kumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

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心霊ドクターと消された記憶(2015年製作の映画)

3.2

最愛の娘を事故で亡くし、
悲しみを精神科医カウンセラーの
仕事で忘れるべく過ごすピーター
(エイドリアン・ブロディ)。

ある日、少女が訪ねてきて
意味不明な数字のメモを渡されてから
不思議な現象が次
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

イライザ(サリー・ホーキンス)は
決まりきった単調な毎日を過ごし、
親友(リチャード・ジェンキンス)と
隣通しで暮らしていても孤独だった。

ある日、南米で捕獲された半魚人を
政府研究施設で手荒く調査
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ファニー・ガール(1968年製作の映画)

4.0

スターを夢見るファニー(バーブラ・ストライザンド)は
自分のルックス(特に鼻)が気になるけれど、持ち前の
明るさと度胸で舞台に上がっていた。

ある時のミスをきっかけになぜか
憧れの世界に突き進んでい
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.0

かつて警官だったギデス(ジャック・ニコルソン)は
今は私立探偵。当初浮気の依頼だと思っていたが
探れば探るほど不可思議な話に繋がっていく。

そこには金と権力だけでない
おぞましい現実があった。

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ミトン(1967年製作の映画)

4.2

どうしても犬が欲しいミトンは
お母さんに何度もおねだりしても
一向に聞く耳をもってくれない。

仕方なく自分の赤い手袋を
犬に見立てて散歩させていたら
突然本物の犬に大変身。

わずか10分ほどの話で
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雪の女王(1957年製作の映画)

3.8

いつも一緒に遊んでいた
少年カイと少女ゲルダ。

ある時、雪の女王にカイは
誘拐されてしまう。

それを知ったゲルダはひとり、
大切なカイを探しに行く旅にでる。

古典的な内容だけれど、
少女が連れ去
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ある公爵夫人の生涯(2008年製作の映画)

3.5

実話。
英国故ダイアナ妃の末裔にあたる
貴族女性の生涯を描く。

夢のない結婚の中、再会した
かつて好きだった男性グレイとの不倫。

男子を生む義務だけでの策略婚まがいで
いつの時代も女は肉体を酷使す
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はじまりはヒップホップ(2014年製作の映画)

3.8

冗談みたいな最高の実話。

ニュージーランドで結成された
平均年齢83歳、ギネス認定された
最高齢のダンスグループ。

彼らの夢はラスベガスでの
ダンス大会に出場すること。

年齢や体の痛みにも諦めず
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.1

実在の事件をベースに
詐欺を続けていたらとっつかまり
なぜか大物逮捕の捜査協力する、
スネに傷ありまくりの登場人物たち。

詐欺師アーヴィン(クリスチャン・ベイル)の
変わりすぎた容貌に全部持ってかれ
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.4

幸せな結婚のはずから
失意のどん底に落とされ
精神を病んでしまった男女が
社交ダンスを通じて自信を持ち
再生するまで。

ジェニファー・ローレンスの
輝きは目を見張るもので、
今もあの衝撃を忘れない。
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JOY(2015年製作の映画)

3.5

実話。
ジェニファー・ローレンス&
ブラッドリー・クーパー、
ロバート・デ・ニーロに
監督はデヴィッド・O・ラッセルの
お馴染みメンバーでの作品。

子ども2人に加え、やっかいな家族の
面倒も見るジョ
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バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

3.2

男運がとことん悪い
マーサ(アナ・ケンドリック)が
偶然知り合ったのは理想的な男
フランシス(サム・ロックウェル)。

フランシスのほうでも一目惚れして
フツーの男女として交際がはじまるかと
思いきや
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バッドガイズ!!(2016年製作の映画)

2.8

アレクサンダー・スカルスガルド&
マイケル・ペーニャの極悪警官バディ。

むやみに喧嘩を吹っ掛ける言葉の悪い
警官が汚職、麻薬、飲酒の毎日から
最後はなぜかいい話に。

でっかいアレクサンダー・スカル
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.9

10代の頃に誰もが
多かれ少なかれ持っていた
こじらせ要素を煮詰めて
熟成させたような17歳の女子高生、
ネイディーン(ヘイリー・スタインフェルド)。

イケてる兄貴に反発するも、
唯一の親友とデキて
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ザ・モンスター(2016年製作の映画)

2.5

正体不明、謎の生物が
夜の森で牙を剥く。

途中、母娘が過ごしてきた中での
葛藤や酒による悪癖が回想される。

ゾーイ・カザン目当てで観たけれど
なんだか残念だった

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

3.8

ひとりの少女か大勢の命か。

遠い地から遠隔操作でテロリストを
殺戮しようと、ドローンで監視する。

自らの一押しのボタンで確実に
死に追いやる時、なにが基準になるのか。

指示を与えるものと
実際ボ
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フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.4

パリを舞台に
はみ出し者のCIAと
天才スリがタッグを組み、
テロ組織を見つけて濡れ衣をはらす。

そのもとになったのは
愛らしいけどテロ利用された
ゾーエ(シャルロット・ルボン)。

テンポよく観ら
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キャバレー(1972年製作の映画)

3.8

ライザ・ミネリの代表作ともいえる作品で
監督はボブ・フォッシー。

ベルリンのクラブで働くアメリカ娘
サリー(ライザ)と関係を持つ男性たち、
同時進行するナチスの影。

同性愛、反ユダヤ主義、ナチスド
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ステッピング・アウト(1991年製作の映画)

3.0

かつてダンサーだったメイヴィス
(ライザ・ミネリ)は、タップダンス教室で
講師をしている。

そこに通うのはダンスには無縁、
でもなんとか踊りたい男女8人。

様々な事情を抱えつつ、
タップダンスを通
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.5

グレタ・ガーウィグはどれにでていても
彼女らしさいっぱいだし、イーサン・ホークだって
相変わらず大人の男なのに困ったやつだし
ジュリアン・ムーアはかっこいいのに情緒不安定。

マギー(グレタ)のファッ
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マン・ダウン 戦士の約束(2015年製作の映画)

2.9

アメリカ帰還兵のPTSDを軸に描いた作品。
最初は時間軸があちこち行くので理解するのに
戸惑ったが、最後でなるほどと納得。

本人だけでなく、配偶者も子供も
周囲も気の毒でならない。

この事実をどれ
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キック・アス(2010年製作の映画)

3.5

それぞれキャラが たっているけれど
間違いなく目立つ存在はクロエちゃん演じる
冷酷容赦ないヒット・ガール。

「Banana Split」が流れる中、
ばったばったとが倒していく爽快さよ。

紫のおか
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恋と花火と観覧車(1997年製作の映画)

2.0

ウイスキーサントリーオールドの
CMが元で制作された映画。

その時のキャッチコピーが
「恋は、遠い日の花火ではない。」

中年サラリーマン(長塚京三)と
取引先の年下OL(松嶋菜々子)の
ほわっとし
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トレジャーハンター・クミコ(2014年製作の映画)

3.0

映画『ファーゴ』で大金を隠している場所を
探しだすという突拍子もないことを思い立ち、
行動に移す東京に住む孤独なクミコ。

社会とうまく調和できず、どこかで
一発逆転を狙って実態のない「幸せ」を
手っ
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ヒルコ 妖怪ハンター(1991年製作の映画)

3.5

画像が荒いだけに怖さ倍増!!
分かりやすいテクニックでも妙に不気味で
完全なるホラー&スプラッター。

怖いの苦手なのに、なぜか見ちゃうんだな~
笑えて怖くてトラウマになる面白さ。

恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム(2007年製作の映画)

3.5

長時間がお決まりのインド映画では
最初から最後までお気楽で済むかと
思いきや、意外に深い復讐劇に突入。

とにかく豪華な内装と衣装を
惜しみなく披露する。圧巻。

ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.6

これでボリウッドの魅力に惹きこまれた。

大人数で一糸乱れぬダンスで流れる曲が
クセになり、その後勝手に脳内リフレインして
丸々一日テーマソングになる。

人的規模が大きく、
衣装も振り付けも派手で
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人生タクシー(2015年製作の映画)

3.9

監督自らハンドルを握り
イランの街中を実際に客を乗せ、
その様子を映画にしてしまう
ユニークな手法。

仕込みかと思うほど
信じられない変わった人ばかりが
乗ってきて、問題提起をしたり
病院に担ぎ込ま
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.0

文字通り悪魔に魂を売り渡し名声を得た夫ガイ、
それを知らない妻ローズマリー。

念願の妊娠をするも、
赤ん坊まで悪魔崇拝の餌食に。

なんとか阻止しようと試みるも
寸でのところで阻まれる。

ミア・フ
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世界最古の洞窟壁画 忘れられた夢の記憶(2010年製作の映画)

3.8

3人の探検家がクリスマス前に発見した
世界最古の洞窟。その中は素晴らしい壁画の数々だった。

この言葉は作品を見事に表わしている

『流動の概念、浸透の概念。

流動...変化が可能なモノ 
カテゴ
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アルス(1959年製作の映画)

2.8

ひたすらカメラは街中を進み、
人を映しても蝋人形のよう。生気がない。

ナレーションがメインかと思わせる
実験的な作品。

冷淡な美男子(1957年製作の映画)

2.8

赤い緞帳が上がると
そこにも赤い壁の部屋。

舞台で目に入るのはベッド。
泣きすがる女と冷たい男。

エミールも嫌なら別れて出てけって、、

ロワール渓谷の木靴職人(1956年製作の映画)

2.8

愚直に淡々と木を切り出し
ふいごで火の具合を見、
静かに木靴を作っていく。

友人の葬儀の後も仕事をする。

変わらないけれど、
ゆっくりと変化していく日常。

軽蔑(1963年製作の映画)

3.7

冷めかかった愛情はなにかの
きっかけで、決定的な終わりを迎える。
ラストがいい。

インテリアもファッションも
お得意の赤・青・黄が中心。
ついでに黒・白も加わるので
中国の自然哲学「五行」の色みたい
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海は燃えている イタリア最南端の小さな島(2016年製作の映画)

3.0

場所は難民ボートが一番近づきやすい
イタリアのランペドゥーザ島。

命からがら逃げてきて
なんとか生きていた人たち、
残念ながら息絶えた人たちの遺体、
劣悪な環境で生死をさまよう人たち。

一方、漁業
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