ミミミさんの映画レビュー・感想・評価

ミミミ

ミミミ

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.8

ここには理想の映画作りがある。プロ意識を持っている人には「当たり前じゃん」だろうけれど、改めて自覚させられた。見かけが子供のポンポさんに言われるから、余計ささるのかな。
キャラクターのほとんどが最初の
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ヒットマン エージェント:ジュン(2020年製作の映画)

3.4

韓国の俳優さんのキレキレのアクション、鍛え方が違うんだと毎回驚かされる。兵役のおかげかな。この映画は頭から尻尾までコメディとアクションが詰まってる。家族思いのヒットマン、奥さん、娘、上官に後輩、キャラ>>続きを読む

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.6

見つけるとつい見たくなる映画がある。私はイーストウッドとタラちゃんに弱い。
いい年をしたおじさん達が頑張る(おばさんでも)映画は好き。エンディングのシナトラもピッタリ。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.6

ヨーロッパ企画映画。低予算映画の極み。ドロステと同じ2分間の勝負だけれど、こちらの方がわかりやすかった。これ企画した人、楽しかっただろうな。

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

3.7

アニメが好きだった分実写に不安があったけれど、問題なく入り込めた。第二弾血のハロウィン、この回は場地の魅力と一虎の不気味さが秀逸。特に村上虹郎が演じる一虎、難しい役を上手く演じてる。下手するとただの自>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.6

劇団ヨーロッパ企画すごい。2分間のタイムリープがこんなに混乱と驚きのドラマを生むとは。これはチームワークの勝利。秒単位で構成されているストーリーを完璧な間で演じている。
見ているこっちは混乱させられた
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.4

向田邦子、倉本聰、山田太一が御三家と言われた頃の山田太一の作品。ホラーだった。すっかり忘れていた。同じような内容で「地下鉄に乗って」があったけれど、こっちの方はホラーではないし情緒もあった。秋吉久美子>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.2

いい歳のヤクザと中学生の友情物語。もうNetflixで見えてしまうのか、見ていいの?なんか申し訳ない、と思ったけれど、見られて大満足。原作漫画読みます。
内容にちょっと触れてしまう感想↓
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.0

グリーンナイトと聞いてアーサー王伝説と繋がるのが普通?「キャメロット」以来アーサー王の映画はなるべく見るようにはしていたけれど、本を読まないとだめなのかな。反省。今までサー・ガウェインにあまりいい印象>>続きを読む

優作について私が知っている二、三の事柄(2020年製作の映画)

2.5

桃井かおり、水谷豊や松田優作と親しかった人達が思い出を語っている映画。思い出だけで映画ができるくらいカルト的な人気がある俳優さんだと、改めて思った。好きな人には堪らないかも。そうでない人にはそれなりに>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

5.0

また見てしまった。映画館で見た時の迫力はもちろん無かったが、十分楽しめた。2人とも「24」並の回復力だよね。
ラストのダンスは東映時代劇を彷彿とさせる。スピードも規模も全然違うけど、大円団ですよ、全部
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.7

タラちゃん、相変わらず面白かった。題名通りうんざりするほど嫌な奴ばかり出てくる。主人公はこいつだから正義の味方と思ったら見事に裏切られ、悪いことした報いは悪い事した所に与えられる。笑っちゃ悪いと思うけ>>続きを読む

デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.0

完璧に幸せな家族を奪われたらそりゃキレるよね。でも医者がいきなり殺し屋になれるものかな。
まあいつものブルース・ウィルス。軽く見るにはいいかも。

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.0

王騎将軍の独壇場。まあそうなるよね、大沢たかおだし。何回見ても面白い。アニメは第5シーズンだけど映画はどこまで続けるのかな。信もわらべじゃなくなっちゃうしなあ。と、要らぬお世話ですけど心配してます。

ゲネプロ★7(2023年製作の映画)

1.0

何を見せられたのかな。
もし芝居でこれをかけたら、毎回衣装は新調、舞台の掃除も大変で、セットの組み直しも1から。無理でしょ。そして全く面白くない。おまけに登場人物の男の子達、見分けつかなーい。髪型と髪
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ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

1.5

好きな俳優さんが沢山出ているので見てみた。これはダメです。死にすぎ。弱者が敵を撃つ設定なら、作戦がいる。例えばホームアローン。そういう面白さゼロ。突っ込んでいくだけなんて、無いわ。荒唐無稽ならそれなり>>続きを読む

THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

3.8

幸せなジョン・ウィック。
チャン・ヒョクいい。アクション目当てに見た人、大正解。財テク成功して引退した殺し屋で、何かにつけてお金で解決しようとする不思議殺し屋。リア充の殺し屋はあまり見たことないから新
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.5

安室一家が出てきて、すっかり大人も虜にしている。
ある時は無邪気な小学生、ある時は捜査一課に顔パスの敏腕偵?ある時は公安が秘密を明かす切れ物、さてその正体は、と相変わらず安定のコナンでした。
犯人本当
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ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

2.5

ミリー・ボビー・ブラウン、いつも戦ってる。今回超能力はないけど、相変わらず飛んだり跳ねたり切ったり怪我したり。王族が狡猾なのか、ドラゴンが間抜けに見える。結論、ミリボビにはどんな怪物も敵わないのだ。

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

2.0

遥か昔に読んだ本なのではっきりしたことは言えないが、こんなに捻りのない話だったっけ?登場人物の設定もかなり変わっている気がする。今が多様性の時代だからといって、ポアロの時代に同性愛は不自然。と色々不満>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

インドも学歴社会なんだ。
楽しかった。キャラが立ってる。最近のインド映画は本当に面白い。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

15歳も年上で汚くて下品で卑屈な男を阿部サダヲ。圧倒的に美しいけれど最低クズ男を竹野内豊。娼年より色っぽくて軽佻浮薄で女を体でしか見ていない男を松坂桃李。宣伝どおり共感度ゼロの最低な登場人物。そして翻>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

1974年版シドニー・ルメット監督のこの映画が大好きだった。あの映画を超えることはできないのでは、と危惧しつつ見たが、杞憂だった。豪華で荘厳でクリスティへの尊敬がきちんと表現されていた。2作優劣付け難>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.3

秘密諜報組織キングスマン3作目。2作目は遊びが過ぎて1作目を超える事はなかったが、これはキングスマンが設立するまでの話。荒唐無稽もここまでいくと楽しい。ただ1作目のワクワク感は越えられなかった。次ある>>続きを読む

波紋(2023年製作の映画)

2.5

勝手に出て行った夫が癌になったとたん帰ってくる。よくある話なんだろうか。そっくりな話を知っているので冷静に見られないのではと思ったが、そうでもなかった。主人公依子は頑張っている。そこはわかるが、新興宗>>続きを読む

モテキ(2011年製作の映画)

3.5

若くて死んだからって何でもかんでも伝説になってるんじゃないよ、思わずそうだよねって膝を打つ。足掻いてみっともなくても生きてこそ。
歌とダンスで登場人物の心情を表現、よくある手法なのに妙に新鮮に感じる。
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バーバー吉野(2003年製作の映画)

2.5

荻上直子監督のデビュー作。
この村の男の子は全員マッシュルームカット、ではなく坊ちゃん刈だ。いやー、髪型だけでこれだけ話が膨らむなんてびっくり。「かもめ食堂」も「めがね」もそうだけれど荻上直子監督の作
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恋は五・七・五!(2004年製作の映画)

2.5

かもめ食堂」「めがね」以前の荻上直子監督作品。ゆるゆるな感じはこの頃から健在。キャラクターが立っている。5人の部員も顧問の先生も面白かった。
俳句大好きだし、俳句甲子園も見た事があるけれど、この映画の
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.6

キャプテンアメリカがサイコパス、いつもヒーローやってると飽きるのかな。やってみたかったそう。彼の目論見かどうかはわからないが、主役より目立ってる。この映画で好きな台詞は「普通の木曜日」。「西部戦線異常>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.6

映画って牛肉に似ているかも、が見終わって最初の感想。高くて柔らかくて不味い肉もあれば、安くて硬くて美味しい肉もある。もちろん最上級のシャトーブリオンは美味しいだろう、多分。けれど、大金を注ぎ込んでも不>>続きを読む

ゆるキャン△(2022年製作の映画)

2.5

3期が始まる前に見ておこうかくらいの軽い気持ちで見たけれど、思った感じじゃなかった。山梨県は日本一縄文土器遺跡の多い土地だということは知ってるけれど、ゆるキャンにぶっ込む意味は何?山梨のアピール?ただ>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

1.0

アカデミー脚本賞を取った映画という事で、見てみた。ジム・キャリー嫌いで避けていたのだけれど、避け続けるべきだった。
どこがいい脚本?どこに共感できる?日本人とアメリカ人の違いとかではないと思う。何一つ
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市子(2023年製作の映画)

3.6

誰も知らない」とはまた違った無戸籍児の話。
市子は、戸籍がない事で母を恨むことも怒ることもしない。自分の環境を呪うことも一切言わない。
生まれた時から私達が居る世界から弾き出されている子供は、生きてい
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

アカデミー賞受賞したし、ここは敬意を表して(ミーハーとも言う)見てきました。思えば、戦後十年も経たないでゴジラの映画が制作されたことに、驚きと日本の底力を感じる。
ほとんどのゴジラ作品を見たが、ゴジラ
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劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班(2021年製作の映画)

2.0

アメリカ版ドラマを見たあと日本版ドラマを見て、リメイクにしては設定が違うと思ったら、韓国版のリメイクだったか。そこまで面白くないとは思ったけれど、ここまで付き合ったからと一応お付き合い。止めておけばよ>>続きを読む