adabanaさんの映画レビュー・感想・評価

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テッド 2(2015年製作の映画)

3.5

ジョンとロリーはわずか半年でスピード離婚
テッドもまさかタミ=リンと結婚するとは
今回はテッドの市民権についてがテーマだけど
トムブレイディ様の夜這いや
屋上からのリンゴ投げは許しがたい
医者も加担す
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テッド(2012年製作の映画)

3.5

差別や暴言は気になるし下品極まりない
大人になれないジョンと、そそのかすやさぐれテッドに苛つくロリーの気持ちはすごくわかる
でも、かわいいのよね
ひとり佇んだり雨に濡れたり、悲しそうな表情は、どうして
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

キャッチコピーがネタバレしてる
流行りの記憶喪失の病、新しい自分プログラムに参加する
疑似体験をしてるようで不安な気分だ
前の住所を口走る、断片的に記憶が蘇ったのかな?
犬の名前を思わず呼んでそそくさ
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

エルヴィスサンドを作って賑やかに鑑賞
オープニングだけでなくエンドロールまでもギラギラゴージャスでカッコいい
圧巻のパフォーマンスと鮮やかな衣装の再現に魅了される
オースティンバトラーの役作りへの熱意
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.6

歳の差の友情、新しい挑戦を応援したくなる
才能なくても漫画は描けると背中を押されうららは一念発起
印刷屋のまさき君の書道が楽しいアクセントに
サイン会後の2人の盛り上がりは本当に楽しそう
雪さんのはし
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ジムノペディに乱れる(2016年製作の映画)

3.0

悲壮感漂う妙に気取った男
落ち目で金もないのにモテまくる
ピアノの調べと共に自暴自棄な性衝動に走る
てゆーかなんで俺のTシャツ着てるんだよ!
藤原季節w
夜露に濡れた夜明け前の朝顔って遠回すな
妻の病
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.5

名前のわからないビーチでひとりサーフィン
ぱっくりの傷口は海水が染みて卒倒しそう
縫合は目を塞ぎたくなった
執拗に向かってくるサメとの格闘はハラハラの連続
アイデアは面白い、ワンシチュエーションでも
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アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

3.5

理想通りのアンドロイドの恋人
絶対彼氏。を思い出す
ドラマ版はもこみち
でもこれはラブコメとはいかない
アルゴリズムによって人間味が増すトム
ダンスティーヴンスのドイツ語と
ロボット感が絶妙です
アル
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.6

ダニエル・デイ=ルイス憑依の怪演
野心と欲望にまみれた石油屋の孤独な半生
弟の登場は嫌な予感しかしない
連れ回して嬉しそうだが、ある時感づいてしまう
翻弄された息子は大人になって、それでも父を愛してる
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.6

極寒の雪山に圧倒される
極限状態がとにかくしんどい
熊との死闘は躍動感に溢れすくみ上がった
瀕死の重傷を負わされ、寒さや飢えに苦しんでいるのに、濁流にのまれても崖から落ちても、息を止めることをやめない
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地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

3.3

ヘンな穴とヘンな棒
夫婦は奇妙な穴のある新居に引っ越した
マリーはてっきり子どもがほしいのかと、
20歳に戻りたいと穴に入りまくる
家庭を顧みず夢中になりすぎて、りんごのように中身は腐ってしまった
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

パディントン冤罪で投獄される
パディントンがいなくなったロンドンの街はどこか元気がない
パディントンの行くところはカラフルに、囚人たちの心も動かし、刑務所だって変えてしまうのだ
ブラウン家の人々も無実
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.8

バイト先でスカウトされあっという間にポルノスターに駆け上がるダークディグラー
ディスコみたいな70年代は過ぎ去り
80年代に入ると世の中は保守的なムードに
ポルノ映画もフィルムからビデオに移行し始める
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.7

グレイスケリーには似てないがバーブラストライサンドにはけっこう似てるアラナ
つまらない日々を送っている
でも10歳も歳下の男の子とつるむなんてやっぱり変だ
ゲイリーはナルシストで15歳に見えないフォル
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パディントン(2014年製作の映画)

3.6

暗黒の地⁉︎ペルーから新しいお家を探しに
ロンドンへやってきたこぐま
聖母のようなメアリーが足を止めてくれる
パディントンは純粋で礼儀正しい
でもひっちゃかめっちゃかしちゃう
保険で賄えるか疑問だけど
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ネコナデ(2008年製作の映画)

2.9

オリエンテーション懐かしい
古臭い会社、人事部長の難しい役回りは強いストレスを抱えるが、猫によって癒されていく
自分の体裁より一軒家なんだし
ちゃんと家族に話して飼えばよかったのに
娘はゲームで我慢し
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トムとジェリー(2021年製作の映画)

3.3

ミュージジャンとして成功したいトムとリッチな暮らしに憧れるジェリー
N.Y.のホテルを舞台にドタバタの追っかけっこを繰り広げる
というより、ホテリエとして世紀のウェディングパーティを成功させるまでのケ
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トムボーイ(2011年製作の映画)

3.5

ミカエルは確かにリザの言う通り他の子と違う雰囲気を醸し出していてかっこいい
小細工した切りっぱなしの水着は脱げちゃわないかハラハラした
おしゃまな妹のジャンヌが6歳にしてなかなか機転がきいて面白い
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.6

ただの息抜きの旅のつもりだったのに
抜けてるテルマに苛々したが逞しくなっていく姿は清々しかった
カッコいいルイーズにも実は傷を負った過去があって気丈に生きてきたのね
男はクズばかり、もう我慢も限界
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ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.4

息子の稼ぎで生活してる不甲斐なさを理解しろなんて
寝転がる親父の後ろ姿を眺めて、優しい父親を妄想して泣いちゃうオーティスに胸が締めつけられた
親父からもらった唯一の価値のあるモノは「痛み」だってさ、そ
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.5

キャバーンクラブからざっくりとサージェントペパーズまで
ゆらめく煙の演出は何だろう
ジャクソンビルのゲイターボウルスタジアムで
人種隔離のゲートを撤廃したエピソードは革新的でビートルズスピリットを感じ
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ゴーストライター(2010年製作の映画)

3.4

荒波の孤島もう先はないと言いたげに
低い雲が覆いかぶさる
元首相がブッシュのプードルと揶揄されたトニーブレアとリンクする
依頼主の自宅には宿泊したくないと言ったそばからそのだらしなさ
前任者が謎の死を
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パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

突然の父の告白に戸惑うエマはまだ11歳
犬はラウール、サッカー少女だ
マヨルカ島では憂鬱なエマをよそに
開放的なアウネーテ
母親ヅラするしサッカーけなすし
そりゃキレちゃうよ
何度も流れるホームビデオ
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ミスト(2007年製作の映画)

3.5

もう見たくないと思ったのに
なんとなく流れで見てしまって落ち込む
薬局での絶望的光景は背筋が凍る
アローヘッド計画の噂話
やはりダークタワーが絡んでいるのか
狂信者になびく集団心理にも追い詰められる
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

田母神、優里どちらの感情も理解できるが
ふだんは隠れている黒い部分が爆走する
自撮り棒チャンバラはちょっと笑う
この醜いバトルをどう終息させるのか
本当に炎上してしまった
どいつもこいつもクズばかり
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.5

南北戦争時代を生きる綿花農場の奴隷のエデン
現代を生きる順風満帆の社会学者ヴェロニカ
悪夢の世界に引きずり込まれる
エデンの終わりのない地獄のような生活に
滅入っていると
存在するはずのない音が鳴りエ
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チップス先生さようなら(1969年製作の映画)

3.7

London is Londonが楽しい
堅物のチップス先生がなりふり構わず
全力疾走で女性を追いかけるなんて
犬まで追いかけちゃって微笑ましかった
キャサリン演出の生徒たちのミュージカルも
とてもか
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ラブ×ドック(2017年製作の映画)

2.8

残念ながら肝心のラブドックが弱い
いかにもな蛍光ピンク色の注射も漫画的なだけ
必要だったかなと思うほど弱かった
金魚のアクアリウムも効果的とは言えず
ファンタジーだと割り切って見ても
スカスカで教訓も
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

船上でゆらゆら歪な感情をジリジリと照りつける
モーリスロネとアランドロンの醸し出す雰囲気は
どうしたってアメリカ人には見えない
見張られているようなカットに怯える
トムリプリーのアップが多い分
野心と
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.4

遠隔システムでミッションを遂行する
謎の暗殺組織のタシャ
ターゲットにされたコリンが明らかに不憫なのに
コリンの意識を邪魔と思わせる演出は巧妙だ
タシャとコリンが混濁する意識は
見てるこちらも混乱する
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.8

昭和基地から1000km離れた極寒のドームふじ
食べることが生きがいになる
もったいない伊勢海老のエビフライのインパクト
オーロラに勝つラーメンは感動的でもあった
隊員が作った下手くそな唐揚げに泣く西
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私はいったい、何と闘っているのか(2021年製作の映画)

3.0

特に事件も起こらない日常系
モノローグがやたら多いのが気になる
つぶやきシローかそんな感じだ
不器用だし理不尽なことばかりで
ストレスも溜まるけど
真面目に仕事を頑張ってる優しいお父さん
家に帰れば楽
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

朝3:00から始まるヤングケアラーのルビー
家でも学校でも疎外感に苛まれる
マイルドヤンキー風の女友達がいい感じ
家族も個性的で面白い、ぶつかり合いは迫真だ
コンサートでは盛り上がると突然の無音
見る
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快楽の囚人(2021年製作の映画)

3.3

英題Fib the Truth (Lie to Me the Truth)
ジャケと邦題が悪すぎてもったいない
森に囲まれた別荘で過ごす2人だけの休日
のはずが翌日いきなり妹がやってきて
いつの間にや
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ルートヴィヒ 完全復元版(1972年製作の映画)

3.7

狂王の異名を持つルートヴィヒII世
芸術に心酔し国政に興味が湧かない
前線に立ち疲弊する弟オットーを前に
私には戦争は存在しないとか言っちゃうからもう
真実に生きたいとて
エリザベートのロマンチック街
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ツインズ(1988年製作の映画)

3.5

凸凹なふたごの珍道中
お揃いのスーツにサングラスで闊歩する姿は微笑ましい名シーン
運び屋のなりすましなんて無謀なはずなのに、本物の運び屋がアホで
名誉も金も手に入っちゃうゆるさ
こんな愉快なハッピーエ
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