myuさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

去年見逃してたことを後悔したらなんと映画館で再映!やったぜ!!頭を空っぽにして、スクリーンにのめり込んで、ロックでマッドな世界観に浸る幸せ。シャーリーズ・セロン格好よすぎるよ、ますます好きになった。

サウルの息子(2015年製作の映画)

3.8

数年前にアウシュビッツを訪ねた時、今まで様々な映画で何度も描かれてきた空間が存在してて、大勢の主人公たちの感情が乗り移ってひどく息苦しかった。これも映画の力だなと思った。

どんなに観客が憂鬱になろう
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.7

スタローンの人生はジキルとハイドみたいに何時もロッキーと一緒に生きてきたんだろう。ともかく存在が圧倒的だった。ストーリーも登場人物も演出もすべてが映画的な分かりやすさなのに、途中ドキュメンタリーを見て>>続きを読む

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧(2015年製作の映画)

4.3

よいす、やばいす。楽しいす。うずうずムズムズす。彼らは自由を求めてるんじゃなくて、自由自在なんです。っていうのめちゃくちゃ好きだった。瀧サイコー、格好よすぎ。

ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

3.4

FBIとギャングの癒着事件を描いてるのだけど、世間一般の視点で史実に基づいて語りすぎているのが残念。ギャングのボスがFBIと絆を生みだす心理的背景をもっと入り込んで描いて欲しかったな、だって映画だもの>>続きを読む

Mr.ホームズ 名探偵最後の事件(2015年製作の映画)

3.6

老人になったホームズが主人公の映画なんだけども、イアン・マッケランの渋さの前に、もはや設定とか謎解きとかどうでもよくなって、いち人間として老いを考える映画になっているのが凄い。でも映画を見る前にもうい>>続きを読む

マイ・ファニー・レディ(2014年製作の映画)

3.7

ウディ・アレンが乗り移ったかのような作品。観やすいし面白いのだけどやっぱり比較すると巨匠より言葉にウィットとテンポがないので残念。オーウェン・ウィルソンのマヌケぶりは最高です。

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.7

トム・ハンクスとスピルバーグという正統派大作ペアが、冷戦時代の史実を掘り起こして、期待を裏切らない分かりやすさで人間としての正義感を描いていてる。全てが見易かった。

I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE(2015年製作の映画)

3.5

小学2年生の姪っ子と鑑賞しました。夢中で見るというより、チャーリーブラウンの優しい世界を覗き込む感覚。子供も大人も端々の可愛いらしさにクスッとなり、ほっこり楽しめます。

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.8

ダニエル・クレイグがとにかく格好良すぎて、物語として微妙に説明すぎとか、スパイアイテムがグッとこないとか、他シリーズと比べて始まりの魅せ込みが良い、、なんてどうでもよくなります。いやぁ、すべてダニエル>>続きを読む

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.3

クリエイティビティは受け継ぐことが出来るものなんですね、というか、SWのDNAは人々に埋め込まれているんだと思う。覚醒したのは、私の映画ファンとしての、やっぱり映画って面白いわ〜という純粋な気持ち。い>>続きを読む

みんなのための資本論(2013年製作の映画)

4.2

米国の格差社会を変えたい経済学者による超演説ムービー。ピケティの本より遥かに分かりやすく楽しく自分事として捉えられたし、何よりもロバート・ライシュ本人が、あの手この手で、世の中を変えなきゃと動いてきた>>続きを読む

美術館を手玉にとった男(2014年製作の映画)

3.8

贋作を寄付しまくる男のドキュメンタリー。なぜやるの?どうやって?世間の反応は?よりも彼の日々の暮らしのピュアネスさや寂しさ、アートや映画への偏愛、そして全米の美術館がこぞって騙されちゃう彼のイタズラ賢>>続きを読む

黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.3

クリムトが描いてくれた伯母の美しい肖像画。それをナチスに略奪されてしまったユダヤ人女性が時を経た今、駆け出しの弁護士と返還を求めて過去と向き合っていく話。

主人公演じるヘレン・ミレンが何度も口角をキ
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.6

スパイ映画は60年代を舞台にするのが最高だぜ!って思ってるであろうガイリッチーのセンスと演出の格好よさがグッと光る。もう少しストーリーを凝ってもらえたら次回作への期待が高まるのになー。

サヨナラの代わりに(2014年製作の映画)

4.1

ヒラリースワンクの熱演や重いテーマ性よりサッパリしたものが見たい気分だったけども鑑賞。そしてあっさり完敗!号泣!自分を受け入れてくれる人の前で自分らしく生きることのシアワセを描いた良作。

バクマン。(2015年製作の映画)

3.7

たまたま手にしたマンガが面白くて思わず読み込んじゃった時のように、日常的なテンションで、あー楽しかった!と思える映画。モテキのような失踪感はなかったけど、細部にわたるカルチャー臭にクラッとくる

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.7

デニーロが生来持ってる頑固な渋みをひた隠し、キュートでまっすぐなアン・ハサウェイ・ワールドに浸かって、誰からも愛される老人役に徹しているのが新鮮。ストーリーも今らしくって楽しい。

キングスマン(2015年製作の映画)

3.9

イカれてるぜっ!英国紳士スーツがイケテるぜっ!コリンファースが格好よすぎるぜっ!A級とB級の両方を味わえるスパイ映画。

ロバート・アルトマン ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男(2014年製作の映画)

4.3

一番好きな監督を描いたドキュメンタリー。アルトマン作品に感じるバランスのよいシニカルさと深い人間愛は、素晴らしく奔放でお茶目で強くて、人間力と家族愛と映画愛に溢れた本人そのものなのだなぁと再確認できる>>続きを読む

映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~(2015年製作の映画)

3.8

冒頭ぐいっと引き込まれ、羊が人間に変装しようが、犬が病院で人間を手術しようが、すべてを受け入れて物語にはいってしまう。アードマン・ワールド炸裂!大好き!

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.3

ざっくり言うとビル・マーレイ版「グラン・トリノ」、じわっと泣けた〜。でもイーストウッドのような過去を背負った頑固爺ではなく、だらしない生活を続けるダメ爺の話。チラッと隠れ見える爺の人間らしさに小さな男>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.8

トム、アクション、ストーリーが良い!雑念持たずにワクワクドキドキ楽しめる映画って少ない中、MIシリーズは裏切らないす。が、スパイグッズについては現世界での既視感があったのが残念だった、ていうかテクノロ>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.0

なんとくだらないのっ!だって恐竜ですよ、恐竜!可笑しすぎるでしょ!(最大なる褒め言葉です)子供たちの楽しい時間にジワジワっと忍び寄ってドーンッときてキャーとムキーとなってキャーキャーとなってキュンとし>>続きを読む

ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

3.6

音楽って凄いと改めて思う。ビーチ・ボーイズの楽曲に、天才ブライアン・ウィルソンの生みの苦しみや不安定さなんて微塵も感じない。後世残るのは素晴らしい楽曲のみ。そういうものを見せてくれる本作もやはり凄い。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.2

楽しい。頭の中とリンクした世界を描くイマジネーションに感心。なんだけども感情をJOYやSADNESSなどに切り分ける感覚やそれぞれのキャラクターにまったく共感できず。。全体的に説明臭く感じてしまう、残>>続きを読む

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.3

かなり好き!社会の体裁だけはよいが薄っぺらい大人の男の本質を、思いっきり笑い飛ばしてて気持ち良い。一方でダメ男でも誰でも本質は弱いものよね…と、人間愛に溢れた洗練されたストーリーと、映像の美しさにも見>>続きを読む

バケモノの子(2015年製作の映画)

4.1

これぞアニメーション!細田守作品を見ると実写では演出出来ない繊細な心の通わし方やイマジネーション美に感動して自分が日本人でよかったと心から思えるほど嬉しくなるわけですが、本作も同様。キュンとしてグッと>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.5

んんー、残念ながら評判の良さよりもしっくりこなかった。行動障害をもつ愛する息子を守って生きるシングルマザーの強く逞しい姿に美しさより、より人間らしい苦悩やがむしゃらさを感じたのに、解放感や透明感があふ>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.2

「阿修羅のごとく」もしかり美しい姉妹たちが縁側&茶の間で食べて語らっている姿を見るのが私は好き。実体験として、三姉妹の真ん中の母が伯母たちと田舎の縁側でまどろむ時にオンナしか醸し出せない空気感あってそ>>続きを読む

ブルックリンの恋人たち(2014年製作の映画)

3.6

ゆるっと優しい映画。流れる音楽、アン・ハサウェイの可愛いさ◎

アリスのままで(2014年製作の映画)

3.5

若年性アルツハイマー。本人も周りの家族も記憶を共にできなくなってどちらも切なくなっていく病だなー。

ジュリアン・ムーア演じる主人公の輝かしいキャリアと温かい家族が徐々に多くを喪っていく、、、のではな
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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

3.6

自分探しではなくリセットをするためのひとりトレイル女旅。人生を楽しむ心も忘れた女が自然と向き合っていくのはカサカサ過ぎて、見てて喉が乾くけども、可愛いらしさ全くみせないリースウェザースプーンが魅力的。

グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

4.0

多くの人が見るべき映画。スーダン内戦の難民が主人公の物語だけども、悲劇性より人の優しさ心の美しさに視線を向けて、それをアメリカンな軽いタッチにラッピングしているので、するっと難民問題を啓発する。

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セッション(2014年製作の映画)

4.0

奮い立つ!ジャスに心酔した教授と生徒の才能開花を賭けた情熱のガチンコ対決。人に嫌われようが自分が傷つこうがお構いなしな追い込みっぷり、そしてカッティング迸るドラムリズムに魅せられまくりでした。

間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

4.3

幾つになっても男と女、誰にとってもパリは愛の都…。倦怠期の熟年夫婦という設定だけど他国ジジババとは全く異なるフランス人の恋愛体質そしてお洒落DNAが素敵すぎる! 60歳を過ぎたイザベル・ユペール可愛い>>続きを読む