てとうさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

てとう

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サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

4.0

キャスティング最高だな~!!最初のMVみたいな撮り方おしゃれで好き。幽霊じゃなくてカセットの想い出としたことで上書きされてく物語に深みがました感じがする。プールのシーンで真剣佑の影がちゃんと消されてた>>続きを読む

喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

2.9

夫婦の形はそれぞれにあるというのはエンドロールで分かりやすく描かれていたけど、ほぼ恐妻家の妻の罵詈雑言だし、子供の前でも止まらないし、目を離した自分がいけないのに子供を物で釣るし、うどんの早打ちお姉さ>>続きを読む

獣道(2017年製作の映画)

3.7

パッケージだけ見るとコメディ映画だと思ってた。伊藤沙莉ちゃんも身体張ってるし作品自体も良いからもっと良いパッケージ使ってほしい…
宗教にハマる母親から愛情も受けずに育って自分の居場所を転々とする愛衣
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.1

ひとことで言うと陰キャの暴走という感じなんだけど、吉沢亮の感覚って誰でも共感出来るんじゃないかな。傷付かないために人と距離をとったり、肯定したり。そうやって自分の世界を守ってきた人がいきなり空気も読ま>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.8

桜良の考える生きる意味は、北村匠海の生き方とは正反対だからこそ、友達のいなかった恭子みたいに救ってあげたかったのかもしれない。でも共病文庫を拾うきっかけが無かったらふたりの関係は始まってなかったし、そ>>続きを読む

ぐらんぶる(2019年製作の映画)

3.9

こんなサークルは嫌だ!が全部詰め込まれてるのになんか魅力的で暑い夏にぴったりの映画だったーー!!!
前半は、ほぼ変顔と全裸w
主演のふたりは鍛えていてスタイルも良いし、振り切ってくれてたので予備知
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.5

北村匠海の憂いのある色気は他の俳優さんにはなかなか感じないんだよな… この作品はそれが存分に発揮されてた。自分が我慢すれば家族が壊れない、自分がバランスを取らないと。って思いは子供ながらにあるものだと>>続きを読む

あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.5

想像と違った青春映画だったけど、この作品に山田裕貴を主演に持ってくるの首がもげそうなほど頷く。聴診器ルンバ内視鏡サンバ。裸族。浩介専用に売店で買った青いペンもシャツの染みも振り返るとキラキラと輝く。愛>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

3.4

限界集落で起こったひとつの殺人事件からの余波を3人の目線で描く。学校などの小さなコミュニティの中でなら、最悪の場合、逃げるという選択肢もあるけれど、終の棲家として選んだ故郷で、周囲の人たちから嫌がらせ>>続きを読む

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.0

途中まではあれ!?これ大どんでん返しくる??と不安になったんだけど、今回はひと味違ったコンフィデンスマンJPだった。
幼い頃から学べず暴力を受けていた真面目で優しい性格のこっくりにとってこの4ヶ月間は
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劇場(2020年製作の映画)

3.9

永田自身が傷付かないために纏ったプライドという鎧は、そばで支える沙希にとって重たく、だんだんと心の余裕に侵食していく。永田を笑わせようと回転して見せたり、バイクの前で飛び出したりしてたのに、いつしか立>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.4

長澤まさみほどのパブリックイメージを以てしてもそれを凌駕するほどの毒親の怪演。支配欲が強いが育児放棄、子供の欲は叶えない、自分の手は汚さない。ある意味人たらしだからこそ寄生してく。周平は産まれた時から>>続きを読む

ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.8

人間の弱さをずるさを生々しくそして美しく描いていて、雨のようにじっとりと見終わった後も心を離さない。
静かに丁寧に身体中に沁みわたる良質な映画。BGMに頼ってないからネギを切る音、りんごをする音、ハサ
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.5

中村倫也が演じる7つの人格を見れると思っていたけど、ほぼ火曜日が主体だった。でも映画を構成するならこの方が伝わりやすいかな。1年が52日の感覚ってどんなだろ。違う曜日に飛び込めた時の世界が広がる感じや>>続きを読む

通学シリーズ 通学途中(2015年製作の映画)

2.1

結局絵を書けるぐらいの怪我だったのかどうか説明してくれとか絵を描いてる大事な友達の手を怪我させたのに家にあげたり絶対しないだろっていう突っ込みはあるけど、グレーのVネックにつなぎの中川大志のビジュアル>>続きを読む

僕らのごはんは明日で待ってる(2017年製作の映画)

3.1

カーネルサンダースはすぐ返したの??そればっかり気になってしまった。ケンタで油まみれの手でも、ぎゅっとしたい人、できない人、自分の中ではちゃんと答えが決まっていて、太陽みたいな上村さんとなら二人でも幸>>続きを読む

羊とオオカミの恋と殺人(2019年製作の映画)

3.3

この映画は、どう考えたってピンチの時に助けにきてもらえる黒須ちゃんがヒロインです!!

倫理観や、1Kという小さな部屋で除き穴に何日も気付かないってのはひとまず置いといても、宮市さんのルールや人選をも
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

4.2

筋ジストロフィーという病気は詳しく知らなかったけど、家族に負担をかけたくない、病院にもお世話にならない、をモットーに自立してきた鹿野さんは、最初はボランティアを募るところから一人で強く生きたからこそ、>>続きを読む

ひるなかの流星(2016年製作の映画)

3.2

生徒にチュンチュンはあかんやろと思いながらもあれは絶対に三浦翔平を好きになるよな、なるなる。白濱亜嵐も顔がいい。山本舞香との喧嘩のシーンがなんか生々しくて良かった。

春待つ僕ら(2018年製作の映画)

3.6

こんなイケメン4人組(プラス一人の幼なじみ)と急に仲良くなる現実世界あるかいな!と思いながら(ええ…嫉妬です、土屋太鳳への嫉妬です)青春っていいなって思えた。大事なものがあったら前を向ける。バスケも小>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.9

白石監督の作品はすぐにでも見たいと思うものの、実際に見るにはかなりの気合いがいる。十和子の強情も傲慢もクソ男どもも含めて、まさしく嫌われ陣治の一生だ。前半に抱いた感情が後半ガラリと変わる。あそこで十和>>続きを読む

PとJK(2017年製作の映画)

2.0

警察官なのに学校から彼女を呼び出したらあかんやろとかいきなりプロポーズなんで?とかツッコミどころたくさんあるけどいちばんは最後の演出なに??
もはや高杉真宙の金髪✕制服✕神秘性を拝むために見たようなも
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.0

最後まで見てもテルちゃんにもマモちゃんにも感情移入できず… 仲原くん役のひと、若葉竜也くんにめちゃくちゃ似てるな~でも彼より若いよな…と思ってたけど本人だった!!!どおりで!演技がうまいはずだ!江口の>>続きを読む

虹色デイズ(2018年製作の映画)

3.5

青春だなぁ… 恋とか進路とか女同士の友情とか執着とか嫉妬とか独占欲とか恒松祐里ちゃんがこの作品で背負うもの多かった気がする。男子高校生4人の関係性もバランス良かった。

初恋(2020年製作の映画)

4.2

キャスト全員が愛しいというレビューにバイオレンス映画でそんな訳あるかい!と突っ込んだ私ですが、いやぁ、愛しい。全員、愛しい。
(バイオレンス映画は苦手なのだが個人的には、同じ東映の孤狼の血よりは見やす
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OVER DRIVE(2018年製作の映画)

3.1

ラリーの整備の説明があまりなかったけど、疾走感溢れて映像も迫力があって面白かった。ただ、兄弟に亀裂を持たし、直純の心の傷やラリーでトップを目指すことになった陽菜の人物像が海辺のシーンだけでは弱くてあま>>続きを読む

町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.9

原作は未読。
誰に対しても家族として接する町田くんに振り回される女の子たちはかわいい。でも、本来、言葉はそのまま受け取れば良かったはず。空気を読んだり、察したり、時代に合わないとはみ出し者にされてしま
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

身分を偽ると就職も恋愛も自由にできる。ただ、今までの生活環境が染み付いていて仕草や行動や言葉づかい、それこそ匂いは消えない。
この作品の中で「僕に似合うかな…」と聞いた台詞がいちばん切なくて心に残った
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

2.0

最初の佐藤二朗さんのアドリブのシーンで、割りとスンッと真顔になってしまった。福田監督の作品の二朗さんとムロさんのアドリブは正直おなかいっぱい。ミュージカルに関しても、高畑充希ちゃんの歌声は素晴らしいの>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.8

いやぁ、良かった。
単なるキラキラ恋愛映画じゃない。
二人が出会うことで、二人が前向きに進める。出会うべくして出会った二人。終わり方も凄く良かった。
フロントメモリーも疾走感溢れてて映画にぴったり(鈴
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.7

近くでやってなかったので、帰省した際に田舎の小さな映画館で観賞。
そこは座席指定も出来ないところで、上映20分前にはたくさんの人がならんでいた。映画は本当に映画を愛する作り手たちの情熱が詰め込まれてい
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.4

アンナチュラル、中学聖日記の塚原あゆ子さんが監督で、やっぱり好きな演出だらけだった。でも、だれが「4回泣ける」というキャッチフレーズをつけたのだろう。泣ける=素晴らしいでは決してないし、それぞれの感情>>続きを読む

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.6

平手さんのことはよく知らないけど、響の役にとっても良く合ってたと思う。最初から最後までぶれない響は社会に出たら生きにくいんではと思ってしまうが、あれだけの才能を持ってたら自分の好きなような生き方が出来>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

映画化が決まり原作を読んだが本作とは全くの別物と思って見た方がいい。
詰め込みすぎて掘り下げてほしいところ(最上の動機、丹野の事件、最上が聞いてないのに沖野が恫喝する謎の流れ、諏訪部と最上の結び付き、
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ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

3.5

レシピ探しを通して、人との繋がりを丁寧に描いている作品。観賞後は今までの食事や近くにある大事なものを見直したり、今の生活を一度立ち止まって振り返ってみようと思わせてくれた作品でもあった。豊かな時間を過>>続きを読む

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