adabanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.5

天国に持っていけるものは人に与えたものだけ
調理中のバベットの輝き、食べた皆の表情の綻び
何気に男の子の給仕が素晴らしかった

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.4

マグリット+カフカのような閉塞感
早々にこれは墓穴を掘っているんだろうと感づく
ポップでとても悪趣味

A.I.(2001年製作の映画)

3.9

アンドロイドのピノキオ、残酷なおとぎ話だ
ひたすらに母の愛情を求めるデイビッド
ハーレイ君の眼差しの相乗効果で胸が締め付けられる
ジゴロの優しさも切ないな
デイビッドよく頑張ったねゆっくりおやすみ

若草物語(1994年製作の映画)

3.6

原作のイメージに近いかなキャストも素晴らしい
色褪せない静かな感動
ラスト、余韻がもうちょっとほしい

キャラクター(2021年製作の映画)

3.3

主人公とは対照的に両角には存在感があり、Fukaseがハマっていた
無能なくせに2人の刑事が目立ちすぎて気が散ってしまう
4人家族の拘りが気になる
浅めなのは続編の布石かな

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5

グリンデルバルドの迫力の逃亡シーンで高まる
人物の関係性に注意を削がれ展開も複雑に感じ疲れた
クイニーも行ってしまうの⁉︎こじつけ感がやや

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.5

CG•VFXがすごーい大スクリーンで観たい
魔法動物が魅力的で楽しい
結局レパロはズルい

F [エフ](1998年製作の映画)

3.0

ラジオの私物化にイラッと
軽薄さも小っ恥ずかしさも
テディのバレエシーンで許せるか許せないか

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.6

スーパーバッド少年版
セス・ローゲン& エヴァン・ゴールドバーグらしい作品
下ネタも表現方法が時代に合わせてアップデートされてて感心する
男子は女子より無邪気なのがかわいい
成長と共にちょっぴり切なく
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.3

テンポよく纏められてるのでとても見やすい
この会議に議事録は存在しない
スカッと感は半沢より低め

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.5

こんなに愛されているのに
息子、父親、母親も皆ずっと苦しくて辛い
抜け出せない
終わりが見えない苛立ち
そしてここまで支えられるのは裕福であることも無視できない現実
スプリンクラーで遊ぶシーンが美しく
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ビルとテッドの地獄旅行(1991年製作の映画)

3.4

おバカは死んでも治らない
死神も加わって悪ノリはさらに加速
笑ってちょっと感動して元気をもらえます

ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)

3.4

レポートの為に過去から偉人を連行する奇想天外
エアギターと電話ボックス
80年代の煌めきと2人のキャラがExcellent!

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.2

武士道を重んじる すべて熟知 の殺し屋
ユーモアが散りばめられてて飽きさせない
アイスクリーム屋のシーンは和む
葉隠が引き渡されたパーリーンの将来が気になる

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

完成まで紆余曲折あったこの作品だが、ここまでよく仕上げたなぁと感動
たかる悪い奴と孤独や葛藤に悩むミュージシャンらしいサクセスストーリーだが、楽曲制作の過程は楽しい
お待ちかねのライヴエイド
ゴォォォ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.9

車から降りてドアをノックするまでの10秒間
ロビン・ウィリアムズの優しい眼差し
エリオット・スミスが沁みる

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.0

来る者拒まずな大伴が今ヶ瀬になぜ拘ったのか。
濡れ場もいいけど、心の変化の描写が見たかった。
待つんかーいモヤモヤ。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.5

ミッドライフクライシスから抜け出せるか
酒の量を増やしても酔拳にはならない
お楽しみはマッツのキレキレダンス

刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

3.6

クライムサスペンスとしては物足りなさはあるがガッカリさせない
ハリソンの大工仕事の腕前が光る
終わり方がなんとも、レモネードのようだね

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

こだわりの世界観はお洒落で素敵。
クスッとしちゃうけど割とシリアスなのだ。
MENDL'Sのケーキはかわいすぎる。
実店舗作ってほしい。

サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.2

主人公が女性に変わり物語に母性が生まれた静岡
感覚が再現されていてテンションが上がる
が、ストーリーがイマイチ
途中で飽きてしまった

(2020年製作の映画)

3.0

18年にも渡る2人の軌跡を描くのはなかなか忙しい
なのに詰め込みすぎるから、あちこち場面が切り替わってエピソードに深みがない
そんな訳でストーリーと曲のリンクもあまりピンとこない
織りなしていないよう
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

3.4

30年経ってもビルとテッドはおバカなままだ
相変わらず破茶滅茶で愉快、作品への愛を感じた
エンドロールも胸熱

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

優しいラブストーリーだった
期待しすぎたのかちょっと肩透かし感はあるかな
ビートルズのいない世界にエドシーランは存在するだろうか
僕はビートルズがよぎる

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.5

価値観の違う2人
トム目線なので
サマーはワガママに見えていだけど
恋に落ちるふつうの女子だったし
トムも振り回されてるようで実は自己中
秋がやってくるいいエンド

夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.3

半信半疑でしたが意外にもライトに楽しめた
全体的に雑なんだけどやはり原作の力かな
わざとらしくランチパックを咥える山崎賢人もかわいかったけど、アンドロイドのピートに持ってかれた
璃子はなぜ真冬なのに裸
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誘拐の掟(2014年製作の映画)

3.4

リーアム兄さんのマットスカダーいいと思う
映画が厳しいならシリーズをドラマ化してほしい
暗晦な雰囲気の中、TJとのやりとりが和んだ

落下の王国(2006年製作の映画)

4.0

圧倒的な世界観と映像美
好奇心旺盛なアレクサンドリアと一緒にお話にも引き込まれた
タイトルも洒落てるね
いつか映画館で観たい

ミナリ(2020年製作の映画)

3.3

これで終わり?
成功するわけでもないのが現実か
お婆ちゃんの残してくれたものはとてもありがたい、わずかな光
せりのように、根気強く生きていかねばならないのですね

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.6

音楽、夢、恋愛、友情
青春が詰まってて苦しくなる
スティルウォーターはどうでもよくて
キュートなペニーレインに憧れた
ポスターはお気に入り

ドラキュラ(1992年製作の映画)

3.5

時を超えたゴシックロマンス
怪奇要素は薄まっている
豪華な衣装とゲイリーオールドマンの怪演が要

時をかける少女(1983年製作の映画)

3.5

土曜日の実験室、ラベンダーの香り、テレポーテーションとか
ノスタルジーも相まって切ない
エンドロールで一緒に歌ってしまう

ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

3.8

渋い名優と動物と田舎暮らし
武勇伝はホントだったんだと嬉しくなる
ダラダラとした夏休みに、何気なく見たら最高だろうな
原題の方がしっくりくる

ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

NASAを支えた名もなき計算手たち
差別が当たり前だったこの時代に、気高く気丈に立ち向かい、周りを変えてゆく3人の頭脳と行動力に感銘を受けた
ジョングレン氏はさすがナイスガイ
すごくいい作品なのに邦題
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.5

ホラーかと思いきやサスペンスで惑わす
粗掴みが気になるが伏線回収は分かりやすかった
フロッギングがいまどきな感じ

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.3

息を潜めて我慢して我慢してギャー!
ツッコミも何度も飲み込んで疲れる
赤ちゃんがおとなしすぎて心配が募る
えっ、ショットガンで倒せるの⁉︎