大石先生がだんだんと弱くなっていくのが辛い。でも、あの大石先生が弱くならざるを得ない悲しい出来事次々と起こる。
戦争を実際に経験している人達だからこその芝居に見入ってしまった。
内容的には現代にもありそうな事柄だが、この時代で描かれる面白さがある。この頃の人達と現代の人達の見た目年齢が違うと感じた。話の流れで年齢は何となく把握できるが、年齢不詳感はある。
このレビューはネタバレを含みます
あむろさんは終始何をしてても胡散臭い。最後の遺骨を母親の元へ届けるシーンの泣く姿さえも胡散臭い。しかし、本物の涙のような気もした。あそこだけ少しあむろさんの感情が垣間見えた気がした。
ましろさんは、世>>続きを読む
時系列が行ったり来たりするけれど、ブルーとオレンジを使い分けていたのでそんなに混乱することはなかった。
もっと時代背景を知っていたら理解度も違ったのかなとも感じた。
自分がもしあの村に生まれていたら、おそらくあの村の人たちのように村のしきたりに従っていたかもしれない。私たちは私たちが生きてきた環境の中での常識で生きているが、あの村ではあれが常識のようなものになって>>続きを読む
終始喋りっぱなしでこの映画から何を受け取れば良いのか分からなかった。最後の最後の回想のところで何となく、この作品で言いたいことが分かったような気がした。
ただ、恋愛ってこんなもんだよな、これがリアルだ>>続きを読む
鳥からの攻撃を受けているのは画面の中の人たちなのに、観てるこっちまで攻撃されているかのような気分になる。鳥の鳴き声が耳について離れない
人間が人間を判断する時の材料はまずは表面に纏っているものでしかない。結局そうなってしまう。その人をちゃんと知りたいと思わなければ、本当のことは分からない。当たり前だけれど、結局はそうなのだ。
不良アメリカ人刑事と堅物日本人刑事が交わって中和されていく感じが良かった。
日本人から批判を受けかねない描写が出てきていたような気がするが、監督は敬意を持って日本の良い面だけではなく暗い過去も織り交ぜてこの作品作ってくれたような気がする。
全編日本を舞台にした外国映画はなんとも奇妙な感じ。
少し変わった恋の形を見た気がした。
外国人から日本がどう見えているのか擬似体験出来たような気がする。
実際にあった出来事が元になった作品ということだったが、主人公が架空の人物だったため暴動を起こした人物が架空の人物になってしまったのが残念。ストーンウォールの反乱のことを知っている人からしたら腑に落ちな>>続きを読む
自分は醜いものだと思いながらも、愛を探し求めている。本当の愛は彼となら分かると思い続けて彼を追っていた