てれすこさんの映画レビュー・感想・評価

てれすこ

てれすこ

守護教師(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

田舎町の闇に斬り込むマ・ドンソク
明るさはあまりない
犯人サイドの嫌な部分の描写になると妙に気合いが入り、解像度が上がった気がする
父はやたら強権的で家父長制的要素が強く、それに育てられた息子はやたら
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.8

楽しかった
アウルベア可愛い
セクシーパラディンを観て喜んだり、賢い脳を狙うモンスターに全員スルーされるところで笑ったりした 迷路を走らされるシーンが妙に怖く感じた

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

カナとは世代も違うしわかる部分もわからない部分もあった。冒頭の話をきいてない時の表情がリアルで、されたこともあるししたこともあると思った。
彼氏たちはおだやかで自制心があるように見えるが、風俗に行った
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

ほんとに怖い人ほど人当たりは良かったりすると思うので狂児のことはずっと怖かったです 色気もめちゃくちゃあるので余計怖さが増した 
ヤクザたちもコミカルだけど怖さはずっとあった気がする あのキティちゃん
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.8

ずっと見たかったので見ました 鈴木亮平の仕上がり・強さ・説得力 安藤政信の槇村再現度高しほぼ本人 あとの共闘する展開に繋げるためとは思うんだけど香が失敗するシーンを観るのがつらかった 森田望智は良いで>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

見てるあいだずっと怖かった そして実話ベース
従業員の人々のプロ意識がすごい
主人公のヒゲとターバンのシーンで失礼なのはあのお客のほうなんだから主人公が説明してあげることないやんけと私は思ってしまった
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.0

時系列はKCIA、ソウルの春、タクシー運転手、この作品の順
軍事独裁政権と警察が権力を濫用する中、警察の拷問によって大学生が命を奪われる 
政権と警察は圧力でもみ消そうとするが検事と報道がそれに抵抗す
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

通常版は公開時に劇場で見たんですが広島に行ってきたこともありディレクターズカット版も見たいと思って見ました
大戦末期に広島から呉へ嫁いだすずさんと周囲の人々の物語、当時の人々の生活が描かれていく 友人
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.7

ソマリア内戦時に偶然居合わせた韓国と北朝鮮の外交官たち。本来は対立する両者だが協力して脱出の道を探ることになる。
密輸がすごくよかったのでモガディシュも観てみた
食事シーンがよかったなーあと糖尿病の薬
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密輸 1970(2023年製作の映画)

4.2

海女!密輸!ヤクザ!サメ!
常に背後に流れる韓国演歌とディスコサウンド
チュンジャがあまりにもQUEENだった
海女勢による海中アクションシーンはセイレーンが人を引き込むときってこういう感じなんだろう
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暗殺の森(1970年製作の映画)

-

同じ考えの連中と同じようにする。
大勢でいれば怖くない。
ずっと普通を目指してきて、一貫した芯がないように見える主人公が言うんだけど普通ってそういう事なんかな 
わかるけどなんかやるせないし嫌だなと思
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

この映画のポアロは容疑者全員に圧迫面接をして動揺した相手から証言を得ていく捜査方法なのでそれはちょっとどうかと思っていたら
最後で「あなたの仕事っぷりは見たくなかった」と言われていた
恋をしている人が
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

シマを狙いによそから来た兄弟に襲撃される殺し屋たち 
でも冒頭で兄弟が仕事してるシーンでちさととまひろにはとても及ばないだろうとわかってしまう
ちさとたちはお金は稼いでいるはずなのにジムの支払いを忘れ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.6

歴史要素が多めで、1、2作目のような痛快スパイアクションを期待してるとちょっと違った
作風が変わっても身分や経済的格差への批判がどこかに必ずあるなと思う
マナーが人を作る

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

元々そういう映画とはいえロキシーが早々に退場になってしまったのが残念だった〜マーリンも残念だけど見せ場があったからまだいい方かも
存在感を放つエルトン・ジョン(本人役)
ペドロ・パスカル出てるの知らな
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桜桃の味(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

世に絶望した男性が、自死するために穴に入った自分に土をかけてほしいと出会った人々に頼むが断られる。
最後に老人に出会い同じ頼みをすると老人は自分がかつて死を思い留まったときの話をする。首をくくろうとし
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ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

画面、音楽がオシャレだった
主演二人のやりとりは楽しいんだけど、途中から出てくる男がいないほうがよかったな〜
彼が不二子ちゃん的な立ち位置だったのかもしれないけど不二子ちゃんのようにこりゃ騙されても仕
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スラムドッグス(2023年製作の映画)

3.6

下ネタ多め 結構好き
きのこのシーンで爆笑した あと鳥
バグが野良犬のリーダーでボストンテリアなのでジョジョのイギーを思い出した
レジーの元飼い主のダグがひどい奴なんだけど和解エンドとかじゃないのが良
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回路(2000年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

あの世が満員になってしまい幽霊がこの世に溢れ出す。幽霊は人を殺さない。人を黒いシミのような物にする。黒いシミにされた人は「助けて」と訴え続けるしかない。
それは永遠の孤独だから。
人と繋がれるはずのイ
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

思ってたのと結構違って友情物だった
高所は近いようで遠くて怖い
最初ハンターのこと人を巻き込む迷惑系youtuberを見るような目で見てごめん

ファイティン!(2018年製作の映画)

3.5

チェイサーを見たあと落ち込んで、明るい作品が見たくて探した
たまたまわたしが見た作品がそうなのかもしれないけど韓国映画は家族の絆の強さが描かれることが多い気がする 儒教の教えが根強いからなんだろうか
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

フュリオサの復讐についてはあれだけのことをされたらそれはそうなるよなと思った 
偶然と思うが最後で幽遊白書の軀を思い出した
クリヘム演じるディメンタス将軍が異様な存在感を示す 何かにつけて残酷な上に統
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

同じ男に指名された風俗店の女性が次々と姿を消す 元刑事の店長である主人公が犯人を追う
体調の悪い女性を無理に仕事へ行かせた結果彼女も行方がわからなくなり、主人公は罪の意識を持ち続けることになる
最後女
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

4.0

アフガニスタンからデンマークへの亡命を余儀なくされたゲイ男性のドキュメンタリー映画 主人公やその家族の身の安全を守るために実写ではなくアニメの手法を採っている アニメってこういう使い方もあったんだと思>>続きを読む

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.5

人間しか死なない 熊は怖い
音楽がやたらと明るいし救急車のシーンで笑ってしまった

マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.8

男性がAirbnbで貸家を借りると貝のマルセルとその祖母が家に住み着いて暮らしていた
マルセルはかつて一緒に暮らしていた親戚や友達に会いたいという
男性がマルセルを動画に撮って公開するとそれがバズり一
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.4

悪魔に憑依される子の演技がすごかった
良くも悪くもあまり引っかかるところがなくサラッと見てしまった
悪魔なんだかんだ話通じるし嫌がらせや煽り方とかが割と人間っぽくて、怪異はもっと意味のわからないタイプ
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映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ(2023年製作の映画)

3.5

すみっコたちはかわいいしハッピーエンドなのだが内容は過重労働と建物や人形がこわい系のホラーだった かわいい絵なんだけど人形が迫ってくるの結構怖い アクションもある

Saltburn(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公怖いし気持ち悪いけど貴族一家もなんかみんなイヤなやつだしなあと思いながら観た フェリックスでさえ オリバーにああいう場所でのマナーとか教えてあげるわけでもないし悪口言われてても軽いフォローだけだ>>続きを読む

成功したオタク(2021年製作の映画)

3.8

人気男性アイドルが性犯罪で逮捕され、ショックを受けるオタクたちがそれぞれの心に向き合う様子を描く
推しには女性ファンが多く彼女たちに支えられてきたことは明らかなのに、女性を蔑ろにし危害を加える行為が明
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片袖の魚(2021年製作の映画)

-

辛い場面が続くが飲み会のシーンが特に辛く、ボールいらねえ〜って声出た 悪意のない無神経さ…
ひかりが最後投げ返せて(あるいは蹴り返せて)よかった そのあとで最悪だったって言える人がいてよかった

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.7

ミーガンがしれっと「そんなとこ」って答えるの好き 自分の足で歩いて襲いに行ったのに
ウェンズデーもそうだけどこういうタイプの女子にかっこよさを感じてしまう
ミーガンは魅力的なんだけど最後のあたりはちょ
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

4.0

シティーハンター大好きな人が作ったんだろうなという映画 ほんとに原作の中にありそうな話で楽しかった 実際に監督は大ファンで熱烈にオファーしたそう
亀仙人が一瞬映るんだけどセクシー芸能人の配信見てていか
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

純文学の作家がもっと黒人らしいものを書けと人から言われ、どうせおまえらこういうのが好きなんだろ!とステレオタイプを大げさに誇張したものを書いたらヒットしてしまう
本当に書きたいものとはもちろん違うので
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.7

もしもハリウッドにこんな落ち目の俳優とスタントマンがいたら 
そしてシャロン・テート襲撃事件のときに偶然隣に住んでいたら?
スタントマンのクリフは俳優リックの世話をしながら犬のブランディと暮らしている
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シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

レア映像と聞いたので見た 
幽霊よりお母さんのほうが怖かった 結局娘も決別できずに霊になった母親に連れて行かれるなんてバッドエンドすぎる 
薬のせいで幻覚見たにしても心が母親に囚われたままだから最期に
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