このレビューはネタバレを含みます
「ある→ないの変化」と「ない→あるの変化」の交錯の重なりが美しい。
姿が変わるウジンやからこそ彼女のよさに惹かれて、姿が変わらないイスに年月が経っても指輪を渡せる。
そしてウジンを否定する人は誰もい>>続きを読む
「身体しかない」って寂しそうに言っているように見えたけど、ちゃうかった。
彼女は怒ってたんや。
唯一のもんを取り上げられる運命に、生かされているこの命に。
現代に警鐘を鳴らすようで、でも実は今っていい時代なんだよって寄り添ってくれるような気持ちになった。
5年前の方が楽しかったなぁとか、10年前の方が何も背負ってなかったなぁとか思う前に、第六感で感じる>>続きを読む
危険を冒して、法律を犯して、生活を侵していく男の映画。
起承転結の「起」の短さがいい。
ジェイクギレンホールのあの目が最高。
この映画のスコアを決めるのは、ネタバレ解説を読んでからの方がええと思います。。。
とりあえずまだ見てない人に言えるのは、何もかもが綺麗で美しい。
主人公のように棘が刺さって抜けないというか、棘を抜いてくれる人がいないっていうのは今の俺にはわからんけど、でもたぶんそれは俺にまだ棘が刺さってないからやろなぁって思った。
主人公の棘が抜けたかはわか>>続きを読む