alecさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)

5.0

まさしくクロサワキヨシ印映画、終わり方が凄く好きだ。

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「操られているのでは」と疑いながら観ていたけど、まさかそうくるかという展開、最近捻りのないミステリーが多かったけど、本作は久々にアトム・エゴヤンの真骨頂。

少女(2016年製作の映画)

3.0

想像していたのはホラー的なストーリーだったので予想外、内容も密度が薄いような、稲垣吾郎の演技が光っていた印象。

永い言い訳(2016年製作の映画)

5.0

哀しい事に直面した時、人は涙を流さないと次のステップに踏み出せない。衣笠は大宮親子と過ごして起きた摩擦のせいで、夏子と一緒に過ごした時には無かった大声を張り上げることで蟠りが溶けて自分に素直になれたよ>>続きを読む

淵に立つ(2016年製作の映画)

5.0

前半と後半の変わりようが、ただの傍観者である観客をも不快に感じさせる、我々は何があったのか知らないまま後半のストーリーを追っ掛けるが、奥さんの疲弊と旦那の苛立ち、事件の真相が不明のまま、更にストレスを>>続きを読む

アスファルト(2015年製作の映画)

4.0

街に暮らす我々は皆が孤独でその事に気付かないようにしているけど、ふとした切っ掛けで話し相手が出来ると、毎日の暮らしが楽しく変わるんだろうな。そんな事を考えさせる映画だった。

お父さんと伊藤さん(2015年製作の映画)

4.0

リリフランキーの演技がスーパー、優しく彩を見守りお父さんのことを理解しながらも、一線を引いて言う時にはピシっと言える、とても自然体で普段のリリフランキーはこんなだと思わせる。お父さんと伊藤さんと彩のア>>続きを読む

闇金ウシジマくん Part3(2016年製作の映画)

3.0

ウシジマくんの登場が少なくて、沢井と加茂の落ちていく話が中心なのが、少しガッカリか?次のラストは、ウシジマくんの話が中心みたいなので、期待して待つ。

SCOOP!(2016年製作の映画)

4.0

福山が格好良い、立ち振る舞いも、友情に厚いところも、今回の話はヤマがあって、もう一段のヤマがあるところも予想外で最後まで引き込まれた。敢えて昔の定子やチャラとのエピソードを省略したと思うので、時代を遡>>続きを読む

グッドモーニングショー(2016年製作の映画)

3.0

先が読める展開なので、目新しさは感じ無いが、テレビ制作の裏側が多少デフォルメはあるにせよ、活気を持って作られていく様子には関心を持った。犯行の動機も弱いし、濱田岳の犯人も迫力に欠く、逆に弱いキャラの犯>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.0

原作を読んでて大凡の内容は覚えている、最後の方は忘れてしまってどんなクローズか忘れた状態で観賞。人を信じることの難しさを、読者や映画観賞者に訴えているんだろう、小説同様に映画も力強い作品になっているた>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

全く見る気が無かったけど、評判につられて遅まきながら映画観賞。子供のころに見たゴジラというより、社会派のドラマみたいに政府の裏側とか生々しいし、ゴジラの原爆の話が福島にこっそりリンクしているような、コ>>続きを読む

高慢と偏見とゾンビ(2016年製作の映画)

4.0

有名な古典にゾンビの話をくっつけた感じだけど、その古典の部分を大事にしながら姉妹が武道に精通していてゾンビを撃退するのに設定が面白すぎ、続編があっても良いけど又古典を文字ってタイトル付けれるだろうか?

メカニック ワールドミッション(2016年製作の映画)

3.0

スーパーな殺人の腕前、頭も良い、スティサムだって俳優として悪く無いのに B 級感拭えない、面白かったのに、何故かジェイソンボーンにはなれないんだな。TL ジョーンズのクセモノ感がハンパない。

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

4.0

ズーッと息苦しい、白岩は閉塞感から抜け出ないで殻に閉じ籠っているし、聡は殻にこもって閉じこもり抜け出そうとしないし、オーバーフェンス 壁の向こうに飛び越えないといけないんだけど、白岩と聡は抜け出せるん>>続きを読む

グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

5.0

ゴンドリーの自叙伝的とかなくても、スタンドバイミのフランス版とか言うけど、全然違うゴンドリーだけの唯一無二の世界、男はスケールの差はあるかもしれないけど、あーいう体験を重ねてツマラナイオトナになってい>>続きを読む

超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

4.0

基本コメディだけど、佐々木蔵之助の内藤の殿様があり得ない程人情に厚くて、ホロっとするシーンが 3 個所程あるのが見もの。廻りの家臣たちも皆キャラが立っていて面白さに輪を掛けてる、予想では次作内藤が幕府>>続きを読む

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.0

続編だけど、一作目の内容があやふやなまま鑑賞、そう言えば フムフムと思い出した感じ。一作目と比較すると、人間ドラマ部分が強く押し出されているように思う。続編があっても、主人公が 5 人も居るからキャラ>>続きを読む

追撃者(2014年製作の映画)

3.0

最初に会った時から怪しく嫌味な金持ち臭を漂わせているけど、人を撃つ事を目的にしていたわけではなく、ボタンのかけ違いが事を大きくしていく。若いガイドがサバイバルの知恵を活かして逃げまくり逆転すれば良かっ>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

有名キャストが出てるけど、完全に B 級映画、予告見て楽しみにしていたけど、それほどでもなかった、煽りすぎ。

トリプル9 裏切りのコード(2015年製作の映画)

3.5

異色の刑事ドラマ、ヒール役がドラマを展開させていく、ヒーローは何も知らずに火中に飛び込み、危険な目にあいながら真実に辿り着く、本当のワルが誰なのか最後までわからない。

心霊ドクターと消された記憶(2015年製作の映画)

3.5

まずまず面白かった、シックスセンスと同系統の映画だけど、疑問があるのはキリスト教でも恨みを持って死んだ人は成仏しないで幽霊になって、、、と言う事を信じているのだろうか、逆に言うと 日本以外の国でも、こ>>続きを読む

セルフレス/覚醒した記憶(2015年製作の映画)

3.0

あらすじ見るの忘れて白紙でスタート。話として不死の為に違う人の体に乗り替わるのはあるし、前の記憶がところところ蘇るのも、そこを追求するのが主人公のキャラ、自分なら昔を追求せず楽しく新しい人生謳歌するな>>続きを読む

後妻業の女(2016年製作の映画)

4.0

豊川悦司のお金・スケベに執着している悪い顔が凄くインパクト、ただ関西ベースの話なので登場人物が皆んなお金に執着してるのが、関西人からみても清々しい。

ディアスポリス DIRTY YELLOW BOYS(2016年製作の映画)

2.5

テレビシリーズありきなのかもしれないが、テレビ版をみてないと入っていけない、ストーリーも陳腐。安藤サクラや柳沢慎吾等のサブキャラが活かされてないし、久々に途中退席しようかと思った。

神田川淫乱戦争(1983年製作の映画)

3.0

タイトル程エロくもなく、コメディとしてのキレもなく、黒沢清や今活躍している監督が助監督をしていたというのが見所、とは言え黒沢清の作風が感じられる部分もあった。

生きうつしのプリマ(2015年製作の映画)

4.0

非常に巧妙な仕掛けをはらんだストーリー、見ている者はずーっと映像に惹きつけられる、こんな事が起こり得るのかと思わせるが、二方向からの視線でモノを見せてくれて、判断を視聴者に任せてくれるので、色んな事が>>続きを読む

ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

3.0

ストーリーは単純だし、結構差別的な表現もあったように思う。変な話、携帯電話が無いと間抜けな事がおこり、今から見ると違和感は大きい。

カルテル・ランド(2015年製作の映画)

4.0

麻薬のカルテルを撃退して平和を取り戻したと言う単純な映画かと思ったら、正義がいつの間にか悪と交わり正義か悪か分からなってしまう。住民の人が言っていたように、正義は法律に基づかないと悪と一緒なんだなと言>>続きを読む

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

4.0

昔のゴーストバスターズのティストを残しつつ、今にあったティストを加えたアレンジでご機嫌に楽しめた。ビル・マーレー、ダン・アイクロィドは分かるけど、何でアンディ・ガルシアまで出てるの?

余談だけど、途
>>続きを読む

ニュースの真相(2016年製作の映画)

3.0

これはダンラザー達 解雇された側から見たエクスキューズな映画だと思われる、あのブッシュなら、日本人から見てもさもありなんとは思うけど、メイプスが言った逆で偏見に満ちた色眼鏡で物事を見れば、白いモノでも>>続きを読む

裸足の季節(2015年製作の映画)

4.0

トルコのようにイスラム教で世俗的に暮らす事が認められていても、田舎では伝統に則って女性は人目に付かないようにしないといけないとか、中々厳しい。ただ隔離された後の姉妹の振る舞いを見ていると、自由を謳歌で>>続きを読む

ミモザの島に消えた母(2015年製作の映画)

4.0

テレビ広告もうたれていないけどマイナー作品としておくのが勿体無い、ミステリーとして捻りが効いていて最後まで飽きさせない、とても良かった。

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.5

レッドパージがあって、共産党の支持者は公職から追放された事は知っていたが、まさかハリウッドでも一部の狂信的な人達により表現の自由を奪われた人がいた事に驚く、逆に彼らにチャンスを与える人がいる事もアメリ>>続きを読む

下衆の愛(2015年製作の映画)

4.0

映画ラブな人達の下衆な映画、唯一純愛なのは監督のアシスタントのホモの人、とは言え彼もミナミへの嫉妬から、、、。でも監督の妹も含めて皆んな憎めないキャラだわ。