kumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 37ページ目

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GO fish(1994年製作の映画)

2.9

女性同士の恋愛模様を軽妙で洒落てて、
恋のサヤあてに時折夢中になったり
誰でも感じたことのある感覚を思い出させてくれる

メイフィールドの怪人たち(1989年製作の映画)

3.5

くだらなくても ついついみちゃう系。

静かなメイフィールドという街に住む
不気味な一家を調べるうちに、、、なんだけど、

登場人物それぞれにクセがあるから
この街自体がホラーだと思う

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

3.8

ロマンティックな大人の恋愛ストーリー。
メグ・ライアン可愛い。

はじめは子供の為だったけれど、
彼の協力(と忘れ物のおかげで)で
運命の巡り合い。

ノーラ・エフロン監督最高。

第七の予言(1988年製作の映画)

3.8

新約聖書の黙示録「ヨハネへの啓示」にある
「七つの予言」が次々に起こり、世界崩壊寸前までを描いた
オカルト・スリラー。

昨今の気象現象は映画の中に
近いものがあって不気味。

預言紙に貼られたシーリ
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ギヴァー 記憶を注ぐ者(2014年製作の映画)

3.5

無彩色の世界で生きるコミュニティは完全で完璧だった。
「色彩を手放したのは肌の色や人種差別のない社会をつくる」
ためだったから。

色がないことはすべてが同じで、選ぶ必要がない。
無機質で味気ない物体
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Dearダニー 君へのうた(2015年製作の映画)

3.8

実話。43年前にジョン・レノンから
まっすぐで誠実な内容の手紙をもらっていたことを
今更ながら知り、人生を改めてやり直すことにする。

”人生を無駄にするな” ”力になるよ”
憧れの人からかけてもらっ
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ザ・セル(2000年製作の映画)

4.1

連続猟奇殺人事件を調査する心理学者のキャサリン
(ジェニファー・ロペス)が危険を顧みず
犯人の脳内へ侵入し、真相を探る。

内容よりも抜群の美しい映像と
それを際立たせる衣装に目を惹かれる。

とはい
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.9

トム・クルーズとブラッド・ピットが最高に
セクシーで美しかった作品。

幼いキルスティン・ダンストの存在感も十分で
瞳での演技で年齢を超越した様を表現したのは見事。

アントニオ・バンデラスの兄さまも
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ゲットバッカーズ(2014年製作の映画)

3.2

人生をなんとかやり直したい人々が
心の支えとするある謎の本。

それは誰が書いたかもわからぬ
人生哲学(自己啓発)本だった。

たったこんなありきたりな言葉で、とか
安っぽいストーリーで、とか言うのは
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ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

3.3

【北欧の至宝】マッツ・ミケルセン主演の
5年を行き来する自由自在なパラレルワールド。
ダブルマッツ。

できることなら、
私だってあのドアを通ってやり直したい。

マックィーンの絶対の危機(ピンチ)(1958年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドロドロアメーバが突如出現して大パニック!
やけに引き際がキレイ(ネバネバ跡を残さず)な
あの物体は一体、、

上記ジャケットはピーウィー・ハーマンっぽい。
マックイーンもこういうの出るのかー、、
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あなたを見送る7日間(2014年製作の映画)

3.9

父の死をきっかけに家族が集まり
ユダヤ式で7日間喪に服す間に起こるあれこれ。

4人兄弟の中でティナ・フェイと
アダム・ドライヴァーが最高だし、
アダムの末っ子体質が更によし。

ドタバタとホロリが絶
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バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

すべての物事は見る角度によって
感覚も意識も違うことを
当然だけれど再認識する作品。

8名の視点から結果→原因まで時間を遡り
細かい描写で当事者の心情・状況を表わす。

影武者って大変だな、、

ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記(2007年製作の映画)

3.5

気軽に観られるアドベンチャー映画。
ニコラス・ケイジ主演作品で1番興行収入が高いのに
この作品で第28回ゴールデンラズベリー賞最低男優賞に
なぜかノミネート。

みんな大好きフリーメーソンの謎や
小ネ
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パリ・オペラ座のすべて(2009年製作の映画)

4.1

バレエダンサーたちの気高さと強靭な精神、
どこまでも美しさを追求する姿勢に圧倒される。

映画の中で出てくるドン・キホーテの一節で好きなのが

・魔女に幸運を奪われようとも 心と勇気は守り抜く

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イカれたロミオに泣き虫ジュリエット(1986年製作の映画)

3.6

西ベルリンでストリート・ミュージシャンとして
生計を立ててる男女が知り合って愛し合い、互いを
「ロメオ」「ジュリエット」なんて呼びながら
同棲するも、徐々に気持ちが離れて
いつ別れてもいい状態に。
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アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

4.2

「言われたわ。あなたは可愛くないし
 これからも可愛くないだろうけど
 そんなことどうでもいいのよ、
 それよりももっといいものを持っている。スタイルよ」

年齢を重ねて堂々と
お洒落している姿に憧
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ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

4.7

1960~70年代に流行ったロックミュージカルのひとつ。
ブライアン・デ・パルマ監督作品はかなり好き。

ぱっとしない、でも天才的な音楽の才能の持つ
ウィンスローは、やり手のスワンという
ゲスい男に騙
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パレルモ・シューティング(2008年製作の映画)

3.8

社会的に「成功」しているから、幸せにみえるのか。
どうしようもなく空虚で 足りないものがわからず、
途方にくれているのに。
人の心の中は、本当のところわからない。

ヴェンダース作品の核となる部分、
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デザート・フラワー(2009年製作の映画)

4.2

実話。ソマリア出身の世界的トップモデル、
ワリス・ディリーの自伝を映画化。

単なるサクセス・ストーリーとしてだけではなく
今も残るある地域での忌まわしき慣習である
FGM(女性器切除)について多くの
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晴れた日に永遠が見える(1970年製作の映画)

3.7

監督はヴィンセント・ミネリ、出演は
バーブラ・ストライサンドに イヴ・モンタンと豪華。

すぐれた予知能力はあるけれど、
悪癖のタバコはやめたいのにやめられない、
そこで睡眠術を使って禁煙するという
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NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.1

SNSがもとで知り合った
見ず知らずの男性とネットを通じて
大金を手に入れるカケをする。
それも全世界の人が見ている前で!

今の世界を象徴しているような作品。
デイヴ・フランコ兄を超えてかっこいい

ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.0

年の離れた男性と幸せな日々を過ごしていた
歌手でありウエイトレスのマリーナ。

自身の誕生日の夜、楽しい時間のあと
愛する人は突然意識が薄れ帰らぬ人となった。

その後、亡くなった彼の元妻、息子、家族
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サファリ(2016年製作の映画)

3.8

生存に必要だから動物を殺すわけでもなく、
単に一発の銃で美しくスマートに野生動物を
「仕留めたい」。

そしてその首を栄誉として自宅の壁に飾りたい。

そんな富裕層を満足させるべくの場所があり、
ガイ
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世にも怪奇な物語(1967年製作の映画)

4.0

原作エドガー・アラン・ポーの小説を
ルイ・マル、 フェデリコ・フェリーニ、
ロジェ・ヴァディム監督の 3部構成からなる
オムニバス形式のホラー映画。

フェリーニ「悪魔の首飾り」
脳内に残像が
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.8

当時衝撃を受けた近未来と火星のシーン。
特に顔がぱかーっと観音開きするコレ↑

もーびっくりしました
他のクリーチャーもキテる。
リメイクよりあらゆる面でずっと好き

わたしたちの宣戦布告(2011年製作の映画)

4.0

実話。
ロメオとジュリエットが出逢い愛しあって
息子アダムが誕生。

しかし、先天性の病が見つかり...

自分たちのことはどうとでもなる。
でも、親になった途端
抗えない事情に無力を感じずにいら
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美女ありき(1940年製作の映画)

3.8

「風と共に去りぬ」主演のように
今回も美しすぎるヴィヴィアン・リー、
しかも度胸もスカーレットなみ。

どうにも惹かれて仕方ない相手は
ローレンス・オリヴィエ。

いつの時代も美貌と知恵がセットとな
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.5

一目で気に入った彼女はアマンダ・セイフライド。
ショートボブにしてる人は大抵好みなもんで、
とびきり可愛いアマンダの夢中。

時間が通貨、の時代は現社会をうつしだしていて
仮想とは思えないほどリアルで
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かぞくのくに(2012年製作の映画)

3.6

灰色。
空も空気も、それぞれの胸の内も。

「あの国」から一時帰国した兄との関係、
兄の立場、家族の立場、見えてくるあの国の状況。

今思い返してもどんよりするし
どうすることもできないまま、考えさ
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ギリシャに消えた嘘(2014年製作の映画)

3.5

パトリシア・ハイスミスの小説を映画化。
ハイスミスといえば「太陽がいっぱい」「 リプリー」
ケイト・ブランシェット「キャロル」などが有名。

ちょっとした偶然が重なって起こる
細かな経緯が面白いサ
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危険なプロット(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

飛びぬけた才能に自分自身が気付くと、
周囲を簡単に巻き込み意のまま人を操れる。

それはもう、面白いように。

青い壁の教室で学ぶ少年を軸に
お馴染み困り顔ファブリス・ルキーニ、
美貌のクリスティ
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.3

リトマス試験紙なみに好き嫌いが
はっきり分かれるだろう作品。

性同一性障害を表現したものは多いが、
大抵本人の葛藤がメイン。

この作品は男性の時からずっと付き合っていた恋人、
家族、同僚、生
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トレマーズ(1990年製作の映画)

4.0

これぞB級映画の金字塔に輝く(かもしれない)作品。
放映しているとついついみちゃうご馳走系。

若かりしケビン・ベーコンのがむしゃらな走りに
今もって魅了される飽きのこない一品で、

わけのわからぬ巨
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別離(2011年製作の映画)

4.5

それぞれが良かれと思ってやっていることが
保身のための小さな嘘で予想もしない方向へ進んでいく。

面倒なことが重なっていくストーリーの最初の問題は、
介護のこと。
実際に体験をした人たちには思い出す
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イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

3.7

隠されたサイコパスが目覚めたとき、
予想もしなかった快楽に身を委ねることになる。

ミア・ワシコウスカのファッション、
マシュー・グッドの不気味な美しさ、
生活感を感じさせないモデルルームなみの
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