4pmさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

3.0

ファンタジーとホラーがどっちつかずな感じで、いまいち世界観に入り込めなかった。アメリもそうだった気がするけど、この監督って独特の美的センスみたいなものがモロに映画の絵に出てる人で合う合わないもあるのか>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.5

なるほどねー。酷評される理由がよく分かった。原作知ってる自分からしたら余分なもの足し過ぎだし、知らない人からしたらよく分からんで終わりそう。ゲスト声優2人もうまくないし、いいなと思える要素がほとんどな>>続きを読む

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

3.8

妻が借りてきて観たけど進むにつれてぶっ飛んでて、最後まで飽きなかったB級映画の良作。題材が同じだからデトロイトメタルシティに似てるとこも多い。ベースのキャラがいいなぁ。図書館勤務の変人。前組んでたバン>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.9

ずっと観たいと思っていたら、ちょうど映画館でやっていたので観ることができた。なるほどねー、これは確かにいいわ。
調度品にいたるまで映画内の世界観がカッコよくて、それでいて笑える。1本筋のストーリーライ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

暗い映画かと思ったら、笑える場面多数でありながら考えさせられる素晴らしい映画だった。万引き家族と並べて、格差社会の文脈で語られることが多いが、それはなんか違う気がした。そんなテーマ性を意識しないほどエ>>続きを読む

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

3.0

ストーリーはよく言えばシンプル、悪く言えばありきたりだけど、映像の迫力があって良かった。戦闘シーンはスピード感についていけなくて何が起こってるかわからない部分もあったけど、凄さは伝わった。日本語に吹き>>続きを読む

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

とにかく圧倒的だった。これまで観なかったのを後悔。最初、日常パート長いなーと思ってたが、最後まで観て、この前半がいかに必要なのかが分かった。後から調べて知ったが、明確に示されてないが主人公は同性愛者と>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

公開が終わる前にシアターXで鑑賞できた。ライブエイドの場面も良かったけど、その前のフレディがバンドに戻るまでら辺が一番ウルっときた。人生はどこまでいってもどんな境遇でも孤独。そんなことを思わせる。

映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

朝一家族で鑑賞。家族3人で観るのにいい映画だと思う。作りとしてはかなり大人を意識してるなぁ、と。今までフィーチャーされなかったみさえが頑張る話。ひろしに拒否されたあとから、帰り道に地下に落とされたとこ>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.4

気になったので仕事ほっぽり出して観たが正解だった。ただ、開始5分くらいで観たことあるなと思い始め、最後の場面が何となく思い出されて、どうやってあんなラストになるんだ、別の映画だっけとか思っていたら地下>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の月面探査記(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

やっぱりここのところのドラえもんの方向性が受け付けないんだよなぁ。事前ポスターとか大人向きのキャッチコピーが乗っててすごくいいんだけど、実際観てみるとなんか、子供向けの作品に無理に大人要素を入れてる気>>続きを読む

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

3.6

床にチョークと最小限の家具というこのセットで、3時間飽きさせずに観させる映画を撮れること自体すごい。最初は芝居っぽく感じて慣れなかったのが、最後にはすっかり作品世界に入り込んで感情移入させられてしまう>>続きを読む

ローザ・ルクセンブルグ(1985年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

なんというかもう少しエンタメ感が欲しかったなぁ、と。実際のモノクロ映像がけっこう使われていて、そこはよかった。たぶんローザの生涯自体、何度も投獄されたこと以外、そこまでドラマチックな部分がないんだろう>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の宝島(2018年製作の映画)

2.1

昨年から新路線でヒットしているが、正直、今年も面白くなかった。なんか無理に大人向けに作ってる印象なんだよなぁ。最初の方でなぜか存在感のないのび太の父親が少し出てきて伏線になってるんだろうなぁ、と思って>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.2

こんな時期までやってる映画館があることが凄い。客も2〜3割入ってた。原作の雰囲気を伝えようとセリフとか演技のぎこちなさが気になったが、最後一気にもってく感じは、これがあったから映画も成功したんだと思わ>>続きを読む

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

2.3

端的に言ってつまらなかった。元の詩が微妙なのか、映像化するのに失敗しているのかはわからないが、途中、まだ終わりじゃないの? と思う瞬間があった。結局、何が言いたいか何を核にしているかが明確じゃないか>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.8

前知識何もなしで観て想像以上に良かったーってなった。宮沢りえと杉咲花の2人の演技は素晴らしい。杉咲花は昔の蒼井優を見てるみたいだなぁ、と。ところどころわざと手ブレする映像にしたり、撮り方のこだわりも感>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

2.8

小説とほぼ変わらない感じの筋立て。うーん、このトラックの運ちゃんの息子が出来すぎでどうもシラケるんだよなぁ。そんな風に見てしまうのも自分の心が醜いからかもしれんが。

WE ARE X(2016年製作の映画)

2.8

hideの存在が大きいから隠れちゃってるけど、今のxはヨシキとトシの物語なんだよね。その部分が観ていて面白かった。タイジの墓前でトシがヨシキに俺は生きてるからって言うのが印象的だったなぁ。
ただ、映画
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.2

いやー、やっと観れた。なぜか最初の方、おばあちゃんの言葉とかにうるっときたなぁ。実家を思い出しました。期待値高くてもそれを超えるいい映画でした。

君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

公開終了前に観れてよかった。なにより映像がきれいだなぁ。ストーリーと演出は、まぁいろんなもののいいとこをうまく使ってるなぁという印象。意図してかわからないが、2人の出会い以外はいろんな意味でシンメトリ>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

うーん。ポスターのキャッチがよかったから期待してたけど、微妙だった。異星人と氷河を組み合わせたことで少し焦点がぶれたのかなぁ。なんとなく10万年という時間があって、それを星との距離、氷河の年月で組み合>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

音楽がなによりもいい。観終わった後もずっと頭の中に住み着くようなフレーズ。退屈したという意味ではなく、時間の割に長く観ていた気がした。最後のありえたかもしれない未来を見せるところは、よくある演出だけど>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

最初はそう3時間弱の長さでキツイかなぁと思ったけど、意外に観れた。全体的な雰囲気作りはいいけど、最後がなぁ。なんであそこで十字架待たせちゃうかなぁ。あのワンシーンがあることで、まったくこの作品の意味合>>続きを読む

カラスの親指(2012年製作の映画)

3.0

どんな小説だったっけと思いながら観た。2時間40分は長いなぁと思ったけど、意外にすんなり観れたなぁ。阿部寛の安定感と村上ショージのクセになるダイコン役者感、そして若々しい能年玲奈と見所が結構。最後のど>>続きを読む

恋人たち(2015年製作の映画)

4.4

撮り方のこだわりが随所に感じられる。壁に耳をつけて目を瞑る主人公のアップからだんだん引いていき、仕事中だとわかるカットが印象に残った。