Airiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Airi

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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

2023年最後はステイサムで

私の中でジェイソン・ステイサムって雇われの殺し屋か信頼のおける右腕的存在のイメージなんですよね
今作なんとボス

ボス…自ら復讐しに行くのか…慈悲なんてどこかに置いてき
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エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

3.8

「お前、普通のペンは持ってねえのかよ?」それよ、スタローンさん

もうスタローンの趣味全開映画!見ててちょっと引くレベルに脳筋
なーんも考えず友達突っ込みながら見るのが楽しいのでおすすめです

出てく
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エイリアン3(1992年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

デヴィット・フィンチャーが描くエイリアン
なんと初監督作だとか彼はあまりこの作品にいい思いはないそう

3作目になるとアメコミ感が増しましたね
スチームパンク×仏教みたいな独特な世界観に変わり
新鮮さ
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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

4.0

ウォンカを見に行く為におさらい鑑賞

ティム・バートン版のジョニーデップも好きなんですが
こっちのウォンカも狂気じみてて好きです笑
2作ともストーリーは同じ
それぞれの演出・挿入歌で好みは決まりそうで
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白鳥(2023年製作の映画)

3.7

ロアルド・ダール原作ウェス・アンダーソン短編映画
4部作中一番記憶に残った作品

羽を携え木に立つ少年
完成された絵画のようなセットがより不気味さを感じる
ウェス・アンダーソンの世界だから芸術として楽
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(2023年製作の映画)

3.5

神妙な面持ちのベネディクト・カンバーバッチを観れる短編
17分のちょうど良さを感じました
というのも展開はなんとなくわかるのです

ウェス・アンダーソンの世界って役者たちはまるで人形のような正確さと愛
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.9

1000人目の仲間は…?

ディズニーランドに行くと大体ナイトメアの時でホンテに乗ったことがあるのは数回…けれどあの幽霊もホールの絵も知っているものばかり!
前作も好きなんですがあれはディズニーランド
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評決のとき(1996年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

なんて重い映画なんですか…
人種差別の根強さをひしひしと感じるものでした
2023年見てよかった映画に間違いなく入ります

黒人を野蛮で人でない扱いをする白人の中にはKKKのような過激な者もいて…その
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.7

ディズニーのショーでも扱われるほどに大事にされてきた作品
金曜ロードショーで流れていたのをみて改めて鑑賞

「The Bells of Notre Dame」ってこんなに荘厳でしたっけ?とか
カジモド
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.5

気持ち悪めなレイフ・ファインズが観れる映画
いつもスーツを着こなしスッとした佇まいか”名前を言ってはいけないあの人”仕様のレイフ・ファインズが思い浮かぶ中今作は小説の世界から出てきたねずみ捕りの達人
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.7

デヴィット・フィンチャーが殺し屋を描くって…?
「セブン」「ファイト・クラブ」をすぐさま思い
絶対面白いじゃん!と期待しすぎたようです

めちゃくちゃプロな主人公が大事な仕事でミスってその業界から狙わ
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.5

原作者のロアルド・ダール
彼は「チャーリーとチョコレート工場」の原作「チョコレート工場の秘密」も手がけているのを知って色々とすんなりきました笑
きっとウェス・アンダーソン監督もロアルド・ダールの作品が
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ホフマン物語(1951年製作の映画)

3.5

ロイヤル・フィルハーモニーが奏でるオペラ映画

観たことのないジャンルで知識不足でしたが素人な私から観たこの映画は装飾や衣装の作り込みと独特の世界が新しくてある意味面白かったです
舞台を映画としてずっ
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.8

ミラベルの寛大さと真の強さに泣けてくる映画でした
彼女の家族はそれぞれの個性が良くって大家族って楽しいなぁと思うのです
ミラベルが魔法を授からなかった時も親の愛がとても大きなものだったのだろうなと想像
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.6

すっかり大好きになったケネス・ブラナーのポアロ
オリエント急行ほど複雑なものではないですがナイル殺人事件ほどCG感はなく
シリーズの中で一番ダークなものになったかもしれないですね
その不穏さが今作の狙
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.0

坂本龍一が亡くなった報道を見て彼の軌跡を追うべく鑑賞
彼の作る曲は美しくて哀愁があって映画を際立たせるに十分な魔法がかかっているなと思います

原作が溥儀の自伝
歴史を知るには良い映画でした
世界と隔
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

3.7

ハロウィンとクリスマスが近づくとティム・バートンの季節が今年もやってきたなぁと思います
何も考えず観れるただただ楽しい映画でした
主人公カップルも終始いい人らで好きになるし
死後にガイドブックが存在し
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ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

3.5

原作・監督・脚本がクライヴ・パーカーが兼任しているのできっと彼の描きたかったホラーはこれ以上にないものになったのでしょう…いやーきっと楽しかっただろうなこの映画作るの

ストーリーがめちゃくちゃ面白い
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.7

ある意味可愛いらしい少年少女の逃避行
二人の愛の強さは大人顔負け

この映画ブルース・ウィリスにエドワード・ノートン…ビル・マーレイと相変わらずメンバーが豪華ですね!
しかもクレジットで気づきましたが
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エイリアン2(1986年製作の映画)

3.8

監督はリドリー・スコットからジェームズキャメロンへ
ヒットメーカーですねーSF任せたら間違いのない監督
作り込み具合が徹底しているので公開から63年経っても魅入る作品でした

エイリアン2の見どころは
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.5

若干の気持ち悪さを感じるくらいに綺麗なエズラ・ミラーを拝める作品
そもそもに彼のいちファンなんですがこの役柄が似合いすぎて怖い
翻弄されるティルダ・スウィントンも素敵です
この人は映画のカメラを通して
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エレファント(2003年製作の映画)

3.8

人と人がすれ違う間にうまくカメラが入り込む
段々と間があっていく
そのブランクが埋められ嫌な予感が確実になって
事件の顛末に胸が痛む

彼らのスクールライフがとても自然に映画になっていてリアルでした
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.6

”運命は人の愚行の積み重ね”
人生は選択の連続と言いますがその選択が良かったのかなんてなかなか思えるものじゃない…そう思うと愚行の積み重ねというのもそんな気がしてくる

もしも私がこの住宅街に住んでい
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

"Part Of Your World"がとても好きで
今作のバージョンも歌声が最高でしたー!
リトル・マーメイドは楽曲がどれも好きなものばかりで
実写で見せてくれる鮮やかな世界も素敵でした

ただ!
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バグダッド・カフェ 完全版(1987年製作の映画)

3.8

ポスターが好きでいつか観たいと思っていた作品
観終えた今「Calling You」を繰り返し聴いています

何かすごい展開があって腹を抱えて笑うようなものではなく
ゆったりと段々と打ち解けていく主人公
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

今までのウェス作品の中でも随一の情報量
そして監督の美学が光る個性的な世界観

架空の雑誌の最終巻という名目で始まる今作
「自転車レポート」ではオーウェンウィルソン
「確固たる名作」ではレア・セドゥと
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.3

心優しい大男が恋をしたら…?

見た目が全てではないけど生き方は見た目に出ると思う
フーシは自分に自信が持てず傷つくのを恐れている気弱な性格
それが彼女に出会ったことで少しづつ変わっていく
人と出会い
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.6

この映画が教えてくれること
この世には怒らせたらいけない人種がいる
デンゼル・ワシントンに任せればホームセンターだとしても戦闘部隊に勝てる
ジョン・ウィックはじめ引退した殺し屋・スパイが再び殺しの世界
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

3.8

ディズニー最後の手描きアニメ
金曜ロードショーで放送されるまでなんだかんだ観てこなかった今作
だいたいディズニー作品で思うのは「なんでもっと早く観なかったのか」
手描きとは思えないほどスムーズでなんだ
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ハミルトン(2020年製作の映画)

3.7

さまざまな点において今っぽいミュージカル
配役の人種が自由であったりヒップホップやコンテンポラリーが組み込まれていたり個人の尊厳にセンシティブな最近のアメリカで評判となったのも納得な作品でした
この作
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.7

誰かバーデルに賞をあげてください
ジャック・ニコルソンとヘレン・ハントがアカデミー賞主演賞共にとっている素晴らしい映画なのですがこのワンちゃんにも賞あげたくなる笑

神経質の最大値みたいな主人公メルヴ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.1

どんな時も品を纏い香水は忘れずに
グスタヴとゼロの逃亡劇?と掛け合いがクセになる映画
ウェス作品の中でも私的には上位を争うほどに好きでどの画もポストカードにしたくなる可愛さがある

真っピンクのグラン
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.8

若きアル・パチーノの怪演
葉巻をふかす姿が本当にさまになる
本物のマフィアなのでは?と思うくらいにハマります

みんな「やるなよ?」と言われた道を辿り
最悪な選択の連続みたいな映画でした
でもその展開
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.8

もしかして…?嘘だろ…?な結末を見せてくれる映画
今までにないタイプの時空もので鳥肌立ちました!

主演がイーサン・ホークだったのでアメリカ映画かと思っていたのですがオーストラリアの映画なのですね!ハ
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.9

草彅剛の演技力と日本のアンダーグラウンド
衝撃の強い映画でした
ネグレクトだったりジェンダーだったり貧困世帯の話だったり
現代が抱えてる美しくはない生々しさが描かれていてその遠慮のなさが私は好きです
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シュヴァリエ(2022年製作の映画)

3.7

18世紀の古典音楽・オペラの巨匠といえばモーツァルトやヴィヴァルディ
白人ばかりが思い当たる中ジョゼフのように黒人バイオリニストがいたことにまず驚きました
階級社会の中で揉まれ強く生きたジョゼフ
奴隷
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