MGJさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.0

このプロットと世界観をこの時代に確立していたことの素晴らしさを、現代に生きて改めて思う。
これを見た結果、他のSFを見た時の驚きが半分以下になっている気がする。

アンコール!!(2012年製作の映画)

4.0

人に寄り添う人と歌、命の最後まで楽しめる何かを、愛せる誰かを、持っていたいと思わせてくれる話。

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.0

人を救うことにこれだけ尽力できるこの人自身の素晴らしさを伝えるが故に、それだけ救うべき人を作ってしまう戦争の現実を霞ませてしまっている気がする。沖縄で一般住民が巻き込まれた戦地の話でありながら、その説>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

4.0

設定は動物だけど、生きてる社会は現実と同じような気持ちの壁に囲まれていて、それでも自由に歌えば良い!と気づかせてくれた存在、気づいた人々(動物たち)が最高のステージを作りあげる。
高揚感と解放感を味わ
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アース・トゥ・エコー(2014年製作の映画)

3.0

少年時代の出会いと冒険、彼らの日常は閉塞感と未知に溢れていた。
少年が何かを探してチャリンコで疾走しているだけで、おっさんのノスタルジーはくすぐられます。
あー、冒険とか旅して、未知の何かに出会いたい
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.0

英語の紹介文にスクールホラーと書いてあり、え?と思いながら見たが、見終わってみると適切な表現だった。実話再構成だけになおのこと恐ろしくなる。
上から覗いてる校長の顔が焼き付いて離れない。
もっと切なく
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.0

大きなコナラ、耕して来た畑。季節ごとに収穫し、家族や友人に送られていく作物とフルーツ。
庭を木を、作物を育てることで、こんなにも暮らしは豊かで健やかになるんだね。自分の土地を持つことがないかも知れない
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ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(2014年製作の映画)

3.0

洗脳教育と家族愛の戦いを犬と少女の絆で表現したハートフルパニックムービー?
最後まで駆け抜けて楽しめる。
そういえばタイトルの意味は最後まで理解できなかった。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

法が保障する権利と実態のずれ、少しずつ変わりつつあるけれど、まだまだ難しい。
人の絆や思いやりは社会や法に基づかないが、権利を主張するには第3者を納得させる術が必要になってしまう。
わかっていても難し
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

4.0

愛しさを感じることと、その人を理解することが別の次元で彷徨う。僕の知って居るあなた、君の知らない僕、父から見た彼女、彼氏から見た父。。。
絵描きは思う、見えたままを描けば、いつかわかるのかも知れないと
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麦の穂をゆらす風(2006年製作の映画)

4.0

この境界の向こうに敵が居る、そう教えられて生きる時代と内戦。
それでも、若者に見える世界には、当たり前の美しさと純粋な思いが溢れていたことを描く作品。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.0

スパイをスパイするスパイ。
どこまでも淡々と硬質に働く男達と、無情に闇が蠢く世界。
信じることなく、気配を読む者が生き残る。

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

3.0

運転席、電話との一人芝居だけで綴る実験作に近い新機軸。
ある1人の男の人生を、見る側に広げさせる、創造的な妄想用映画。

LIFE!(2013年製作の映画)

4.0

妄想の世界から冒険へ飛び出そう!きっかけはちょっとしたことでも、その冒険で本当の自分を見つけられるさ!
っていう軽そうで爽やかっぽい内容を大人が真剣に演るところが素敵。

下妻物語(2004年製作の映画)

3.0

深田恭子さんはこう言うノリが良く似合う。ある意味かっこいー。

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

4.0

原作からは色々と違うらしいが、その新世界っぷりが飛び抜けてる感じで良い。BONNIE PINKやAIもこの演出と世界観だからこそ映える。

告白(2010年製作の映画)

3.0

原作の強い個性を邪魔しない仕上がり、なので目新しさも映像だからこそのインパクトもない。それを出そうとしたのか、ラストが引っ張りすぎて長い。
そして、個人的には原作で一番好きだったセリフが出て来ずなお残
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

ホテルの美しい空間と美しい所作で、愚行と蛮行を切り捨てる。こんな特別な場所を持っていたいね。

マーサの幸せレシピ(2001年製作の映画)

4.0

おいしい物を食べたくなる、誰かと語らいながら、ほっこりしたくなる。そんなひと時。

おとなのけんか(2011年製作の映画)

3.0

やっぱ会議とか協議って酒でも飲みながらやった方が良いよねw

屋根裏部屋のマリアたち(2010年製作の映画)

3.0

別れた相手に、追いかけられたいか、会いたくないか。そこで感動と感想が変わる映画。2人はそして…。

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

3.0

過剰にエキセントリックな女に惚れてしまう男って、現実にも結構いるよね。見てる分には楽しいね。

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.0

セックス狂のコリンの話は必要だったのだろうか?UK的なUSバッシングか?

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

5.0

この世の救いは愛する子供と歌って踊れる瞬間だけ。
なまら重いが、真実かもしれんな。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.0

学校と言う閉鎖的な箱も、見方や関わり方ひとつでなんでもできる小宇宙になる、訳では現実にはないけど、誰にだって夢は欲しいよね。
高橋優の歌がすごいハマってると思い、大好きな曲になりました。

エール!(2014年製作の映画)

4.0

自らの才を活かすのは自分でしか無いが、そのために人を傷つけてしまうとしたら、自分はどうするだろう。ま、そんな才もないか…。

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.0

前作の要素は全て継承しているが、マンネリ感が否めず、自警団的な人々の集まりが違和感を覚えさせる。

キック・アス(2010年製作の映画)

4.0

愉快痛快、ヒーロー映画。おまけで正義の難しさも問うてみた感じ。

マンダレイ(2005年製作の映画)

3.0

前作のインパクトほどはないものの、気づけば引き込まれる良作品。コミュニティを外から理解することは、人の家庭に干渉するのと同義に難しい。

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.0

舞台装置のない舞台、気づけばそこは田舎町ドッグヴィル。幻想のように引き込まれた後に、目を覚まさせるような結末。

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.0

コーヒーもタバコも飲まない僕が、ひたすら魅かれてしまうのはなぜだろう。
あぁ、こう言う人たちを見ているのが楽しいからか。

Ray/レイ(2004年製作の映画)

3.0

人種排斥とショービジネス、その境界を取り払った歌声。
何度も言うが薬物は怖い。

ローズ(1979年製作の映画)

3.0

この映画、1979年なんですな。。。
やはり薬物は怖い。

ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男(2014年製作の映画)

3.0

往年しか知らなかったので、ダンスのキレに驚き。そして薬物は恐ろしい。

グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)

3.0

ただの史実ではない、今もなおアメリカに潜む異人種憎悪の連鎖が描かれる。