あくあーくさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

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スター・トレック(1979年製作の映画)

4.2

本当はTVシリーズをやっつけたいところだけどさすがにキツいので劇場版でやっつけてやる!ってことで1作目から観始めました。時代的に特撮のレベルは低くても、映像と音楽だけで魅せる緊張感やわくわく感に、あぁ>>続きを読む

永遠の0(2013年製作の映画)

4.4

アツい!アツすぎる!!勿論あくまで史実を伝えるドキュメンタリーではなく、エンタテインメント作品として観るべきものですが、全編通してほとばしる”生”への叫びと、ひたすら胸を締め付け続けられる音楽に震えが>>続きを読む

チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像(2014年製作の映画)

4.3

面白かったー!伊藤淳史×仲村トオルのコンビはたしか連ドラ第1期の「チーム・バチスタの栄光」しか観てないんだよなぁ。「ナイチンゲールの沈黙」までは観たような観てないような…今までのキャラもかなり出てくる>>続きを読む

しあわせのパン(2011年製作の映画)

3.3

淡い色彩でとても柔らかい映像が印象的な温かい作品。かもめ食堂っぽい色合いを醸し出しながら叙情的な雰囲気を描こうとしてる映画ではあるんだけど、ちょっとそこまで達し切れてないかなぁ…っていうのはもう一歩な>>続きを読む

アーティスト(2011年製作の映画)

4.4

現代版モノクロ・サイレント映画。舞台はサイレントからトーキーへ切り替わろうとする時代。時代が求めるモノと、それに椅子を明け渡す者を描いた物語。正直ストーリーよりも、現代においてこの作品を作ったこと、そ>>続きを読む

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

3.2

初見ではないけど、ここまでちゃんとじっくり観たのは初めてかもしれない。思わず笑顔になるような微笑ましいエピソードの数々がぽろぽろと溢れ出す、大人の為の映画。いかにも高畑勲だなぁという演出。今度同い年の>>続きを読む

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.4

いつの間にか溢れるスーパーヒーローもの臭。アメコミが原作なんですね。だからかな。映像はハイクオリティだけど中身はあまり深みのない薄味な印象。キリスト教色が強いとこはけっこうわくわくします。

スター・トレック2/カーンの逆襲(1982年製作の映画)

3.3

1作目より特撮映画感を全面に出した作り。個人的には1作目のようにもっと哲学的だったり宇宙の概念がどうこう的なSFの方が好みかなー。でもここからキャラの年齢も人間ドラマも、はっきりと物語上の年月通りに進>>続きを読む

スター・トレック3/ミスター・スポックを探せ!(1984年製作の映画)

3.8

作品数を重ねるごとに、SF映画における映像の進化の歴史を見ているような気分。やっぱり特撮で押すよりもこういう人間ドラマの方が面白い。古臭いのに惹き付けられるのは魅力的な証拠。そしてクリンゴンから溢れ出>>続きを読む

故郷(ふるさと)への長い道/スター・トレック4(1986年製作の映画)

3.4

宇宙のシーンがほとんどなく、SFじゃなくて普通の洋画のような、ちょっと番外編っぽいユニークさも感じる作品。実際に撮った自然の映像とスタジオの撮影を織り交ぜたり、作品ごとの撮り方の変化も面白い。普通に周>>続きを読む

スター・トレック5/新たなる未知へ(1989年製作の映画)

2.3

前作がまさかのほとんど宇宙要素無しだったのに対して、今作は再び良い感じのSF…かと思いきや、いろいろポンコツ要素多すぎな作品。雑な特撮、雑な展開、雑なキャラ、雑な戦闘、すべてが雑である意味見どころ満載>>続きを読む

舞妓 Haaaan!!!(2007年製作の映画)

2.8

さすがにアホすぎ感とコメディがくどすぎ感はあるけど、最終的にはなんだかんだでまとめるとこはまぁさすがクドカン。舞妓さんがとにかくかわいい。

地球が静止する日(2008年製作の映画)

2.1

自然科学的SFパニックかと思ってたらめっちゃ宇宙人でした。導入が良い感じの割に中盤から終盤が薄っぺらく、そのままあっさり終わるのはよくある感じ。ゴートも出だしはアツいけど…

スター・トレックVI/未知の世界(1991年製作の映画)

4.7

物理的な意味ではなく、”文明として””歴史として”の「未知の世界」へ向かう様子を描いた作品。そこが単なるSFと一線を画す部分であり、本作を魅力的にしてる要素だと思う。人間的・政治的なドラマを交えながら>>続きを読む

映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ペコと5人の探検隊(2014年製作の映画)

4.6

ジャイアーーーン!!!新ドラになってからの劇場版としては初めてちゃんと観ました。いやー、良いリメイクだわこれ。めっちゃ内容詰まっててひたすらノンストップ。泣けるし笑えるし絵も綺麗。シリアスとコメディの>>続きを読む

スタートレック ジェネレーションズ(1994年製作の映画)

3.5

製作は前作から数年しか経ってないハズだけど、何だか一気に現代のSFっぽくなった感じ。この時期の映像技術の進化って日進月歩で、それが目に見えてはっきりしてたんだなぁ。ネクサス内での過去改変は別宇宙での世>>続きを読む

きみがくれた未来(2010年製作の映画)

2.3

とってもよくある流れかなーと思ったら、実際とってもよくあるストーリーでした。まぁ、適当に流しとく程度で。

セレンディピティ(2001年製作の映画)

3.6

2日連続で軽めの洋画。ジャズや程よいポップスに乗せながら、NYの街並みに浸る作品。Serendipityと言いながら、2人とも偶然の幸運を通り越してめっちゃ捜しまくってるところがユーモラス。でもそれが>>続きを読む

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.6

舞台をそのまま見ているかのようなものすごい長回しの1カット。役者の息遣いまで感じる臨場感、ライブ感と、その絶妙な掛け合いから生まれるコメディ。三谷幸喜の真骨頂を堪能できる作品です。コメディもくどくない>>続きを読む

劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME(2013年製作の映画)

4.4

TV版全話と劇場版までこれで制覇ー!物語のアップダウンより美しい背景と雰囲気で楽しむお馴染みP.A.WORKS。個人的にはこのシリーズでnano.RIPEにハマるというおまけが付きました。楽しまなきゃ>>続きを読む

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

2.8

少し斜のかかった映像はカタルーニャの陽射しのおかげ?色合いが独特の雰囲気で、そのへんがただのラブコメに終わらずに人生観とかを感じさせる造りになっていると思います。何だかんだいろいろあるけど人生は楽しく>>続きを読む

たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

4.2

本編ではあまり深く扱われなかった恋愛要素を劇場版で掘り下げるというこの構成は好きです。キャラの視線とか角度とか表情とか映像の撮り方のセンスが良くて、ストーリーは無難だけどとっても綺麗なお話。さすがの京>>続きを読む

オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.3

前作と同じくクライムアクションだと思って観てたら全然違った。今作は登場人物や台詞が複雑に絡まり合っていて、それを紐解くのを楽しむ作品。ただ個人的には正直難しくて、大筋は理解できてるけどたぶん細かい部分>>続きを読む

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

4.2

最高にバカでハッピーでホットな映画。これを観て踊らずにいられる人なんているの?映画的な良さがどうこうなんてどうでもいい。愛と音楽と幸せを全身に浴びられる作品。そしてラストにはきっと誰もが、So I s>>続きを読む

星を追う子ども(2011年製作の映画)

2.9

ハイライトかっていうくらいの話のかっ飛ばしっぷり。でも前後篇にしたら冗長になっちゃうんだろうなぁ…という難しいバランス。もう少しアガルタの古代遺跡的なとこや街の雰囲気、中二感溢れる古い伝承や世界観に浸>>続きを読む

スタートレック ファーストコンタクト(1996年製作の映画)

4.0

TV版の予備知識無しなので少しついていき辛いところもありますが、作中の説明で十分理解できるレベルです。歴史上の重要な瞬間を奪い合うあたりはターミネーター系の歴史改変を彷彿とさせてゾクゾクします。文化や>>続きを読む

スター・トレック/叛乱(1998年製作の映画)

2.2

まぁ特に特筆すべき内容の無い作品。シリーズを追う毎に映像の進化を感じるっていうのは以前からありましたが、今作に関しては宇宙の背景映像の進化を感じます。あとは…特に…www ところでアニージが時間をゆっ>>続きを読む

ネメシス/S.T.X(2002年製作の映画)

4.0

ついにスタートレック劇場版全制覇!そんなシリーズ最終作。最後ってことはおそらく興行的にも成功しなかったからこその最後なんじゃないか?ってことで若干不安を感じながら観ましたが…そこそこ面白かったです。た>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.7

モノローグと美しい映像と情景で魅せる、いかにも新海誠な作品。こういう物語を描かせたら新海誠は流石に秀逸ですね。主人公の二人と、三人目の主人公”雨”。目と耳と、雨と緑の匂いで感じる叙情的な映像文学。小説>>続きを読む

ブラス!(1996年製作の映画)

3.9

地上波でやってたのを久々に鑑賞。数年ぶり?10年ぶり?くらいかな。ブラスの演奏だけをBGMに派手な演出もなく進んでいくんだけど、あまり淡々という印象は受けない。誇りの為に戦うこと、身体の内から湧き上が>>続きを読む

マザーウォーター(2010年製作の映画)

4.6

この何でもない映像のハズなのに絶妙に心地良くて退屈しない空気感は、このチーム以外にはなかなかマネできないですね。1シーン目から最後まで、長ーーーいカットの中に自然と息をするように入り込める。それこそ水>>続きを読む

アジャストメント(2011年製作の映画)

3.6

内容的には薄味で結局はハリウッド的な流れになっていくんだけど、それでいてぐーっと引き込まれる造り込まれた世界観を持った作品。形而上学的な雰囲気も漂わせながら「すぐ隣にある異世界」を巧く感じさせてくれま>>続きを読む

名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)(2014年製作の映画)

3.2

劇場版しか観てなくて最近のTV版は観てないから、知らないキャラが増えてるなぁ。狙撃シーンはめっちゃアツいけど、あまり映画っぽい派手な演出は無くて地味めの作品。…かと思ったら後半、どいつもこいつも全般的>>続きを読む

プール(2009年製作の映画)

3.3

かもめ食堂シリーズでこれが3作目の鑑賞。お馴染みのキャストと、お馴染みの空気感。他の作品に比べるとやや浮世離れが過ぎる感があるのと、じんわりと満たされていくにはちょっと物足りない感があるけど、BGMも>>続きを読む

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.8

アメリカ西部の荒野、ハイウェイ、モーテル、給水塔、夕焼け、空の蒼。この雰囲気だけでも流しておける。心理描写を象徴的な風景で描きながら、乾いた心に水が沁み渡っていく映画。せかせかするなよ、人生はローギア>>続きを読む

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

4.6

公開当時以来の再鑑賞。何度でも見たい。いつまでも見ていたい。と思える映画。歌とは全身で歌うもの。音楽とは全身で表現するもの。曲の始まりから終わりまで、もっと言えば曲が作り上げられる過程から、最後の一音>>続きを読む