このレビューはネタバレを含みます
共感性が高いと心と胃がザワザワしてしまう映画だった。異物を呑み込み、トイレで血が流れるシーンは目を背けたくなる。異食症の原因が主人公の出生によるものだというのは少しストーリーの展開が飛躍していた気はす>>続きを読む
筋肉ソリューションというよりは思ったより頭脳派だった気がする。
六分儀の自作とそれを使って自分たちがいる場所を推測するシーンがおもしろかった。
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「人間は忘却する事で前進する」というニーチェの言葉を体現するように記憶の忘却ができるようになった世界。
記憶を失くすと過去の自分の言葉は未来からの自分への手紙の様になるのが象徴的だった。
モントークで>>続きを読む
エターナルエモーショナルガールズムービー。
どこかに行きたいのにどこにも行けない少女たちの鬱憤は角田光代の「対岸の彼女」を思い出させた。
森見登美彦調の語り口調、奇想天外な彼女の告白ランキング、そして怒涛のエンディング。
ショートショートとしてリズムがよく、割り切った低予算感もよかった。
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ホラーシーンの波が多かった印象。
前半はけっこう怖かったが、波のパターンが読めてきたのと、人形自体は悪魔が取り憑くための媒体でしかなく、悪魔もCGだったので人形と悪魔共に恐怖が薄らぎ、後半はあまり怖く>>続きを読む
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途中で結末は読めたが、すっきりしたジュブナイル映画だった
全編通して電球色の雰囲気がよかった
少年の覗きのシーンが必要だったのか少し気になった
彼女自身も噛まれてあの身体になったのだろうか
あっさりめだった
他のシリーズよりも作戦に不確定要素があった気がする
やや盗みに作業感があった
圧倒的筋肉ソリューションだった
MIには最先端機材の要素とTom Cruise の筋肉要素を楽しみに観ていたが今回は後者の比率が多かった
戦争は人間と人間が殺し合う行為だ
国家の単位で見れば勝敗はあれど戦線で戦っている人間たち個人単位で見れば生と死の問題なのだ
当然どの国のどの人間にも家族がおり、例え自国が勝利しても死は取り返しが付かな>>続きを読む
後半になるにつれて浅ましさを通り越して滑稽に見えてくるウォルターと、対して静かに燃えてくるマーガレットの対比が際立っていた
後半、ラジオでのマーガレットの告白を関係者たちが新聞で目にするシーンが個人的>>続きを読む
題名から堅そうな映画だと思って観ていなかったが観てよかった
共感できる箇所も多々あり、Geoffrey Rushの思い遣る雰囲気が並々と感じられてよかった