青と黒さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

青と黒

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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.0

Filmarksオンライン試写会にて。ありがとうございます。
最近多い悪者のいない映画。文化祭を舞台に学校では地味なメンバーたちが友情と少しのキュンで過ごしたひと夏の話し。有りがちと言えばそれまでだが
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.7

生と死についてよく描かれたと思う。眠ることは少しの間死ぬことっていう解釈がなんか新鮮。ちょっと考えさせられた。
映画としてはアクションもVFXも使い映像は結構迫力あり。ソボクの仔犬のような表情もギホン
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.7

離婚する夫婦のすれ違いは日本もアメリカも同じだな。でも弁護士はずいぶん違うような。そんな周囲に振り回される親権が欲しい離婚予定の夫婦。終盤の口喧嘩は激しいが夫婦のドロドロは無し。その分恐ろしいほどのリ>>続きを読む

mellow(2020年製作の映画)

3.4

今泉監督らしさ。ちょっと変わった夫婦と主人公3人の長回しとかとてもそう感じた。同じ街の中、狭い世界での話はお手の物。役者のナチュラルな芝居を引き出す手腕も素晴らしい。
ただ残念だったのはラーメンがあま
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.0

アベンジャーズではナターシャ推しなわたし。スケールも大きく期待通りに楽しめた。少々設定は甘い気もするけれどその分わかりやすくなっている。
ただアクションは少し多過ぎのような。もう少し姉妹や家族の心情だ
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映画 太陽の子(2021年製作の映画)

4.4

新しい切り口で描く戦争もの。親子の別れなどあるが泣かせようとする意図は感じられない。日米合作との事で洗練された音楽や映像で古い時代を描く新しい映画になった。
無駄なナレーションや説明セリフもなく一見淡
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.2

インド映画は見ると元気が出る。実話が元になっているけれど調べるとかなり脚色はされている様でビジネスマンのサクセスストーリーと言うよりはエンタメとして楽しめた。
前半はラクシュミが誰にも理解されず家族や
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.9

トラック運転手からマフィアになり孤独な最期を迎えるのを丁寧に描いた。でもやっぱり長過ぎる。その長い人生全部ではなくどこかを切り取って描くとか前後編とかにすることは出来なかったのかな。
映像はとても凝っ
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.7

描き方によっては気持ち悪いと取られそうな話をきれいなラブストーリーにしたのは流石。主演2人のピュアな感じがいい。職人気質も有りがちな描写ではあったけど良かったと思う。
気になったのはあれだけ溜めた仕事
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.1

イーストウッド監督らしい作品。話に無駄がなくテンポ良く進む。見せ方も大袈裟にすることなくあくまでナチュラル。それでもしっかり感動させられたし泣きそうになった。
リチャードとワトソンの出会いもいい。ナデ
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任侠学園(2019年製作の映画)

3.3

ヤクザだけど暴力団ではない。このセリフが印象に残る。
昔ながらの殴り合いと現代のITが程よく混在して解決するのが良かった。
ただ事の発端が学校のガラスを割るって言うのは小さ過ぎでそこから話しは膨らむけ
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.7

題材が良いので期待値が高過ぎたかも。ちょっとハラハラする場面が多過ぎな気がする。結末はわかってるのでもっと心情などを丁寧に描いて欲しかったかも。実行犯にも同情できる作りになってる気がするがもっとホテル>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.5

最初から最後まで面白かった。かなり笑える。予想を超えてきた。キャラクターがみんな良い。主演の2人は勉強家で生徒会長で友達もいない。日本だとここで卑下するけどこの2人は自信満々。その自信が砕かれた時明る>>続きを読む

唐人街探偵 東京 MISSION(2020年製作の映画)

3.3

オンライン試写会にて。膨大な人数をかけての撮影は迫力がある映像になっている。また色遣いが華やかで見ていて楽しい。日本人は主要キャストの他にバイプレーヤーも多数出演。お金をかけてアクションも笑いも何でも>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

3.8

河瀬監督イズムあふれる作品。所々にドキュメンタリータッチを挟み光を巧みに使った映像がきれい。脚本は過度な説明はなくテンポ良い。
養子縁組で子供を引き取った夫婦主体の前半、後半はその子供を産んだ中学生の
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.5

勝手に無声からトーキーに変わる時代の話かと思っていたが活動弁士大活躍の時代の話だった。
当時の生活の中での映画の立ち位置がわかる気がする。アナログなりのドタバタもいい。劇中映画は成田凌の解説と面白い台
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.4

原作未読だけれどこの映画はテレビドラマみたいだと思った。序盤はミステリアスな感じで良かったが突然の挿入歌、そして2人のイメージビデオのような映像で一気に冷めてしまった。
それぞれにトラウマを抱える環菜
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英雄は嘘がお好き(2018年製作の映画)

3.9

よく出来たコメディ。妹想いの優しい姉だと思っていたらどんどん嫌な人変わっていくのが予想外で面白い。脇役もコメディチック。ちょっぴりブラック味もあるのはフランスっぽい。身なりで周りの対応が変わるとかその>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.0

気軽に見れるミステリー。わかりやすいストーリーと丁寧な説明セリフでながら見にも向いている。それでも最後まで動機が明かされないので犯人探しとしては楽しめる。
一番知りたかった謎は放置だし細かい突っ込みど
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

3.7

この映画は監督脚本の佐藤二朗が描きたかったものなのだろう。もとから万人受けを狙っていないのはわかる。好き嫌いがハッキリ分れる映画。好きな人にはハマるだろうけれど映像だけでなくセリフもかなり下劣なので苦>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

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話題なので空いた時間に鑑賞。アニメを見ない人間からするととてもアニメらしい映画。キャラクターも声優もこれがアニメなんだなあと思いながら見た。
そしてこれが興行歴代一位という事はアニメって凄いという事だ
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明日の食卓(2021年製作の映画)

3.7

女優3人の熱演に引っ張られた映画。ママ友描写やリストラなど多少詰め込み過ぎな感じもあったけれど三者三様で丁寧に描いた。住む地域も経済的状況も抱える問題も違うので見る人によって刺さり方は違うと思う。でも>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.3

あぁ面白い!途中ストーリーテラー的なフレッチャーとレイの場面が多過ぎかと思ったがそれは必要だったな。話は二転三転するが辻褄は合ってるし出てくる人はかっこいいし。特にロザリンドのカッコ良さったら日本人で>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

良かった。認知症や親子の関わりを描いた映画は少なくないがこの視点は無かった。どれが現実でどれが妄想なのか見ているこちらが試されているみたい。アンソニーホプキンスの熱演も素晴らしい。自分も一人暮らしの高>>続きを読む

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

2.3

突っ込みどころが多過ぎて見ていて疲れた。真剣に演ずる豪華俳優陣がちょっとかわいそう。
ミスリードさせるような作りは良かったけど加賀谷のバックグラウンドは混乱させるだけのような気もする。
タイトルのこじ
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アラジン(2019年製作の映画)

4.0

CG多用だけれど実写の成功例だと思う。ファンタジーだしリアリティのかけらも無い話を人が演ずることによって感情移入しやすい作品になった気がする。
アラジン役メナマスードの身体能力やウィルスミスのエンター
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裏ゾッキ(2021年製作の映画)

3.5

見たからこそこのドキュメンタリーを応援したいのだけれど思ったことを書くことにします。
撮影のメイキングとロケ地の蒲郡の人々の奮闘と両方は難しかった気がする。両方なら1部2部など完全にわけた方がいいので
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あの夜、マイアミで(2020年製作の映画)

3.8

実在の人物をフィクションで描いた。差別を描いた話では珍しく黒人の成功者側からの話。舞台劇がもとになっているので4人の会話劇中心で進む。しかし冒頭とラストに添えられた各自の出来事が見る側のイメージを膨ら>>続きを読む

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.7

グロが苦手だが予想より楽しめた。原作小説も漫画も未読だけれど話がしっかりしてそう。確かに色使いは綺麗だけれどその強烈さでビジュアル先行になるのはもったいない気がした。冒頭の通行人の演出なども不要な気が>>続きを読む

火口のふたり(2019年製作の映画)

3.7

ホントに2人しか出てこない。公開はR18+だけれど配信なのでR15+になっていたのでボカシが結構多かった。それだけ過激な映像なんだろうな。予告などで絡みばかりかと思っていたがちゃんとストーリーもあった>>続きを読む

ジェネラル・ルージュの凱旋(2009年製作の映画)

3.5

ドラマの田口白鳥の方が好きだけれどこれはこれで良い。登場人物が多いけれど比較的わかりやすくよくまとまっている。冒頭の大勢の患者の捌き方やヘリの場面などはもう少し長く続きまで見たかった。
田口役の竹内結
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台風家族(2019年製作の映画)

3.5

普通かなぁ。老人の銀行強盗はちょっと新鮮だったけど子供達のキャラは有りがちで新鮮さはない。主人公が途中かなりのクズっぷりをみせるが最後までそのままでいて欲しかった。ストーリーで気になったのは三男がやっ>>続きを読む

ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

3.7

原作未読。たった33年前なんだ。今では考えられない学校や教師。多少誇張されているとは言えきっとこの手の学校はあったのだろう。
子供向けファンタジーとしてはこの作りでいいと思う。いちいち突っ込むのは野暮
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空に住む(2020年製作の映画)

2.8

リアリティがない。状況もセリフも机上の空論感。夢なら夢でドリーム感満載ならOKだけど。話はちょっと哲学的で難しい。
話は色々唐突すぎる。部屋の持ち主の叔母を無視したり当たり散らすのにタワマンにはしっか
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.8

スポ根と家族愛と両方持ってこられて最後は素直に感動してしまった。そこに少し友情も有り。
ストーリー的にはペイジもお兄ちゃんも挫折から立ち直る過程をもう少し丁寧に見たかったな。プロレスは苦手だけど見た感
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AI崩壊(2020年製作の映画)

2.5

なんとも残念な。突っ込み所多数有り。
アメリカ映画で有りがちな家族を守るために逃亡して国家と戦う構図を邦画で頑張った点は評価したい。ただ個人相手になってしまって国家が絡むかどうかは最後の匂わせ程度にな
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