ノノさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.8

映画とわかって見ていてもくっそ苦しくなる。残酷な虐殺描写を入れることから逃げずに全てを丁寧に描いてるから余計に辛い。なんの躊躇もなく拳銃で頭を撃つナチス党員、その辺に散らばった死体とそれを火の中に放り>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.5

オープニングのとこだけ20回くらい見てる。色の取り合いしてるとこ好きすぎる。

情事(1960年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

全てが明らかになる映画と違って、全てが曖昧なまま終わってしまう。アンナの失踪はなんだったのか、アンナを裏切ってまで情事を重ねたクラウディアとサンドロの愛は本物ではなかったのか。愛の不毛三部作一作目と言>>続きを読む

心の指紋(1996年製作の映画)

3.4

末期癌の16歳不良と医者が喧嘩しながらも徐々に打ち解け合い2人で聖なる山を目指すロードムービー。いまいち入り込めなかったな。末期癌なのに何故か衰弱してるのは顔だけで体がムキムキなのと、展開がありきたり>>続きを読む

不機嫌なママにメルシィ!(2013年製作の映画)

3.5

ギョーム・ガリエンヌが監督、脚本、さらに一人二役やってる。自身が親から女の子のように育てられたという経験を元にしているから、全てを自分で表現したかったんだろうか。女性になりたいからトランスジェンダー、>>続きを読む

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.9

撮影のロケーションは少なく、狭いコミュニティだけを描いた作品だけど見応えある。4年前に見た時はそこまで響かなかったけど、改めて見たら良かった。見るタイミングによって変わりそう。最終的にミュージカルみた>>続きを読む

ロビンソンの庭(1987年製作の映画)

4.0

クミが見つけた自然の中にある不気味な廃墟。廃墟の壁にペンキで絵を描き、畑を作り、夜は星を眺めながら寝る。何にも囚われない自由な生活だがどこか寂しさがあるのは何故だろう。クミが夜の道路を自転車で疾走する>>続きを読む

ロリータ(1962年製作の映画)

3.6

ロリコン!!!登場人物全員うるさくてイライラした。ロリータ役のスー・リオン信じられないくらい可愛い。けど、その後かなり転落人生で結婚、離婚を繰り返しまくったらしい。センセーショナルな内容だけどハンバー>>続きを読む

白昼の通り魔(1966年製作の映画)

4.0

白昼の通り魔、タイトルが良い。カットバックに次ぐカットバック、人物の横顔をアップで映し続ける。約100分間途切れることがない映像のリズムに惹き込まれる。大島渚やることが毎回全然違くて楽しいな。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.9

聞いたことない悪口が飛び交っててうけた。前半はほぼ笑かしにきてる。戦地で戦うには心を無にしないとやっていけない。ほほえみデブはあまりにも純粋だったが故に精神崩壊、目つきの変わり方がすんげえ。ミッキーマ>>続きを読む

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.5

最初から最後まで何やってんだよって感じだった。無駄に豪華なCG使ってんのおもろい。

フェイシズ(1968年製作の映画)

4.0

チェットが屋根から逃げるシーン素早すぎて笑った。終始面白いんだか面白くないんだから分からないジョークでゲラゲラ笑ってて怖い。顔のクロースアップ、過度な接写、揺れ動くカメラで感情が掻き乱される。これもっ>>続きを読む

Keiko(1979年製作の映画)

4.5

恋する女の子だ、、、女の言動に身に覚えがありすぎる。自分は生きていない時代だけど懐かしさを感じるとはこのこと。けいこの日常は全然特別なものじゃないけど、銭湯に行ってビールをたくさん買って家でタバコ吸い>>続きを読む

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.9

ファーストカット社長夫人のクロースアップで始まるの良すぎ〜。2組の犯罪を犯した愛し合う男女の話が並行して進んでいく。フラフラと夫人が夜の街を彷徨うシーンに流れるマイルス・デイヴィスのジャズが合いすぎて>>続きを読む

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.5

このタイトルを見るといつも山pの愛テキサスを思い出して笑ってしまう。
女を愛しすぎた男の話。マジックミラーのシーンが本当に好き。女は自分しか見えない、男は女が見えているが壁を隔ててしか話すことができな
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.5

クーーーーヽ(´o`
やっとみれたキンザザ、旧ソ連時代のSF。惑星ブリュクは地球より科学技術は発展しているのにそれ以外が全部遅れてる。特に差別や階級がめちゃくちゃあるというのがこの作品の面白さでもある
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.9

祈祷師のお祓いシーンの音楽が陽気すぎて笑った。ずっと何かが起きそうな張り詰めた空気と程よいグロさ、韓国映画のじっとりした不快感が詰まってた。得体の知れない異人への恐怖心。赤い目の國村隼が怖すぎて面白い>>続きを読む

パラダイス・キス(2011年製作の映画)

3.0

今見返したら滑稽な作品だけど、小学生の時の自分にはぶっ刺さってた

イノセント(1975年製作の映画)

3.8

自分の不倫には熱くなり、妻の不倫には嫉妬する。誰からも愛されないのなら死んでしまう、主人公は幼稚で短絡的な男だ。イノセントとはこの男のことなのか。
ヴィスコンティの貴族を描いた作品はほんとーーにセット
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スーパー!(2010年製作の映画)

3.8

車ツンツンするシーン笑った。あと、触手に囲まれて脳みそぱっかーんってなるところと吐瀉物が人型になるところがあまりにも良い。不細工で不恰好なヒーローに心揺さぶられます。

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.0

久しぶりに見たら結構有名な人出てて驚いた。原作の人物の絵が綺麗すぎて実写違和感あるな。峯田がちゃんと振られてて安心した。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.5

なぜかお昼の放送をやらされどもりまくった記憶が蘇ってしまった、、

ぼくは怖くない(2003年製作の映画)

3.9

南イタリアの田舎町で少年ミケーレが洞穴に鎖で繋がれた同い年の金髪少年を見つける。
自分の親も含めた大人たちの悪巧み、小さいコミュニティの中で頼れる大人がいない中ミケーレが少年を逃がそうとする。
辺り一
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.0

映像、演出に遊び心がありすぎる。ドランってこんな映像を撮る監督だったっけか。人物を真正面から捉えたショット、初めてロランスが大学内を女性服を着て歩く時の色彩と音楽、ロランスの口から蝶が飛び立ち、フレッ>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

どこまでも執拗に追いかけてくるバルデムの怖さが凄まじい。一度見たら忘れられない顔。変なおかっぱ頭に見開いた目、話の通じなさ、謎の空気砲みたいな武器も全部怖ぇ。派手な展開やアクションもなく淡々と話が進ん>>続きを読む

家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.8

横並びで食事してるとお父さんが家族ゲームみたいだねってよく言ってきたな

トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

3.7

三部作の最後そして遺作。
個人的に青、白のほうが好き。ちょっと都合良すぎな感じ。キエシロフスキは本作に登場する初老のひねくれ男に自らを重ねていたのではないかと思った。一度裏切られた経験から全ての人間を
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トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

3.9

ジュリー・デルピーの透明感が大爆発しててやばい、、青の愛よりもドラマがあって見やすい。
自分の葬式を遠くから眺めて泣いてる元妻を双眼鏡で観察するのすっごい悪趣味で笑った。潔い男のままで終わるのかと思い
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トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.8

ジュリエット・ビノシュ美しい( ; ; )
小物や家具、プールなど青が沢山散りばめられていた。青はブルーな気持ち、憂鬱を表す色でもあるが、ジュリーが喪失から立ち直り解放、自由へと向かっていくトリコロ
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.6

何回見てもおもろい。良いんだか悪いんだかわからないラスト。エドくそうざくて大好き!!

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.9

訳ありで孤独なアパートの住人たちを描いた作品。なんとなくタイトルで好みじゃなさそうだと思って見ていなかったのを後悔した。登場人物たちの豊かなキャラクター、暗い過去を隠しながら生きる人たち、自然の中での>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

犬を殺す人間は許さない!!!
殺し屋たちの銃乱射がきもちーーーー!

デッドマン(1995年製作の映画)

4.0

西部劇なのに西部劇の形式に囚われてない。人を撃つ時のスピード感がたまらない。顔面を足で踏んでぐしゃって鼻から血出るショット良すぎる。あと、ノーバディが薬草で幻覚を見るシーンがあるが、そこでブレイクの顔>>続きを読む