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オッペンハイマーのxxecaepのネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

面白い、素晴らしいという単純な言葉では形容し難い作品。

アカデミー賞7部門受賞は伊達じゃない。
3時間という時間もあっという間に過ぎる。

トリニティ実験での失敗(破壊)は、"near zero"の可能性がある大気中が爆発し続けるというものだった、、
ただ実際には核爆弾が完成したことが破壊そのものだった。
あのオッペンハイマーの破壊してしまったとは後悔・責任からのものなのか、
科学者として探求した結果を話しただけなのか、これもさまざまな事を考えさせる点を持たせたノーラン監督の意図なのかなと感じた。

今作は映像もさることながら音を印象的に使用しており新たな視点で楽しめる映画でもありました。

核を肯定することなく、また否定することもなかったかなという本作。
日本人としてショッキングな映画と思われても仕方ないと思う。

核投下後のトルーマン大統領と対面した際のシーンが印象的だった。
確かに我々は開発者ではなく、使用した"国"そして代表者をまず学ぶ。
開発者など初めは目もくれない。
トルーマンは当時核のことを何も知らず大統領になり投下命令をしたと言われており、1つ目の使用で悲惨なものと知り
オッペンハイマーを嘲笑したのかなとバックストーリーを知った際に感じた。
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