あめみやさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

あめみや

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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

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ジャンル「コメディ」となっててごめんだけど私にはこれを喜劇として明るく笑い飛ばせる余裕が1ミリもなく、ただただ事の顛末を見守るのみだった。

ジャスミンとジンジャー、あらゆる面で正反対な姉妹の2つの人
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ウディ・アレンの愛と死(1975年製作の映画)

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ドリフみたいなギャグや皮肉めいたジョークの応酬が続いて楽しいが、時折本質じみたことを真顔で言い出す。

今観ると「 この世で最高のものは12歳のブロンドの娘だ」とかとんだ自虐ネタもぶっ込んできててきっ
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ウディ・アレンの影と霧(1992年製作の映画)

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白黒はっきりした世界を霧が覆う。
唐突なマジックのシーン腹抱えて笑いました。

何かいいことないか子猫チャン(1965年製作の映画)

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なにがなんだか!

この感じのしっちゃかめっちゃかドタバタコメディは今の時代もう作れないだろうなぁ。クライマックスわけわかんないくらい全員暴れてて草。

ウディアレン脚本にして映画初出演作らしい。さす
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Bubble(2005年製作の映画)

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パッケージよく見たら1体だけ笑ってますやん…

アメリカ片田舎の淡白な日常、緩みきった人間関係。
工場でひたすら生産される無機質な人形たちみたいでどこか虚しく、ドラマチックのかけらもないような間延びし
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和製喧嘩友達(1929年製作の映画)

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食事風景いいなァ。決して贅沢ではないがきちんと布ナプキンあててナイフとフォークで目玉焼きを喰う。
醤油差しがお洒落だった。

同僚であり親友であり恋敵な2人の関係。
風のように駆け抜ける汽車に乗った新
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運転免許証(1988年製作の映画)

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邦題直訳すぎてクソださ(笑)
さらに面白くなる余地がありそうと思ったけどとりあえずめちゃおもろい。好き。
冒頭のゾンビ映画パロディみたいなスクールバスのシーンから心掴まれてました。

前半の教習所での
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突貫小僧(1929年製作の映画)

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人さらいの男とさらわれた子ども。この情報だけだと何やら不穏な関係性ですがご安心ください。対等な阿保です。いや阿保は子どもに失礼かな。
子どもに翻弄される大人の滑稽さが平和な空気を醸成しています。

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大学は出たけれど(1929年製作の映画)

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高田稔の存在感エグい。どこかヨーロッパの俳優みたいな出立ちで、目貼り入れてる(?)からか目元が異様なほどセクシー。

普遍的なお笑いに11分で物語がまとまっているように見えるので失われた59分のフィル
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

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2021年映画初めは肩の力抜いて楽しめそうなスプラッターホラーコメディから。

映画の世界に主人公たちが入っちゃうやつ。設定の細かいところが気になるもいいや無視して楽しんじゃおう!の精神で観たらなかな
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

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みんな可愛いなおい( ◜◡◝ )
3人それぞれの成長が見られるのがジュブナイル映画の好きなとこ。

沈黙は金(1946年製作の映画)

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よくできたコメディだなぁ。
愛すべき馬鹿たち、といっていいのか微妙なところだけど嫌なキャラクターが1人もいなくて微笑ましかった。
人間引き際が肝心ですな。

私をスキーに連れてって(1987年製作の映画)

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劇的な展開ばかりだけど、無性にこういうのが観たくなるときがあるんだよなぁ。この時代の人や街の空気感、生き生きとしてて最高に好き。

原田知世のちょっと芋っぽいウブさがだんだん可愛く見えてくる。私は断然
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ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

知事暗殺現場に遭遇してしまった音響効果マンが独自のやり方で事件の真相を追っていくという、なかなか斬新な切り口で最後まで楽しめた。
サウンドの演出とモンタージュの妙。スリリングなショットも面白い。
とて
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PLAY 25年分のラストシーン(2018年製作の映画)

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マジのドキュメンタリーというか、本当にリアルタイムで撮ってた素材を繋ぎ合わせてつくられた映画だと思ってた。まぁ最後のサプライズとかは明らか不自然すぎておや?ってなるけど。
ちゃんとそれぞれの年代を演じ
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Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

カムアウトした(結果的にはさせられただけど)サイモンは以前よりも自然体で幸せそうだったし、ハッピーエンドでハートウォームな映画だと思う。
家族や親友たちが最後まで”ゲイの”サイモンとして接してなかった
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(秘)色情めす市場(1974年製作の映画)

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これほどの境遇は悲観的に見せようと思ったらなんぼでもできると思うけど、ただただ淡々と描かれていくんだからすごい。
劇的すぎる展開をいくつも経てなお、”ここ”にこそ自分の居場所があると言えるのは…(絶句
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日子(2020年製作の映画)

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またまた首が痛いリー・カンション。

ほぼワンシーンワンカットでしつこいと感じてしまうくらいの長回しもたくさんあるけどずっと見れてしまう。セリフはほとんどないのでこういうの耐えられない人もいるんじゃな
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快楽学園 禁じられた遊び(1980年製作の映画)

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令和のこの時代にどういう気持ちで観ていいのかわからなくなって純粋に楽しめなかったのが残念。。人権侵害とか男尊女卑とか議論の余地が微塵もない昭和の産物。即出しでアウト!はいダメ〜!!

序盤からトチ狂い
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ハイ・フィデリティ(2000年製作の映画)

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これ自分好みの要素がたくさんある映画っぽくて絶対ハマると思ってたんだけどなぁ。ロブの言動に若干のウディアレン味を感じつつ、でも僕が失恋したのは全部彼女に裏切られたからなんですカワイソウな僕。みたいな悲>>続きを読む

ニューヨーク・ストーリー(1989年製作の映画)

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マーティン・スコセッシ、フランシス・フォード・コッポラ、ウディ・アレンによる三者三様のニューヨークストーリー。それぞれ毛色が違うので助かるなぁ。

この中ではウディ・アレンを一番観ているので彼の作品が
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女地獄 森は濡れた(1973年製作の映画)

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まずタイトルが好き。
原作はサディズムの語源にもなっているマルキ・ド・サドとのこと、初めて知りました。

ファーストカットのどん引きで荒野の中を走るアリンコのような幸子、どれだけ逃げてもフレームの外に
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赤線玉の井 ぬけられます(1974年製作の映画)

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起き抜けの一本、適当に選んだら神代辰巳だった。

赤線地帯玉の井で正月を迎える娼婦たち男たち。唐突な挿絵がまたいい味出してるなァ!
蟹江敬三ちゃん大好き!

キャリー(1976年製作の映画)

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ガチガチのホラー演出じゃないのが逆に異様さを強調してて不気味。ママは明らかに異常だなってわかるけど登場人物みんなちょっとずつ変な感じがしてずっと不穏な気持ちだった。キャリーの味方っぽい先生とかスー、ト>>続きを読む

ガールフレンズ(2008年製作の映画)

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金持ちお嬢様学校のスクールカーストエグい。
大人びたファッションとかマセた会話とかに憧れちゃうけど大人になった今思う、こんなteen絶対やだ😂

とにかくマシー率いるセレブ4人組のbitchさを存分に
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デトロイト・ロック・シティ(1999年製作の映画)

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KISS大好き男子高生4人組、どんな手を使ってもKISSのLIVEに行きたい…!!
立ちはだかる様々な困難を乗り越え彼らは無事KISSの元へ辿り着けるのか?!

学生のときに熱狂できるほど夢中になれる
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

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後半のテンポ感もっと前半にも欲しかったな。
唐突にエーオやり出した瞬間が1番面白かった。
ビートルジュースの字幕へんな関西弁になってるの全然ハマってなくてウケる。そこだけひたすらサブい。
死んでこんな
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ホーカス ポーカス(1993年製作の映画)

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ちょっとおバカなヒールが出てくるハロウィン映画のノリ好き〜
サンダーソン3姉妹9割方スベってるけど大丈夫そ?表情豊かで存在だけで楽しませてくれるのでそれはそれで🙆🏻‍♀️
いかにもって感じの強烈なビジ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

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「考えるな、感じろ」と言われ全力で感じにいった結果…
「なるほど、わからん」

難解で一度観ただけでは到底理解できない作品だという。
でも何度も繰り返し観たところでなにが”わかる”というのだろう。
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アップタウン・ガールズ(2003年製作の映画)

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子どものような大人と大人のような子ども。死にたくなるような夜もあれどお互い支え合っていればきっと生きていけるよね。ナイス友情👍
ブリタニー・マーフィーもダコタ・ファニングもハマり役って感じでとにかく可
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鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

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面白かった。
食い入るようにスクリーン見つめてた。

ビジュアルに惹かれて鑑賞に至ったもののいざ観てみたら飲み込まれそうになるくらい臨場感のあるサウンドに度肝を抜かれた。いつも初見の作品はなんも考えず
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エルム街の悪夢2/フレディの復讐(1985年製作の映画)

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フレディって結局なんなのかわかんないから怖い、っていうのもあると思うけどさすがにわかんなすぎてハマらなかった。
1作目を観たのが結構前で設定とか忘れちゃったんだけどこんなガバガバだったっけ?

最初か
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ウェイターはつらいよ(2005年製作の映画)

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とある日、レストラン ”シェナニガンズ” で繰り広げられる従業員と客のドタバタコメディー。
この作品に対するU-NEXTのコメント「レストランにおける各役割の仕事内容が正確に細かく描かれており、実際に
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ベイビー・トーク2 リトル・ダイナマイツ(1990年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

マイキーとジュリーが可愛いから見てられる、みたいなとこある。前作がめちゃめちゃよくまとまった秀作だっただけに期待して観てガックシ。ねぇ監督ほんとに同じ人??

ブルース・ウィリスの心の声とか相変わらず
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