xxecaepさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

面白い、素晴らしいという単純な言葉では形容し難い作品。

アカデミー賞7部門受賞は伊達じゃない。
3時間という時間もあっという間に過ぎる。

トリニティ実験での失敗(破壊)は、"near zero"の
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

メッセージ性を説く映画というよりかは、映画が大好きなタランティーノが作ったんだなという映画と俳優にリスペクトや愛を感じる作品。

自信が平成生まれなので小ネタやオマージュを拾いきれずだったが、
少しの
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.5

かなり前に見たためあまり覚えていないため記録用。

可もなく不可もなくなオーソドックスに詰まらず理解ができるミステリーという印象だった。

時代背景にあった展開でよき。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

5.0

初めの10分でこんなにも興奮する映画はなかった。

暴力的で野暮な青年が、数学の難問を難なく解いてしまう。
彼から見たらそれは難問ではなく高校生が解く1桁の足し算のようなもの。
完全に心を掴まれました
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.5

保育園児ぶりに視聴。
すごく新鮮な気持ちで見れました。

個人的にはマトリックス等と同じディストピア作品に感じた。
全ての事象が自身を中心に起こる。
きっとそれは幸せではないのであろう。

最後扉を出
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.0

直感的な面白さをあまり感じなかった、、。

メッセージ性を強く反映しているのかな?という印象だったが、
そこを汲み取るためにのめり込めるほどではなかった。

現代のもの(成長しすぎた電子機器)が使えな
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「もしかしたらあるのかも知れない
新しい偉大な発見が
私たちを小さな存在だと実感させる
なぜここまでして
私を捜してくれたのか
説明がつく何かが
そしてなぜ何があっても
一緒にここにいたいのか
私はい
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実話であり、吃音症という障害の一つに悩まされるジョージ6世の“スピーチ”を題材にした映画。

スピーチが題材のため、当たり前だが<言葉>が美しく力のある物として描かれている。
言葉の力を見た最後に、語
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.2

常に胸の鼓動が早まり、収まらず、最終盤まで駆け抜けた。
この緊張感は間違いなく、役者の演技力・映像カットの割り振り細部へのこだわりだと思う。

これが実話だと言うことはあまりにも悲惨だが、誰もが知って
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

痛みに耐えられない、乗り越えられない。みんなが幸せハッピーで終わるのではなく
リアルな感情を持ち合わせた主人公・リーは本当にいい味を出している。

マンチェスターに留まることが彼に取って如何に苦痛で耐
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.5

テッドがとても人間臭く、男らしい。
なによりビリーとジョアンナにリスペクトを忘れずにいるのが素敵だった。

映像としてテッドとビリーが2人で映る時の最初と最後がフレンチトーストという粋な演出はとても好
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.5

小さい頃に見たが記憶がかなり朧げなので再鑑賞。

細かい伏線やヒントを見れるようになったからこそ楽しめる作品。

最終盤に作品を思い返しながら見るのも楽しいし、
2回目に改めて「なるほど」と実感するの
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.5

あまりヤクザ映画を見てきたわけではないけど、
ヤクザ全盛期時代のフォーカスではなく各時代での見え方にフォーカスをしている作品。

3つの時系列に分かれているが段々と色調が暖色から寒色になっていると思い
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

4.0

大人気ゲームの実写映画。
ゲームは2作品のみプレイだったので、対照的な目線で見たわけではないがとても面白かった。

所々に散りばめられた伏線の回収だったり、トレジャーハント独特の綺麗な景色だったりも楽
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コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

4.5

コードギアスを全部見ていたけど、
本作は未鑑賞だったのでちょうどアマプラに来ていたので鑑賞。

アニメ続編の映画だったのであまり期待していなかったのに想像以上の面白さ。
各主要人物に見どころがあり話自
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INTERCEPTOR/インターセプター(2022年製作の映画)

3.0

サクッとアクションを見たいときに最適な映画。
本当に可もなく不可もない作品。

一部ジェンダーに対する問題の反映があるのが逆に頑張った感感じちゃった、、

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

数年ぶりの湯川と内海のコンビ。そして何より新作なので鑑賞。

途中からフォーカスが並木家から新倉家に移行した時に少し違和感を覚えた。

初めの方からあまり深く関わってない2人が2つの事件の犯人にそれぞ
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.8

ゾディアックと名乗る殺人犯とは何だったのか司法と感情の瀬戸際の演技が素晴らしい。

作品自体が長く場面の切り替わりがそれなりに多いけど、疾走感はなく作品自体長く感じてしまった

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.5

ある日突然妻がいなくなって日から始まる、、

エイミーのニックに対する圧倒的な自己顕示欲と支配欲に人間の怖さを感じた

全てにおいて生々しさが良くも悪くも気持ち悪かった。
夫婦互いの感情。世論やマスコ
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グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

刑務所に入っていた男がCIAに雇われ工作員となり、CIAの闇を暴く話

アクションやカメラワークは見どころ満点。
話も難しくなく気軽に見れる映画。

これからは初対面の時はサイズを聞き、
フツーの木曜
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

結果がある程度予想できてしまったけど、物語自体はすごく面白かった。

見てからだいぶ時間経った感想、、

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

5.0

見ていくうちにどんどん作品にのめり込んでいく映像と演技。
とてつもなく引き込まれた。

どんでん返しで有名な作品だったので途中こうなのか、はたまたこうなるかなって考えながら見るのも面白いけど
1番ラス
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アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

3.5

アガサ・クリスティ原作
ある家族の当主が何者かにより殺され
ソフィアが過去に出会ったチャールズに捜査をお願いする。
浮き彫りになっていく歪みに歪んだ家族の関係。
誰が犯人なのか、、。

探偵ものぽい捜
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.5

家族や自分自身との問題がある記者ロイドが
上司から、“ミスター・ロジャース”を取材して来てほしいという仕事をもらう。

誰もが自分が子供であったことを忘れてしまうんだなと改めて感じた。
子供の今を大事
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フェイク(1997年製作の映画)

4.0

実話をもとにしたマフィアの物語
アルパチーノとジョニーデップは
兄弟、親子、先輩後輩
どれをとっても形になるほど渋さもあり、切ない関係だ。
アルパチーノの扉を出るシーンは忘れることはないと思う。
心の
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.5

何らかの理由で、911の電話対応に左遷されたジョー。
一本の電話から、大きく物語が動いていく。
序盤淡々と進んでいく、通話だったのが
中盤から言葉通り急展開を起こし
事件そしてジョーのことがあらわにな
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

5.0

“this is my home?”
この一言にマルコの今までの苦しみ、今起きっていることへの感謝全てが詰まっている。
母親との描写がごくわずかながらもこの一言で容易に考えることができるほど心にきた台
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

4姉妹の純粋な物語

どこか美術作品を思わせるような描写、
豪華俳優陣による演技はすごく良かった。

過去は橙色の暖かみあるWB
現在は青色の現実を映すWBで表現されてるなと感じた。

最後に極端に描
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

離婚をテーマにしたラブストーリー。
演技力はもちろんのこと、物語自体が少し舞台のようなものになっており色彩やアス比が好みだった。
夫婦となった以上誰に起きてもおかしくないという意味では優しく寄り添いな
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

5.0

フォレストガンプが6、70年代アメリカ激動の時代を生き抜いた半生の物語。

見るだけで素直に真っ直ぐに生きようと思える作品。

ジェニーが何度も離れていってもただ想い続けていた。ということだけ言ってい
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

4.0

マイク(リヴァーフェニックス)とスコット(キアヌリーヴス)の男二人の自分とはなんであるかを探す映画に見てとれた。

人生の儚さを、マイクとスコットの演技・さまざまな景色で表されている気がする。

正直
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

4.0

良くも悪くも王道の青春ラブロマンスだった。
個人的に強いて好きなところを言うなら話の土台がロックで構成されているところ。

ただペニーの所作はすごく魅力的だった。
自分自身も年上に恋をしていた時の甘酸
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オアシス(2002年製作の映画)

4.0

究極の純愛映画。

胸が苦しくなり同情してしまうほど、演者の方達の演技が上手。むしろ上手という言葉だけで片付けてはいけない。

色々な人間の憎悪が溢れ出しているからこそ二人の純愛がより際立つ。
夢(妄
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

5.0

お話自体いい意味で“王道”ではあるが
ジョニーデップ、レオ様をはじめ俳優の方たちの演技が一級品。

洋題は「何を苦しめている」と入っているが
ギルバードは確実に親からの良い愛を注がれたからこその心の葛
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