kumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

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フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

3.0

取引に直接関係ない末端の運び屋がおっぱじめた銃撃が元で、敵味方見境ない戦いへ。

見所は無駄遣いされた英国俳優たち

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.5

12年ぶりに帰省した我が家で
自らの余命のなさを告げなければならない。

タイミングを計りかね
なかなか口に出来ずにいるが、
無情にも時は去って行く。

何事にも突っかかる兄は
恐らく弟が何を言い出す
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ベルサイユのばら(1979年製作の映画)

3.3

監督ジャックドゥミ、製作管理アニエスヴァルダ、音楽ミシェルルグランと黄金チームなのに評価は低めの作品。

二時間でまとめるには
やや無理があるも、
美術衣装など目の保養が続く。

フォントが『ラララン
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.1

シモネタ満載でどぎつく下品!
かつての子供たちが大人がなって
やっちゃいけないと咎められた
あらゆることを盛り込んだ感ありあり。

特にサルマ・ハエックが悪ノリしててイイ。

ライフ(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

名立たる俳優を集めてるのに
あっさり残酷に退場させるのは贅沢な気が、、
ラストには救いなし。

武曲 MUKOKU(2017年製作の映画)

3.3

親子といえども当たり前に通じ合えるわけではない。

幼少より父の呪縛から逃れられず
とうとう事件をおこしてしまった男と
拠り所が自ら紡ぎだす言葉(ラップ)の高校生が
相手の中に己を見出し、対決する。
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ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿(2015年製作の映画)

3.0

スカラ座の成り立ちや繁栄を示すドキュメンタリー作品。
長年多くの芸術家が憧れ続ける訳がわかる。
ひたす美しい。

ラプチャー 破裂(2016年製作の映画)

1.8

人体実験のために監禁した理由が
なかなか意味不明で
結局はビジターかっていう、、

ラザロ・エフェクト(2015年製作の映画)

2.3

死者蘇生を研究しているグループといえば
『フラットライナーズ』を思い出すけれど、
こちらは研究室がメインでの密室事故。
トラウマから逃れられない部分も似ている。

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.0

いつも通り死体解剖をしたものの、
不可解な死因と一向に導かれない原因。

それらはあまりにも奇妙で
ありえないサインばかりだった。

にしても、解剖者たちがとんでもない
とばっちり受けて死ぬなんて解せ
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十戒(1956年製作の映画)

3.5

旧約聖書:出エジプト記をもとに、
セシル・B・デミル監督といえばこれ、と
代名詞になるほどの大スペクタクル映画。

出自をしらず健やかに暮らす王子のひとり
モーゼ(チャールトン・ヘストン)だが
ある日
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天地創造(1966年製作の映画)

3.5

様々なタイプの作品を作り出す俳優であり監督の
ジョン・ヒューストンが、旧約聖書:創生記をもとに
わかりやすく映像化。

「天と地の創造」「アダムとイブ」「ノアのはこ舟」
「バベルの塔」「ソドムとゴモラ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3

一生のうちに巡り合うことが出来るか
どうかの奇跡の時間を過ごした二人。

自然豊かなイタリアのあの地でしか
感じ得ない濃密な愛情に理解してくれる両親。

素晴らしい熱と光、緑にアプリコット。
なにより
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ザ・ドライバー(1978年製作の映画)

3.7

「ドライブ」「ベイビー・ドライバー」の
元になった、カーアクション基礎的な作品。

逃がし屋で生計を立てているドライバー
(ライアン・オニール)と知り合う
プレイヤー(イザベル・アジャーニ美しい)。
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鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

3.8

はじめにタイトルになっている
「鬼龍院花子の生涯」の花子は夏目雅子ではない。

松恵(夏目雅子)から見た鬼龍院家や花子、
周辺の人間模様である。

原作本を読んでから映画を見たので
流れは知っているも
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肉体の門(1988年製作の映画)

4.2

五社英雄作品で一番好き。

戦後食べていくために身を落とした女たちは
きらびやかで美しく、逞しく生きていた。

清純だと思っていた新入りに裏切られ
他のシマの奴らにも目を付けられ穏やかではいられない。
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ハーフネルソン(2006年製作の映画)

3.1

ヤク中先生としっかりしているけれど
過程が複雑な女生徒は常に危うい立場だった。

なんとかやり過ごしていたことも
いつかは知られることになる。

ライアン・ゴズリングは
弱くて屈折した、どこか甘くて
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.9

愛が生まれ、その愛が死んでいくまでを描く
実にリアルな作品。生々しさ全開で観ていて結構辛い。

最初から価値観は違っていたようにみえる。

一目惚れでシンディを愛し、ぞっこんのディーンと
前のボーイフ
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ライオット・クラブ(2014年製作の映画)

2.2

実在するエリート校数百年の歴史を持つ
会員制クラブをベースにした後味悪い作品。

金でなんでも解決できるおぼっちゃん集団は
幼稚でとことんゲスな悪さをしつくし、
とうとう人を殺す寸前までいく。
もちろ
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山河ノスタルジア(2015年製作の映画)

3.4

仲良しだった三人は見事な三角関係になり
優しいけれど恐らくうだつの上がらないであろうリャンより
エリート男ジンシェンを選んで結婚するタオ。

幸せは長続きせずそれぞれが
複雑な思いを持ちつつ生きていく
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紙ひこうき(2012年製作の映画)

3.8

一目で恋に落ちた女性のことが
頭から離れず、仕事に集中できない。

ひょっと窓から表を見ると、
恋した女性の姿が!

追いかけるように飛ばす紙ひこうき、
追いかけるようになる紙ひこうき。

ロマンティ
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愛犬とごちそう(2014年製作の映画)

3.5

子供のとき(犬)は食べることが大好きで
なんでも美味しく食べられた。

徐々に飼い主の好みに付き合うようになり
恋人ができて気取ったものになり、別れて
またわびしいものになり、、

それでも、犬はがん
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.8

中途半端な思春期をもんもんと過ごす
変わり者男子のダニエルとテオ。

それぞれの家庭・学校にうんざりし
持ち前の器用さを生かし、廃品から出来上がった
自作のキャンピングカー(?)で旅することに。

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緑はよみがえる(2014年製作の映画)

3.8

大雪の中、膠着状態の戦争のさなか
生き延びる心の支えは家族や故郷からの手紙だった。

青白い月の中で歌う美しい声。
にっちもさっちもいかない状況下、
誰も「帰りたい」とは口に出せない。

さっきまで生
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ストーンウォール(2015年製作の映画)

3.3

1969年、ニューヨークで実際に起こった
ストーンウォールの反乱をベースに、
同性愛者を排除しようとしていた時代が
いかに変化していったかの話。

小さな町で両親(特に父)から
同性愛者であることを感
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未来警察(1985年製作の映画)

3.5

1980年代の作品とは思えないほど
ロボットの発想が近代的で驚いた。

家事代行ロボットは人の様子を伺い労い、
客人には人数分の晩御飯を用意する。
危険な場所にはドローン的ロボットが
内部を偵察し、蜘
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Uターン(1997年製作の映画)

2.9

マフィアに追われ砂漠の町に到着したものの
車は壊れ良い女は亭主持ち、しかもそいつに
やっかいな頼みごとを金でされ、その気になるも
みんなして騙し合っている。

誰とでも寝る女は大金をせしめ
虎視眈々と
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ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

2.8

上層階にはセレブ、下層階には貧困層が住むという
1棟で格差社会そのままを表わす不思議なマンション。

長年我慢をしていた下層階の住民たちの一揆勃発により
面白いように秩序が崩壊していく。

こっちが縦
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マルタのやさしい刺繍(2006年製作の映画)

3.8

いつからだってはじめられる。

夫に先立たれ、生きる気力を亡くした老婦人マルタ。

若い頃の夢、自分の刺繍を施した
うっとりするほど美しい下着を作り販売すること。

保守的な村では周囲の白い目がありな
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

3.5

ケチな窃盗稼業で警察に追われていた時
逃げ込んだ川の中で謎の放射性廃棄物に
まみれてしまう。

体調不良の後、不思議なパワーが身につくが
それでもやることは金を盗むことだけ。

ある事件関連で知り合っ
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ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

3.7

ある時から言葉をうまく扱うことができなくなり
途方に暮れていたオーウェン本人とその家族。

ある時、ディズニー映画のセリフをソラで覚えて
日常生活での会話は役になりきることで
コミュニケーションが成立
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ウォンテッド(2008年製作の映画)

3.4

たとえ敏腕の殺し屋の息子
(ジェームズ・マカヴォイ)でも
強くて賢いアンジェリーナ・ジョリーには
黙って殴られて平伏すしかない。

ミステリアスでセクシー設定の
アンジーはいつ見ても素敵だ。憧れる。
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LIFE!(2013年製作の映画)

4.0

平凡な毎日、首の皮一枚の仕事、
好きな女性にはうまくアプローチできない、、

そんな生活が変化したのはちょっとした探し物からだった。
自分とは無縁だと思っていた世界を駆け巡る旅は、
一歩踏み出すだけで
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華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

3.5

どこかで見たことある設定、と考えたら
『ショーシャンクの空に』だった。

でもこちらは逆転につぐ逆転で
痛快で面白い。

ファン・ジョンミン良い役者だな

アシュラ(2016年製作の映画)

3.3

ありとあらゆる悪行の数々を
金と引き換えにこなしていく元刑事が
うっかり陥った殺人から面倒なことがはじまった。

誰か一人でもいい人が出てくればいいけれど
(刑事ハン・ドギョン(チョン・ウソン)の
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