい。インドアアラサーは鑑賞後1日潰>>続きを読む

クリエイション・ストーリーズ 世界の音楽シーンを塗り替えた男(2021年製作の映画)

4.0

2018年SONICMANIAで念願の生my bloody valentine。想像以上の轟音で、幕張メッセが揺れていたというか、足元がぐらついていた。深夜のマイブラに耐えられず、会場の後ろの方では具>>続きを読む

激怒(2022年製作の映画)

3.0

映画ライターでお馴染み、高橋ヨシキさん監督作。バイオレンス、ホラー映画記事を映画秘宝等でよく目にしてたので期待して鑑賞も、個人的に合わなかった。劇伴が中原昌也さんで曲はいいながらも、終始実験音楽的な曲>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

5.0

原作未読ながら、伊坂幸太郎作品は「死神の精度」とか「ラッシュライフ」とか、一見独立したストーリーが後々交差する展開は大好きで、今作もその展開をド派手ハリウッドアクションで再現しているのが面白かった。会>>続きを読む

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

4.0

思いつく限りセルビアンフィルム、ファウンド、ハウスジャックビルト以来の倫理観ぶっ壊れ映画。セルビアン〜といい、何で眼底をそうしたがるのか。さすがに当該シーンでは席を立つ人もいた。丸尾末広で見るような眼>>続きを読む

ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ(2022年製作の映画)

4.0

日本だといまひとつ話題になってないのが勿体ない快作。ド派手アクションに巨大ロボ、映画好きならクスリとするセリフ回しの数々。ソニック自体はGBAで1作くらいしかプレイしてないけども、単純に映画として面白>>続きを読む

セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

3.0

数年前。それまで家の近所のTSUTAYAしか旧作映画を見る術のなかった僕が、大学近くに住む彼女ができて、その娘の家の近くのGEOでもレンタルができるようになった。家の最寄りのTSUTAYAにはなかった>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

5.0

ジョーダンピール作品ということで、なるべく予備知識を入れずに鑑賞。脚本製作を務めたキャンディマンで、そろそろその作風に食傷気味だったけども、社会風刺はありつつ新機軸の内容で、予想をはるかに上回る満足感>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

5.0

やっと観た本作、これは映画館で観たかった…!ワイスピやアクアマン等のド派手アクション大作を経たジェームズワンが、SAWやデッドサイレンスの頃のようなドンデン返しホラーを今撮ったらどうなるのかを体現した>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

4.0

ストーリーに無理を感じる点は多々あれど、最後まで飽きることなく見れた。しかしながら、座間にALS患者嘱託に市橋に相模原障害者施設に、モデルとなってるであろう事件を詰め込みすぎて、結局どれも薄くなってし>>続きを読む

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

4.0

前作ザ・プレデターはプレデター2寄りで個人的に大好きだったけども、今作はプレデターに回帰した大傑作。何より「アナイアレイション」で出てきた怪物みたいな骨マスクを付けたプレデターがかっこいい。

中盤ま
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黒い家(1999年製作の映画)

4.0

怖っ。

韓国版を見ていたのでスルーしていたけども、角川映画祭のラインナップにあったので意を決して。韓国版のゴアゴアしさは無く、90年代ジャパニーズホラーの厭なジメジメ感と、何より大竹しのぶが怖い。怖
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.0

劇場の大画面で暴れ回る恐竜を見られるだけで価値ある今作。ただ、ストーリーはワールド前2作と比較せずとも、あまりにひどい出来…。SWのEP8並みにコンテンツを殺す作品にはなりうる。前作のあのラストと、ワ>>続きを読む

ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.0

鬱映画とは違う、徹底的に救いのない映画。同じくメキシコを舞台にした「悪の法則」に近い厭な後味ながらも、よりエンタメ色を削いだ、乾いた作品。鮮やかな緑色が全編に渡って、破壊された街並みに映える。

破壊
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グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

さすがルッソ兄弟、ウィンターソルジャーで度肝を抜かれたアクションと殴り合いは健在。ナイブズアウトといい、クリスエヴァンスの悪役も板についてきた。走り方はどうしてもキャプテンアメリカ感が否めないが。>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

5.0

ありがとうクリスチャンベール。ゴア・ザ・ゴッドブッチャーがMCUの中でも、トップを争うくらいに好きなヴィランになった。マリリンマンソンを思わせる恐ろしい風貌、また彼を狂気のキャラに変えてしまった背景、>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

5.0

これはすごい。アジア版ヘレディタリー。怖いし、ちゃんと面白いし、けど出来れば見返したくない。ここしばらくのホラーで一番怖かった。

ど田舎の謎の宗教に、虫に、集合体に、生理的に厭なシーンが続くので人に
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

5.0

最高…!PTA作品にフィリップシーモアホフマンの息子が主演をするってだけで、とにかく楽しみにしていたけども、期待以上。相変わらず会話劇には癖があるけども、PTA作品の中ではシンプルで色んな人に見てもら>>続きを読む

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.0

シンプルに面白かった。ストーリーは明快で、何も考えずに見れるエンタメ大作。ブラピの贅沢で無駄な使い方は笑った。ただ、どこをターゲットにしてるのか、よく分からない作品だった。ナイトミュージアム的な子供に>>続きを読む