sahoさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

4.0

周りと同じは嫌だけど、周りと一緒でいたいという思春期の葛藤に共感した。いわゆる中二病あふれる映画なのだけれど、脚本のコメディーセンスが私にはとても合っていて、笑えるシーンもたくさんあった。それにしても>>続きを読む

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.8

様々な視点から金曜日を繰り返すことでこんなにも違って見えるのか。決して誰かの視点で語るのではなく、第三者的に映しているのがよかった。学校生活はここまで陰の部分ばかりではないはずだけれど、誰しもこういう>>続きを読む

BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(2016年製作の映画)

3.0

やっぱりディズニー。BFGの家の内装など細部にこだわりを感じたが、あらすじが退屈だった。宮殿に行ってからのギャグはなかなかおもしろかった。

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

4.0

正直志乃の恋愛体質には共感できないが、要所要所のセリフとか心の叫びがとってもいい。最後の、京志郎なんて大嫌い!とか。綾野剛のクズで甘い雰囲気が最高。多部未華子とラブラブしているシーンはにやける。下北と>>続きを読む

ダーウィンの悪夢(2004年製作の映画)

3.2

ドキュメンタリーと言えど切り取り方は撮る人次第なわけで、やはり作品なのだなぁと感じた。これでもかというほどに貧困から抜け出せない厳しい現実を突きつけられるのだが、それも既視感のあるものが多かった。現地>>続きを読む

マイ・ファニー・レディ(2014年製作の映画)

4.3

こういうドタバタ群像劇大好き。しかも出てくるのは一癖も二癖もある人ばかり。妻がいるのにコールガールに大金渡すって最低なのに、オーウェン・ウィルソンだとなんだか憎めない。イタリアンレストランに大集合して>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.8

日本国内での緊急事態に対して米国が踏み込んでくるあたりがとてもリアルだった。特にゴジラの体液を米国がほとんど持って行ってしまうエピソードはありそう。一方無人電車爆弾など単純に笑えるシーンもあり、もう少>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.3

愛ってこんなにも人を傷つけるものなのか。愛するがゆえにお互いを、妻を、娘を、そして新たな恋人まで傷つけ、それでも愛することをやめられない。たった一瞬の夏が2人の人生を変えてしまった。こんなことってある>>続きを読む

ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

3.4

架空の人物をドキュメンタリー風に撮っているのがおもしろい。ウディ・アレンが喋らないヒロインを作るなんて…!他の作品のように台詞は多くないけど、いい音楽が聴けた。エメットが妻と不倫相手の車に乗った顚末を>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

3.9

とっても斬新な映像で楽しめた。漫画を上手く活かしている。主演の2人を始め、小松菜奈、新井浩文、染谷将太もいい味を出している。他方、2人の描いている漫画の説明がもう少しほしかった。
エンドロールは◎

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

出てくるもの全部美味しそう!食べたい!料理、ロードムービー、家族、色々な要素が上手く絡まりあっていた。息子がかわいい。Twitterを登場させ、かなり現代を反映したストーリーになっていて面白さが増して>>続きを読む

天然コケッコー(2007年製作の映画)

4.0

夏帆と岡田将生がとにかく瑞々しい。天然なそよと、少し尖った大沢くんというキャラがよく出ている。何気ない会話にオチがあってクスッとできるのもいい。
この2人が閉鎖的な田舎で恋をするのは必然的でもあるが、
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私の男(2013年製作の映画)

3.2

数年前に原作を読んだときは、この唯一無二の愛の強さに説得力があったのだけれど、映画はどうもその辺りが薄かった。冒頭の花と淳悟の出会いや、淳悟と小町の絡みに時間をかけ過ぎているのでは。二人の愛と苦悩をも>>続きを読む

秘密 THE TOP SECRET(2016年製作の映画)

3.0

中盤までは引き込まれて長さを感じなかったが、それだけに終わり方に納得できなかった。
脳内映像はとてもよくできていた。恐怖を煽る演出は個人的には好きではないが、雰囲気は出ていた。役者も概ねよかったが、そ
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.2

簡単でわかりやすいストーリーだけど、脚本がとてもよく、笑えるところがたくさん。ジャック・ブラックの振り切った演技も子どもたちの笑顔も最高。リチャード・リンクエイターが撮ったと知って驚いたが、エンディン>>続きを読む

ジヌよさらば かむろば村へ(2015年製作の映画)

3.5

少し突飛で空想的な部分もあるけど、上手な役者だらけであまり深く考えずに入り込める。いかにも舞台っぽい映画。細かいネタが面白いし、何か大切なメッセージがあるようでなさそうな感じもツボなので、私はたぶん松>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.8

ほんの狂言誘拐のつもりが負の連鎖を生み、雪の白に覆われた街に赤い血が流れる。なかなか残酷なシーンもあるのに、登場人物のキャラが濃く、会話も練られていて、クスッと笑ってしまう。とにかくf**k連発しすぎ>>続きを読む

俺物語!!(2015年製作の映画)

3.5

少女漫画原作だけどコメディに振り切っているせいか、無理なく楽しめた。鈴木亮平の役作りの上手さはもちろん、永野芽郁もかわいさ、坂口健太郎のかっこよさにも説得力がある。砂川も大和のことがきっとすきで、でも>>続きを読む

ブルックリン(2015年製作の映画)

4.0

上京でも留学でも故郷を離れたことがある人には響く部分があると思う。慣れない生活を送る中で届く、親しい人からの手紙って本当にありがたいけど、寂しさは募る。運命は時に酷だけど、その中でも人は選択して生きて>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

コナーがどんどんかっこよくなる。音楽が軸だけど、恋愛、両親との関係、兄弟愛、色々なものが詰め込まれてる。
ラフィナが海に飛び込むシーンが好き。体育館でのMV撮影でついつい妄想が膨らんで悲しくなる場面も
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マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり(2015年製作の映画)

3.6

こうやって憎まれ口叩き合えるくらい素直な関係に憧れる。ところどころ音楽が流れて走ったり、踊ったり、リズムがある。あとはロンドン!イギリス英語!
ストーカー男が嫌なヤツに徹してるのもいい。Fuck th
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.2

じわじわ襲ってくる恐怖。逃げたいのに逃げられない。今までのドラン作品にない陰鬱さ。相変わらず音楽の使い方が上手い。

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.8

ジム・キャリーがいいのはもちろんだけど、ズーイー可愛いし、ブラッドリー・クーパーも爽やかでいい!意外と現実に即したコメディだから、自分もイエスの回数を増やしてみようかなって思える。

ツォツィ(2005年製作の映画)

4.2

ストーリーは至ってシンプルなんだけど、ツォツィ役の上手さにやられた。あんなに鋭い目つきだったのに、最後には柔らかな表情に変わってる。彼は罪を犯したのだけど、そのお陰で変われたのだから良かったなあなんて>>続きを読む

ヴェルサイユの宮廷庭師(2014年製作の映画)

3.5

どうしてもイギリス王室を見てる気がしてしまって、あ、フランスだったっていうのを何回かやった。せっかく華やかなベルサイユを描いているのになんか暗いんだよなぁ。
恋愛の描き方はとっても丁寧。反面、水浸しに
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サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.8

自分の復職のためにボーナスを諦めてくれってなかなかお願いできないよなあ。最初はもっとサンドラ頑張れよって思うけど、それぞれの家庭の事情とかがわかってくると、頼むのもしんどいよなぁと思えてくる。見てる側>>続きを読む

オオカミ少女と黒王子(2016年製作の映画)

3.3

二階堂ふみが普通の高校生役。かわいい。あの色気を消してしまえるなんて、ほんとにすごい女優さんだ。走るシーンとか歌うシーンとかこだわりが感じられていいんだけど、細かいところが不自然でなんだかもったいなか>>続きを読む

太陽(2016年製作の映画)

3.4

ノクスもキュリオも救われなくて、息がつまりそうだった。SFだけどなんか妙にリアルなんだよなぁ。深田監督の『さようなら』を思い出した。役者さんがそれぞれ上手だった。変わってしまった結を見て、それでも鉄彦>>続きを読む

恋するリベラーチェ(2013年製作の映画)

3.0

愛されてるときには束縛を鬱陶しく思い、相手の感情が離れていくとともに今度は自分が焦るっていうあたりはありきたり。いくら憎んだって、愛した人には弱い。最後のリベラーチェはズルい。
ゲイがどうこうというよ
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間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

3.4

隣の若者とのドキドキ感、もう少し味わいたかった。リアルさは感じるけど、中盤から旦那さんがかわいそうに思えてきて辛かった…。まあ、イザベル・ユペールが美しかったからいいのかな。アナイスがちょい役で出てた>>続きを読む

マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.2

コリン・ファースもエマ・ストーンも好きだしウディ・アレンらしいおしゃれ感も素敵なんだけど、ひねりがなかった。タネがなんとなくわかっちゃうからなぁ。
天文台の雨宿りのシーンがキュート。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.6

音楽への愛に満ちた映画。傷ついたってまた、始められる。街でのレコーディングっていう発想がとにかく素敵。
キーラナイトレイのファッションが好き。マーク・ラファロもいい俳優だなぁ。ラストどうなったんだろう
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