akiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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悼む人(2015年製作の映画)

2.5

期待しちゃったんですよ。
高良くんだし、石田ゆり子好きだし。
テーマも良さそうだし。

でも、なんていうんだろう…
ださかった。画が。
とくに井浦新と石田ゆり子さんのラブシーン…
そこが気になりだすと
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.2

オダギリジョーってこんなにかっこよかったっけ…?
オダジョーって、若者雰囲気イケメン系俳優の先駆けというイメージで、これまで映画やドラマで観ても、あ、オダジョーね、かっこいいねうんうん、くらいのテンシ
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.0

自分にとったら悲劇、でも人から見たら喜劇。
偶然にも昨日観た「腑抜けども悲しみの愛をみせろ」と似通った、笑っていいのかいかんのか、紙一重のところを攻めてくる作品です。
劇中で、わりと緊張感のある同じ音
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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

4.0

最高に面白かった。

喜劇と悲劇は紙一重で、真面目さや必死さは時に滑稽で、死さえも時にコメディに変える。

佐藤江梨子、永作博美など役者勢も完璧でした。
妹役のこの子誰だろー、今も役者やってるのかなと
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.5

真木よう子演じる元奥さん側として
観てしまった。
なんとも心に突き刺さる映画でした。

嫌いなわけじゃない。
かつてあった愛情が、
なくなったわけじゃない。
かつてとても好きだったよ。
海よりも深く好
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ルック・オブ・サイレンス(2014年製作の映画)

5.0

前作「アクト・オブ・キリング」に続く、1965年にインドネシアで起きた100万人規模の大虐殺に関わる人たちの現在を追うドキュメンタリー。
「アクト・オブ・キリング」よりも、個人的な単位に落とし込んで撮
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

かなーり前に原作を読んでいましたが、このお話をどう映画化したのか気になったのと、前田あっちゃんがかわいいと周りで評判だったので鑑賞。

結果、結末を知っててもなかなか楽しめました!
最後のネタあかしも
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二重生活(2016年製作の映画)

3.6

見る、見られる。
知る、知られる。

度重なる視点の入れ替わりに、何度もどきっとさせられた。
覗いていたはずの「二重生活」は、いつからか自分にすり替わっていた。
片側から見ていたあのひとの顔にも、本当
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複製された男(2013年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

まず、自分とそっくりな男を見つけた主人公の顔が、顔濃い人のあるあるな顔な気がして、全然一緒に「顔が同じだ…!!!」となれなかった笑
あれと同じ感じの顔の人、世界にあと50人くらいいそう笑

そして登場
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知らない、ふたり(2016年製作の映画)

3.3

今泉力哉監督お得意のテーマ
いろんな「好き」が随所にちりばめられた一本。

何が好きかとかよくわかんないし、人となりもよくわかんないけどわかんないなりに好きなのも確かだし、じゃあ人となりがわかってたら
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

エヴァもゴジラも観たことないが、これだけ話題だと観ておくべきかなと思い、映画館で鑑賞。
劇場はそこそこ混んでいて、客層の半分以上はおそらく30〜40代以上の男性でした。
好む人種の傾向がわかるから、映
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クラッシュ(2004年製作の映画)

3.5

ぎりぎりと心を締め付けてくる。
全部全部苦しいよ。
いやだよ。

誰にも彼にも事情があって、怒りとか悲しみを抱えながら普通に生きて、人に傷ついて、同じように誰かを傷つけて。
正義と悪は紙一重だし、人は
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メメント(2000年製作の映画)

4.5

理解というのは、常に誤解の総体である。
という言葉が好きで、まさにそれを物語ってるかのような映画でした。

記憶なんていつだってあやふやで、過ぎてしまえば過去は如何様にも脚色されてしまう。
ピックアッ
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.0

何年か前に知り合いの男性から、運命の出会いがあり恋に落ち、彼女ができた、と聞いた。
へぇ、よかったねぇと話を聞いていると、相手はとあるゲームで出会っただいぶ年下の女子、連絡は毎日とっているし、チャット
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.0

クリストフ・ヴァルツが怖かったー。
実話が元とのことだし、予測のできる話だったけど楽しめました。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.7

若い男の子が好きだ。
というと、語弊が生じるけど、一目惚れした女の子を落としたいがために口から出まかせ言って、ほんとにバンドをはじめちゃうとか、ラブリーじゃないですか。

思いを詩にしたり、それを音に
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

星空の映画祭、という野外で映画を観るイベントで鑑賞。
これがとってもよかった!
宇宙へと続く星空の下で、遠い遠い火星まで、思いを馳せました。

そんなのむりだろー!と思うことが次々起こるなかを、たくま
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

5.0

もう何度目かわからないくらい見ている。

この間、トレインスポッティングを観たときも、ひとは何かに狂って生きているもんだと感じたけれど、
これは恋に、多かれ少なかれ狂っている、あらゆる女たちに向けた、
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

同じく新海誠監督の、「言の葉の庭」は、男の願望と妄想を詰め込んだ感じにぞわぞわし、まったく共感できませんでしたが、これは大丈夫でした。

願望と妄想の感じは相変わらずだったので、最後の最後で再会とか再
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

名作名作と言われる作品、実はちゃんと観たことがない気がして、劇場で観れるチャンスがあったので鑑賞。

生まれ変わったら、男の子になりたい。
意味なく突然走って競争してみたり、
泥だらけになってすっぽん
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.8

DVDで観たことはあったけど、初の映画館鑑賞。
映画館で観ると、音楽の良さがとても際立つ!

薬物中毒の若者の話だけど、薬物に狂うだけにあらず、人はいつだって少なからず恋とか、お金とか、名誉とか、承認
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.5

思ってたよりもファンタジーめいた作りでしたが、ジョセフゴードンレビット好きとしては終始楽しく観れました。
どきどき、ときどき、ひやっと、そしてくすっと。

それにしてもこれが実話とは。

自分の信じる
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海街diary(2015年製作の映画)

3.6

ザ・是枝作品、文句のつけようがない良い作品、と言う感じでした。
画がずっときれい。

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.0

レビューで事前に軽く読んでいた通り、暴力に次ぐ暴力、狂気に次ぐ狂気。

柳楽くんは確かにすごかった。
菅田くんもすごかった。
小松菜奈ちゃんもいっちゃってた。
虹郎くんはもうちょっと頑張ってほしい、演
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

まず、キャスティングが最高。
ジャニーズ映画とは言わせない、森田剛くんが圧倒的に良かった。
前半の濱田岳&ムロツヨシ(というかもうほぼほぼムロさんが持ってった、大好き)で散々笑わせておいてからの、ここ
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

5.0

何回目かわからないくらいの鑑賞。
シリーズ全部大好きです。
前作『ビフォアサンライズ』の9年後を、本当に9年後に撮影した本作。

たった一度しか会ったことがない二人の、9年ぶりの再会でも変わらない会話
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

愛は、ただそこに生まれるもの。
純粋で、濁りがなく、確かにそこにあるものなのに、何がそれを見えなくさせるんだろう。

正しさってなんだろう。

歌の深み、素晴らしかった。

アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

映画がはじまってすぐ、おお、これは気合を入れて観ねば、と思いました。
中盤からは特に、ずーーーっと緊張!張り詰めた空気にどきどきさせられっぱなし。
とっても面白かったです。

本当にこんな作戦があった
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白河夜船(2015年製作の映画)

2.4

画として綺麗だなぁと思う箇所がいくつもあった。
監督&撮影の若木さん、フォトグラファーの方なんですね、ここの他の方のレビューで知って、すごーく納得。
最後のシーンのくぐもったピアノも良かったー。

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岸辺の旅(2015年製作の映画)

2.5

のっけから時折混じるホラーテイストや、音楽の入り方に馴染めず、どういうテンションで観たら良いのか終始よくわからなかった。
生きてることと死んでいることの違いってなんだろう、その境界線ってどこだろうと思
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恋人たち(2015年製作の映画)

5.0

今年1/11に渋谷シネパレスで観て以来、2度目の鑑賞。
この作品の何がこんなに好きかって、心の在り方や動きが本当に丁寧に描かれてるからだと思う。
もう届かない誰かに向けたどうしようもない思いや、一番わ
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四月物語(1998年製作の映画)

2.0

松たか子の透明感…!
と、田辺誠一のセクシーさ!

undo観たときもうっすら思いましたが、たまに匂う「どう?ちょっと変わってるでしょ?」っという感じが、どうも好きになれない…。

さざなみ(2015年製作の映画)

4.5

知らなければ良かったことって、ある。
知ってしまったが故に、これまで「幸せ」だと確信していた生活が、言葉が、ぬくもりが、共に重ねた歳月がすべて覆ってしまったとき残るのは、絶望だけだ。

女は、いつから
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undo(1994年製作の映画)

2.5

山口智子が神がかってかわいかったです。
違うことしながら流し見てしまったけど、全体的に湿度高めで、フランス映画に憧れた邦画という印象。ラストは描かずぷつっと切れるくらいで良かったような気もする。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

5.0

大大大好きな映画。

夏の日の、一夜を明かした後の早朝の、独特の湿り気を帯びたひんやりした空気や湿度が伝わってくる。
ややもすると、好きってなんだ、惹かれるのは何故だ、と、理由を探してしまいがちな今日
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