あべゆさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

眉村ちあきのすべて(仮)(2019年製作の映画)

3.9

【ちょい広島映画】エンドロールの“撮影協力”に、広島本社のコンビニ(株)ポプラと広島エフエム放送(株)が並んでいます。どちらも、本物の眉村ちあきさんがこれまでコラボしてきた会社。映画の中で、東京の地下>>続きを読む

はりぼて(2020年製作の映画)

3.9

『半沢直樹』の世界とは真逆の、あまりにも軽々しい土下座がたくさん見れる映画です。これがずっと有権者人口比自民党党員率10年連続No.1の市だからこそ起こった腐敗なのか…。いやそんなことないよねー。報道>>続きを読む

ファンシー(2019年製作の映画)

3.2

《ひきこもり映画祭 127作目》
カミングアウトしますが、中学生のころくらいから、山本直樹さんが描く女の子が好きです。小西桜子さんは、完全にその漫画の世界から抜け出してきた女の子でしたねー。『ファンシ
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.5

《ひきこもり映画祭 126作目》
ぼくの大学生活にも、そいつのことを思い出すと必ず笑い話になるやつ、いました。世之介くんほど純粋な感じではなかったけれど。本能にめちゃ正直なやつで。髪型はやっぱり強めの
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.1

【ちょい広島映画】思いがけず「あ、広島出てきた!」「このイントネーションは広島弁やろ」に出会えるのが『ちょい広島映画』の楽しさなのですが。この映画は、事前情報で「主人公、広島弁らしーで」を聞いてしまい>>続きを読む

いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

4.0

《ひきこもり映画祭 125作目》
はじめまして、あべゆうじと申します。誕生日は7月27日です。この映画のゆうじくんと、同じ誕生日です。竹内結子さんを偲んで、16年前の竹内結子さんに会いに行ってみたら、
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.2

《ひきこもり映画祭 114作目》
池松壮亮さんが気になり出したのは、いつだったか。あー、あれだ、2017年のドラマ『銀と金』。うだつの上がらない若者が、裏社会の大悪党に憧れて、魑魅魍魎の悪党に立ち向か
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れいわ一揆(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

上映後に原一男監督と徳岡真紀さん(クラシノワ舎 主宰)のリモートトークがある先行公開で観ました。17:10開演で、映画館を出たのは22:30。れいわの世界を満喫しました。

監督ご自身も「どうなんだろ
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

コロナでひきこもる直前に、映画館の大きなスクリーンで観ることができました。これまた、映画ってすごいなと思える映画でした。

3月12日午後3時36分1号機原子炉建屋水素爆発。この中継映像を見た直後の枝
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.6

《ひきこもり映画祭 124作目》
高度なアダルトビデオ?オブラート分厚めのサイコスリラー?意外と結局コメディ?と、つかみどころないまま見終わって、思い返すと素敵な恋愛映画でした。

うちも子どもいない
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

4.3

《ひきこもり映画祭 113作目》
なにもかも完璧な完成度のアクション映画ですね。“絶対に人を殺してはいけない殺し屋”という面白設定。しかも主役は凄腕かつ超世間知らずの天然男前。酒豪美女のバディ(煕子様
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

《ひきこもり映画祭 130作目》
『見えない目撃者』この設定とタイトルで、面白そう期待値がめちゃ上がりました。が、その期待をさらに超えてくる映画でした。まさに息もつかせぬ展開。エンドロールまで、まった
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.1

《ひきこもり映画祭 122作目》
「やめとき。あれはあかん。泣かされるのが目に見えてる」と言う伊藤沙莉さんは、ふたりのことを知ってたんやろか…。鳥居麦と丸子亮平と東出昌大。3人の同じ顔の男の間で揺れ動
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

4.2

《ひきこもり映画祭 121作目》
めちゃくちゃカッコいい映像ですねー。中盤の、デイとナイトを一瞬ずつ立て続けに見せるとこ、中毒性あります。また見たい…あ、アマプラ見放題やった。見よ。

実は普段TVド
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二重生活(2016年製作の映画)

4.2

《ひきこもり映画祭 120作目》
理由なき尾行、おもしろそう!一発でこんな大物には出会えないでしょうが。画面の微妙な揺れが、尾行の擬似体験感を増してますね。尾行する麦ちゃんを、さらに尾行して監視してい
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

《ひきこもり映画祭 35作目》
映画館では必ずパンフレットを買います。いい映画の「いい」と思わされた理由を知りたくて。監督や役者のインタビュー、プロダクションノートからそれを知って、なるほどすごいなあ
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悪人(2010年製作の映画)

4.3

《ひきこもり映画祭 59作目》
『怒り』から遡りました。この映画にも圧倒されました。李監督が、地方の閉塞感が生んだこの物語の終着点に選んだ灯台、いつか見に行きたいです。妻夫木くんが「毎日、撮影で疲れた
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