anさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

an

an

映画(1086)
ドラマ(18)
アニメ(0)

みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

5.0

やっぱりこの監督作品好きだ。モニターと相手を交互に見つめるカラオケならではの視線の交わし方など、特に印象深かった。

コレヒドール戦記(1945年製作の映画)

4.2

長いけど見ごたえあった。船を見送る人たちを背後から捉えたショットの反復。僅かだが船の走行シーンが馬のそれと重なって見えた。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

荒唐無稽が過ぎていて割と楽しかったが、かなりエグいのね。気分的にちょっとこたえた。シャノン!

荒野の女たち(1965年製作の映画)

4.0

この潔い終わり方はフラーなどにも通じるような。画質が悪いと聞いていたけど本当にそうだった(見るまでフィルム上映だと勘違いしていた)

男の敵(1935年製作の映画)

4.5

一応良心はあるものの判断力の欠如と弱さ剥き出しの主人公が過ちを繰り返し、安易に共感できないところがよい。こいつ、懸賞金だ〜とポワーンとオーバーラップさせるところは笑った。

欲望の翼(1990年製作の映画)

4.5

掃除してたらDVDが出てきたのでつい見てしまった。リアルタイムで見ていないけど、もし見ていたらカーウァイ映画マイベストになりそう。相変わらず語りの手法が雑で大胆すぎるが、色っぽくていい。

ブエノスアイレス 摂氏零度(1999年製作の映画)

4.0

ブエノスアイレスとセットで是非鑑賞したい。いかに撮影が難航したのか、悲壮感なくわかることができるから(実際はドロドロなのかもだけど)チャン・チェンかなり色々撮影されていたのかというのと、ミディアムワン>>続きを読む

花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

5.0

とても余白が多い。終始うっとり。
リー・ピンビンの功績

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.5

ダサい所もあるんだけどねえ。初めて劇場で見ることができた。感無量。

ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

5.0

「推し」がいるとしたらやっぱりトニーレオンかなと再認識。あとチャンチェンも。イグアスの滝が前より轟音に感じた。サッカーのシーンは何度見てもルールがよくわからん

黄色いリボン(1949年製作の映画)

-

いまいち乗れないまま、気楽な配信鑑賞もあってちょこちょこ中断しながら見てしまった。馬の量は半端ない。夕焼けの墓参りシーンがやや『許されざる者』と呼応? だが色はどぎつい

許されざる者(1992年製作の映画)

4.3

フォードからの流れで何となく久しぶりにちょこちょこと。前よりよく感じた。豪雨と雷鳴に頼りすぎなような。

配信上のルールなのか知らないけど、ずっと画面隅にワーナーのロゴが入っていて特にラストの美しい夕
>>続きを読む

XX ダブルエックス 美しき獣(1995年製作の映画)

4.0

仙元誠三特集にて。歌舞伎町ネオン街のタイトルバック等超かっこよかったが、元々OVのせいか劇場で見ると粗さが気になった。「からだがあつい」のひと言でスイッチ入れてねちっこく長々と絡みを撮影(長いよと思い>>続きを読む

捜索者(1956年製作の映画)

4.5

たったドアひとつであちらの世界とこちらを分かちそれですべてを簡潔に物語ってしまうラストショットは唸る……冒頭ともちゃんと呼応しているし。フォード映画の馬は本当に最高だ。全編に漂うイーストウッド色(逆だ>>続きを読む

ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

4.0

鏡の両脇に蝋燭、灯すとふと鏡の中から現れるゲアトルーズ

ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

3.5

ミレーユ・ペリエが無声映画のヒロインのような美しさで終始釘付け。ファルコネッティか。

アパッチ砦(1948年製作の映画)

4.2

どうにも渋谷に行く気がせずU-NEXTで。あまりにも自殺行為なラストの突撃、それを伝説化して語り継ぐというザワザワ感と土煙を利用した幻視的かつ鮮やかなロングショットの同居でいまだに困惑しているが、あま>>続きを読む

映画はアリスから始まった(2018年製作の映画)

-

アンリ・ラングロワやサドゥール他、名だたる著名人に軽視されるという不遇、これは覚えておきたい。あとエジソンのがめつさ

俺は善人だ(1935年製作の映画)

4.0

あんな癖のある顔なかなか瓜二ついないよなあと薄っすら思いながら、ドタバタコメディとノワールの混じり具合、ハッとするラスト、懸賞金はどこで貰えるの?とウロチョロするおじさんの侮れなさ(この顔絶対何度も見>>続きを読む

怒りの葡萄(1940年製作の映画)

4.0

画面がびしびし決まっていて綺麗だなーと思いながら劇場ではかなりの時間意識を失ってしまった。U-NEXTで改めて鑑賞。劇場の方が断然綺麗。

戦争と母性(1933年製作の映画)

4.5

ばあちゃん(時にコンビ)のキャラよいし、後半素晴らしくて泣きそうになった。

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

4.2

何も知らなかったので、山本直樹先生まさかの登場に笑ってしまった。女優さんは山本好みというよりどちらかというと城定監督寄りな気がしたが、近年稀にみる脱ぎっぷりとフレッシュなエロスがとてもよく、『昨日何食>>続きを読む