魔性の魅力と子供らしい憎たらしさを併せ持つナタリー・ポートマン、痺れるほどに格好良い・思わず真似したくなるようなカリスマ悪党のゲイリー・オールドマンが凄いことは断片的な情報で知ってましたが、ジャン・レ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
どんでん返し映画の元祖!! と期待して見たのですが、肩透かしにも程がありました。
いえ、どんでん返し自体は何の問題もありません。途中で犯人が分かって興醒めしたなんてこともなく、ラストの歩き去る場面は>>続きを読む
原作を先に読み、べらぼうに面白かった上での視聴です。
知恵と科学、そして努力をもって、一つ一つ問題を解決しながら火星脱出目指して進んでいくマーク・ワトニーと、それを支える人々の勇姿は、原作通りに胸を>>続きを読む
作中「数式は楽譜」みたいな台詞があったけれど、正に一本の交響曲を見ているような映画だった。
映像と共に常に音楽がそこにあり、事前知識が無いと置いて行かれそうになる会話を補い、臨場感を高める効果を担っ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
宣伝はある意味よく頑張った(あんなミステリー仕立ての作品ではない)、普段よりも下品さ押さえ気味・コメディ要素多めの、ボンクラスパイアクション映画。
嗚呼この監督、本当にこういう映画が好きなのだな、と>>続きを読む
普通。良くも悪くも、大体いつものA24で、アリ・アスターといった作品。絵面や展開の面白さはあるけれど、予想通りの展開からの予想通りの内容であり、不安感はあったけれど不安には全くなれなかった。これはまぁ>>続きを読む
劇場で見るつもりでしたが、ネトフリになりました。正直それで良かったかなぁと思います。フィンチャー監督作にしては、割とイマイチな方の作品。現代文明の利器を駆使した殺しの準備や演出はとても良かったですが、>>続きを読む
「何かがあった未来」の役所広司がトイレ清掃しながら日々を過ごして行く話。まずはとにかく画が美しい。そして常に一定の緊張感が漂い続ける。浅草スカイツリーの下で行われる役所広司"平山"の生活は所謂エモでは>>続きを読む
万人受けは決してしない大傑作。寓意に満ちた映像美に、少年と少女の、いやさ人間達の、哀しいすれ違いの物語を堪能しましょう。
全員漏れ無く不快な登場人物達による、不気味で奇妙な雰囲気自体は楽しめましたが、真相があまりに凡庸である上、ちょっと説教臭すぎました。描きたいことは分かるのですが、もう少し抑えた方が良かったかなと。まぁ>>続きを読む