杏さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

杏

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後妻業の女(2016年製作の映画)

3.5

字幕疲れの為邦画を。

「結婚相談所に限って言えば、男の高齢者がよくモテる。第一条件は資産があること。持病があればなおいい。看取る時間の効率が良いから女同士の取り合いになったりする…」冒頭豊川悦司のナ
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.5

最近海外ドラマばかりを観ていた為、久しぶりの映画
dTVで何かないかなぁ〜と探していたら発見!
エクソシスト、オーメン、サスペリアは子どもの頃に観て夜眠れなくなったトラウマ映画。

サスペリアは赤、青
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ヒミズ(2011年製作の映画)

2.5

「愛のむきだし」もそうだったが、こちらも染谷将太演じる住田、二階堂ふみ演じる茶沢景子ともに親に恵まれない。
その中で普通に生きる事を目指す住田、愛する人と支えながら人生を歩む事を夢見る茶沢景子。
とあ
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

5.0

ずっと気になっていながら4時間弱の長さになかなか時間を割けずにいたが、ようやく鑑賞。
盗撮のプロの実話をベースに作られた映画だとか。
親からの愛が欠如している3人の若者、ユウ、ヨーコ、コイケ。その愛を
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

何度もオーディションに落ちてすっかりへこんでいた女優志望の卵ミアは、ピアノの音色に導かれるようにジャズバーに入る。そこでピアニストのセバスチャンと出会い恋に落ちる。
冬に出会い春夏秋の恋の変化、そして
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愚行録(2017年製作の映画)

1.5

エリートサラリーマンの一家が殺害され、世間を震撼させる。犯人が見つからないまま1年が過ぎ、改めて事件を追おうと決意した週刊誌記者の田中は取材を始める。関係者へのインタビューを通して、被害者一家や証言者>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.5

ムンバイのスラム育ちのジャマールは、インド版「クイズ・ミリオネア」に出場。
ジャマールは最後の1問までたどり着くが、貧しい孤児で教養もない彼が次々と難問をクリアできるわけがないと司会者に疑われ、警察に
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ひまわり(1970年製作の映画)

3.5

ひまわり畑を見るとこの映画を思い出す。
うろ覚えだった為再観賞。

第二次世界大戦によって引き裂かれた男女の話。

ジョバンナとアントニオは結婚するが幸せもつかの間、アントニオはソ連戦線へ送られてしま
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

2.5

食事を作るのは苦手だが、人が作っているのを見るのは好きだから料理の映画は好き。

フィンランドのヘルシンキで「かもめ食堂」を始めたサチエだが客はゼロ。ある日初めての客、日本大好きな青年トンミにガッチャ
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バリー・リンドン(1975年製作の映画)

5.0

彼女の勧める物にはハズレがない!と絶対的に信頼している親友に勧められてディスク購入。結果大当たり!

キューブリック作品観ているつもりだったけど本作を観ていなかった過去の自分を責めたいぐらい(笑)
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トワイライトゾーン/超次元の体験(1983年製作の映画)

2.4

高校生の頃映画館で観て、音楽がとても印象に残ってた。
dTVで見つけたので再観賞。
うろ覚えだったが観ていくうちに内容を思い出す。
4話で構成されているが、「偏見の恐怖」と「真夜中の遊戯」が好き。

仁義(1970年製作の映画)

4.0



刑期を終えた男、護送中に逃げた男、元警官達で宝石店を襲撃するが、ひとりの裏切りにより破綻するストーリー。

最初から最後まで淡々と描かれている。
とくに宝石店襲撃のシーンは交わす言葉もBGMもなく
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スティング(1973年製作の映画)

5.0

シカゴを舞台に詐欺で日銭を稼ぐ1人の若者が、親同然の師匠を殺害したギャングに復讐するために伝説的な賭博師と協力し、得意のイカサマで相手組織を徐々に追い詰めていく。

テンポも良く爽快だった。
仲間で協
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ガス燈(1944年製作の映画)

3.5

ロンドンはソーントン街。育ての叔母が殺され傷心のままイタリア留学をするポーラ。
そこで恋に落ち結婚をするが、夫の夢を叶える為に叔母が殺された家に住むことになるが、、、

夫に物忘れや盗癖が目立つと指摘
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キリング・ゾーイ(1993年製作の映画)

2.5

パリへやって来たアメリカ人の金庫破りが元相棒と共に銀行を襲撃、ところが計画が狂ったことから一転、すさまじい修羅場が、、、

ベティブルーの時、とことん優しい男だったジャン=ユーグ・アングラードが真逆の
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

1.5

気になりながらも見逃していた作品の一つ。

同姓同名の富豪と間違えられ、誘拐事件に巻き込まれていく男の話。

主人公のデュードはとにかくお疲れさまと言いたい。巻き込まれて深みに嵌る事ってあるよね。
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カルメン(1983年製作の映画)

5.0

本日新国立劇場で念願のカルメンを観てきた。もう最高!
子どもの頃からレコードでカルメンは何回も聞いていて、いつかオペラで観たい!と思っていた。

どのカルメンの映画か記憶が曖昧だけど、20代の時にビデ
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.0

ナチスのホロコーストを生き抜いた実在のユダヤ系ピアニストの半生。

ホロコースト系の映画は何作か観ているが、これもまた重い。

1940年、ドイツ占領下のポーランド。ユダヤ系ピアニスト、シュピルマンは
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恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

2.5

若かりし日のウィリアム・シェイクスピアと彼を信奉する上流階級の娘ヴァイオラとの恋愛を描くとともに、「ロミオとジュリエット」の初演までの過程を描いている。

シェイクスピアとヴァイオラの恋愛がロミオとジ
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8人の女たち(2002年製作の映画)

4.5

クリスマスを祝うため、雪に閉ざされた大邸宅に家族が集うこととなった。その日の朝、メイドのルイーズが、一家の主マルセルの部屋へ朝食を持っていくと、彼はナイフで背中を刺され死んでいた。外から何者かが侵入し>>続きを読む

ピンポン(2002年製作の映画)

3.0

話題になっていた当時、気になりながらも見過ごしてきた本作。
娘が卓球部という事もあり、一緒に鑑賞。
原作は読んでないが、クドカンが脚本のせいか登場人物全てが個性的かつ憎めない。
窪塚洋介はあの変な髪型
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愛を乞うひと(1998年製作の映画)

5.0

先日篠原涼子主演のドラマを観たが、改めて原田美枝子は凄かったと思った。
思わず再鑑賞。今観ても壮絶だ。

母親から受けた凄まじい虐待という幼児体験から、母を捨て、過去を心の奥に封印してきた照恵。
自ら
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少女椿(2016年製作の映画)

2.0

丸尾末広の世界をよく表現したなぁと映像に関しては思った。が、内容がやはり実写だと難しい。あの抽象的な漫画を映画で表現するのには無理があるのかも。
ワンダー正光をジャニーズの風間俊介がやるとは思わなかっ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5

4月にアダム・クーパー主演のミュージカルを観に行くので、子どもの時以来の再鑑賞。

雨って大嫌いだけど、雨の歌は好きなのが多い。ジリオラ・チンクエッティの「雨」明日に向かって撃ての挿入歌「雨にぬれても
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ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男(2015年製作の映画)

3.5

映画『ブラック・スワン』の振付師であり、女優ナタリー・ポートマンの夫として知られるバンジャマン・ミルピエ。
長年に渡り世界最高峰の芸術を提供し続けてきたバレエの殿堂“パリ・オペラ座”。
20年近く芸術
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.5

jazzって殆ど聞かないし、チェット・ベイカーも知らなかったけど、予告で気になり鑑賞。

黒人のアーティストたちが中心だったモダンジャズ界へと飛び込んだ、白人のトランペッターでボーカリストのチェット・
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

2.4

これは私にとって耳が痛いストーリー

どこかの映画のレビューにも書いたが、私バービーコレクターで100体近く持っている。
流石に今は行ってないが、トイショーではバイヤータイムでバービーを買い漁り、トイ
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地下幻燈劇画 少女椿(1992年製作の映画)

3.0

小学生の頃、江戸川乱歩にはまってた私。江戸川乱歩の小説の挿絵に似合いそうな丸尾末広の「キンランドンス」を見つけた時は狂喜乱舞(笑)
それから徐々に買い集め、ほぼ持ってる。


この「少女椿」は母と貧し
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.5

席が取れなくて、苦手な3Dで鑑賞。
そしてIMAX初体験。

ハリーポッターでホグワーツ魔法学校で
登場する教科書である
「幻の動物とその生息地」をもとに
作られた映画。ハリーポッターの約70年前のニ
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人間の値打ち(2013年製作の映画)

3.5

クリスマスイヴ前夜、イタリア・ミラノ郊外で起こったひき逃げ事故。
これをきっかけに、経済格差のある3つの家庭に隠された秘密と欲望が浮かび上がる。

投資ファンドで一攫千金を夢見る不動産屋の男ディーノ、
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.5

吉川晃司の「すかんぴんウォーク」を観た時に同時上映されて観た。
アニメ映画はほとんど観ないんだけど、このストーリーは「すかんぴんウォーク」より魅入ってしまった。

学園祭を明日に控えて、あたるたちは連
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ロッタちゃん はじめてのおつかい(1993年製作の映画)

4.0

子どもと観たくて「ロッタちゃんと赤い自転車」とともにDVD購入した。

スウェーデンを舞台に5歳のロッタちゃんと家族のお話。

ロッタちゃんはこまっしゃくれた女の子。
気に入らない事があるとすぐにふく
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

5.0

もうめっちゃ大好き❤

砂漠のはずれにぽつんとあるモーテル「バグダッド・カフェ」
ここの黒人女主人のブレンダは、役立たずの夫、自分勝手な子ども達、個性的なモーテル住人や使用人達に毎日イライラしている。
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

2.7

若い頃に鑑賞

旅回りの見世物小屋で小人のハンスは同じく小人のフリーダと婚約していたが、美しい軽業師のクレオパトラにも惹かれている。
ある時、ハンスが親戚から莫大な資産を相続する事を知ったクレオパトラ
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アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

3.0

10年前上野のダリ展と今回新国立美術館でのダリ展で鑑賞。

子どもの頃、父の書斎の本棚にあった画集の中で「ダリ」がいちばん好きでよくながめていた。

女性の眼球を剃刀で真っ二つにされるシーンと掌に群が
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愛の嵐(1973年製作の映画)

3.9

冬のウィーンが舞台。
身元を隠し、ホテルの夜番のフロント係として働く元ナチス親衛隊のマックスの目前に、かつて弄んだユダヤ少女ルチアが有名なオペラ指揮者の妻となって現われ、、、

一番の見所はシャーロッ
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