このレビューはネタバレを含みます
ジェイン・オースティンの小説が持つ面白さの一つは、「こんな人物いるいる!」的な俗物の風刺的描写の面白さである。いくつかジェイン・オースティン原作の映画作品を視たが、このような風刺の面白さを映像で表現す>>続きを読む
音楽は演歌的で昭和臭さ満載でうんざりするが、脚本・映像は良くできていると思う。名作。
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史上最も下劣な映画と呼ばれる本作であるが、グロなど種々の刺激的な映像がネットで手軽に見れる現代で生きているせいか、さほど衝撃を受けることはなかった。ただし犬の糞を食べるシーンだけはさすがに引いた。思い>>続きを読む
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途中までは傑作。元犯罪者、それも再犯を繰り返して反省の態度もあまり見られない元ヤクザが苦労しながら社会復帰するという、世間受けしないが社会的意義の非常に大きいテーマを選んだことは素晴らしいし、ラストを>>続きを読む
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性差別を描いた良作。夫や姑の礼儀正しさに包まれた支配欲が主人公を追い詰めていくところがリアル。主人公の夫は経営者だけど、経営者は人を動かす職業である以上、見かけ上の人の好さを演技するのが上手いんだよね>>続きを読む
残酷さ、乱暴さ、冷酷さの中で寡黙で不器用ながらも確かに伝わる情感。断続して劇中に挿入されるコント的シーンを含め、お笑い芸人出身でなければ撮れなかったであろうシーンが多数ある。いわゆるキタノブルーを始め>>続きを読む