あいたむさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

あいたむ

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ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

4.5

まっさらな目で見て欲しい映画。
これから先何度か見る予感がする。
戒律と言う、抑圧と解放
に、折り重なる、
切り分けられない、愛情

それは異性、同性の愛情だけでなく、家族、師弟の愛情の矢印にも符号し
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

5.0

冒頭の矢切の渡しと口上で、もう何故か涙めっちゃ流れる。
渥美さん。若い。倍賞さん。お美しい。第1作から、寅さんの世界は完成されてるんだなって思う。
何度も見ているのに、ゲラゲラ笑い、ハラハラして、ポロ
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シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

4.0

いつか行ってみたい場所。
それを作ったシュヴァルの狂気に近い執念。
何故それを作ったか、より、周りの人たちとの関係性について饒舌な映画だった。
人としての変化に心を動かされた

巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

3.5

みんな笑顔だからハッピー
年末年始に見たい映画。
ガーシュウィンの楽曲が最の高

万引き家族(2018年製作の映画)

3.3

テレビのニュースでぽつりぽつりと話題に上がる家族の断片。私たちは結末しか知らないが、数々の事件にも、濃密な関係の末の表面側を受け取っているのに過ぎないんだろうなと、そんなことを思った。

子供を産んだ
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ハッピーフライト(2008年製作の映画)

3.5

台風接近につき、航空会社で働く人々の台風の合間の一便を取り上げた話を見た。
普段何気なく利用してる飛行機は沢山の人がいるから安全に飛んでるんだよなということを思い出す。
10年前の映画なのか、でてくる
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二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

3.5

15分3万円〜のお店のドキュメンタリー。
築地ワンダーランドを見てからだったので、プロフェッショナルの仕事を楽しむ職人の言葉には色々と考えることが多かった。
早い見習いは1日で夜逃げするほど厳しい、鮨
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おくりびと(2008年製作の映画)

4.0

食べ物がやけに美味しそうにうつる。それがすごく印象的で、食べ物を食べたいと思える間は人は生きているんだな、なんてことを考えた。
若い頃は死が怖くて、名作と言われても観るのを敬遠していた。ここ何年か、大
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ジョアン・ジルベルトを探して(2018年製作の映画)

4.0

ジョアン・ジルベルト・プラド・ペレイラ・ヂ・オリヴェイラはボサノヴァを創成したとされ、ボサノヴァの神と呼ばれている。

ドイツ人ライター、マーク・フィッシャーがジョアン・ジルベルトに会うためブラジルに
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

漫画を読んでいたのでずっと観るのを躊躇っていた作品。
後半はずっと涙が止まらなかった。
今の、何気無い日々はかつて苦しんだ人たちの日々の積み重ねだということを改めて感じた。
冬の新作は映画館で見たい。

赤い風船(1956年製作の映画)

5.0

まだ壁が黒いパリのメニルモンタンの街中で、赤い風船が鮮やかに揺れて、次第に心を持っているように錯覚して…
たまにはこんなノスタルジックな作品でしんみりするのもいいものだと思った。

最強のチーム(2016年製作の映画)

3.5

フランス語リハビリ月間につき。
久しぶりに腹抱えて笑った!
こういう痛快サッカーコメディー好き

シラノ・ド・ベルジュラック(1990年製作の映画)

5.0

ドパルデュー最高やで!!フランス語早口過ぎて最早解読不可能

ジェルミナル(1993年製作の映画)

4.4

救いがない。
でもやけに一つ一つのシーンが記憶に残る。
女性たちの暴動シーンに味方側の男性陣すらドン引きしている表情とか。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

これから先、多分半年に一度は見ると思うし、死ぬ前に見たい映画リストにランクインしたし、絶対同じとこで泣くし、

But life still goes on,
そんでもって、
All you peop
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ビル・エヴァンス タイム・リメンバード(2015年製作の映画)

5.0

天才が天才であるがゆえに凡人以上の苦悩を抱えてしまうのは何故なんだろう?
Miles Davisの存在というものが大きかったのだろうか?
大好きなピアニストの1人で、でも、出自やら学歴やらはあまり知ら
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マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

5.0

マックイーン:モードの反逆児
を観た。

かつて大内順子氏が彼のジバンシイコレクションと本人のコレクションを毎回高揚した声でレポートをしていた。それを見て、すごくドキドキした。
ガリアーノ、トムフォー
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伊豆の踊子(1954年製作の映画)

5.0

美空ひばりの初々しさ、14歳の前田敦子のよう。