marimoさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

(2017年製作の映画)

3.6

中村ゆりのどことなく悲壮感のある美しさ。
好きだわ。

30分に満たない短編作品ですが、過去の恋人との再会というむず痒い内容にほっこりしました。

男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.4

マンハントを観てふと思う。実は昔のジョン・ウー作品を観たことなかったな。

二丁拳銃がとにかくカッコいい。
古い作品ですがテンポがよく、銃撃戦は迫力もあって、本作のファンが多いのも納得。

これが無け
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.4

上がってる凧を見ると少し不安な気持ちになる。
糸一本で空に浮かぶその不安定さがどことなく怖い。

ズッキーニをはじめとする子供たちの痛々しい心の影がズシリと重く、ストップモーションアニメのビジュアルだ
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.5

ファミリームービーの完成形。

パディントンがすでに街に馴染んでるため、すぐに本題に舵取り出来るのは続編の強み。

ちなみに2から観ても支障は無し。

全体を通してテンポが良く、散りばめた小ネタも楽し
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マンハント(2018年製作の映画)

3.0

良くも悪くもこんなもん。

本作、舞台は日本でも香港映画。
どれだけ登場人物に日本人を配置しても香港映画。
日本人役でもカタコトとか、少し萎える。いや仕方ない。だって香港映画だから。

斎藤工とか重要
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.6

えるたそ目当てに観に行ったのに、終わる頃にはナオミ・ワッツ様に夢中な私。

ともあれ難しいテーマで、最近でこそ理解は広がってきたけど世代によってはまだまだ浸透してないトランスジェンダー。私も知り合いで
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パディントン(2014年製作の映画)

3.5

観た人が一定の満足感を得られるファミリームービーのお手本みたいな作品。

パディントン氏の色々なハプニングも自分の家でやられたらおこだけど、観る分には可愛いので癒されます。

正直、真面目に観るとツッ
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コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道(はんどう)(2017年製作の映画)

3.2

面白いけど、ただただ長い。

1期ラストの追加シーンは分かりやすくなっていて良かった一方。2期の展開が早すぎてTV版観てないと理解不能。

スザクがナイツオブラウンドに入るところまでで良かったような気
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劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ(2018年製作の映画)

3.5

覚悟するんよ〜!

テレビ版は観てません。
ワルキューレは「いけないボーダーライン」が好きで、一時期ヘビロテしてたぐらい。

テレビ版を観てなくても置いてかれる事なく楽しめました。そもそもマクロスって
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犬猿(2017年製作の映画)

5.0

吉田恵輔監督すごいよ!
これぞ娯楽作品!これぞ映画!

前作「ヒメアノ〜ル」が神作過ぎたから、期待値とかカンストしちゃって逆に不安っていう状態での鑑賞。

もう全部飛び越えて、面白かった以上の感想出て
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.4

予告で相当期待値が高かったこともあり、少し期待外れ。

触れ込み通りアクションシーンが凄いが、好きなアクションシーンだったかというと、ちと違う。(あくまで私の感覚)

本作は良くも悪くも擬似ワンカット
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

5.0

「やっぱり、カッコイイね」と
無自覚に、勝利した一言。
ただただ神作。

「羊の木」が自分の中でしっくりこなかったので吉田大八を浄化するために鑑賞。

キャストたちの年齢と監督の演出が完璧なまでにハマ
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

4.0

何より初代から、宣伝の段階で色々仕掛けて楽しませてくれるのがクローバーフィールド。謎のフェイクニュースとかめっちゃワクワク。好きなんですよね。

そして本日(2018/2/5)のお昼過ぎ。

へぇ〜、
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甘い鞭(2013年製作の映画)

3.2

先週、間宮夕貴が出演してる舞台を観に行ったので、題材が似ている本作を再鑑賞。

これが長編映画デビューなのだから、この先どんな役でもやれるんだろうな。

内容は万人受けするものでは無いが、映画の表現方
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

不器用だけど、すごく優しい人たちの物語。

毎年恒例の賞レースもの。

閉塞感のある片田舎の町の出来事。好きだわ。

そもそもの設定が魅力的。
3枚の看板広告で人々の人生が動いていくのは分かっていたが
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不能犯(2018年製作の映画)

3.2

既視感のある設定ではあるが、面白い。

原作未読だが、連載作品が故の関連性の無い細かいエピソードが重なり合う展開は、映画よりも連ドラ向きだろうか。

これはドラマ24あたりで連ドラ化してもらうのがベス
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.3

こんなの俺の性癖じゃないはずなのに。
気付けばエロい目線で鑑賞。

悪趣味が濃く、グロくて、気持ち悪いのに、エロティックな魅力に満ちた何か。

性的な欲求の行き着く先にある愛の形。
喰らうことでしか満
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羊の木(2018年製作の映画)

3.1

面白くなりそうなお題。クセの強いキャスト。そして吉田大八監督。
どうしてこの程度なのか。

予告以上のものが何も無い。

原作読んだ方がいいのかな。

なんだか描かれる場所の位置関係が分かりにくい。狭
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

2.9

なんか似たタイトルがあったような。。。
あっ佐藤健のやつだ!

完全に予告がピーク。

謎とかオチに秀逸さを求めるものでは無かったか。

なんだか盛り上がりの無い。
う〜ん。すごく惜しいところをずっと
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ダークタワー(2017年製作の映画)

2.9

嫌いじゃないけど。。。面白くない。

リロードが格好良いとか、ペニーワイズとかニヤニヤポイントは多いんですけどね。

エクスカリバーで作ったリボルバーは厨二心を鷲掴みなのに!!
えっ?45口径の弾使え
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.0

実話ベースの映画が必ずしも真実では無い。これも1つの記憶の話。

ただ、確実なのは当時の黒人が置かれていた状況。正義という救いが無かったという事。

「アルジェ・モーテル事件」を切り取ることで、当時の
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機動戦士ガンダムUC/episode7 虹の彼方に(2014年製作の映画)

3.7

原作との変更点をどう見るか。
私は小説の展開が好きだったのでアニメ版の最終話は少し乗れてなかったりします。

すごく良かった。けど。。。って感じ。
個人的にはネオ・ジオングがちょっと。。。いやテンショ
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.9

観終わる頃には少しだけIQが下がってる。
現代社会で疲れた脳を癒す映画。

毎日悩んでばかりな方、ぜひ観ましょう。
超絶ストレスフリー映画です。
色々どうでもよくなりますw

科学考証とかハナっから無
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機動戦士ガンダムUC/episode6 宇宙と地球と(2013年製作の映画)

3.6

兎にも角にもアンジェロ回。

アンジェロ無双から始まり、ネル・アーガマ内ではフル・フロンタルからお留守番を頼まれてオラつくアンジェロ。
船長がブチ切れて、戸惑うアンジェロ。
ジンネマンを脅すも、マリー
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ピンカートンに会いに行く(2017年製作の映画)

3.6

大人ピンカートンのガヤ3人の寸劇が個人的にはツボ。

拗らせ女子の神崎優子。
すげ〜嫌な女。共感の余地なしの性悪。
でも低い立場からの皮肉な態度が滑稽で、時折見せる素直さには才能にも運にも恵まれなかっ
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機動戦士ガンダムUC/episode5 黒いユニコーン(2012年製作の映画)

4.4

リディ(ロリコン)の闇落ちが止まらん。

ブライトさんの頼れる上司感がすごい。
若くしてブラックな体制でリーダー職を押し付けられて潰れることなく生き残った野良艦長。根回しや人脈などは流石です。

旧作
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機動戦士ガンダムUC/episode4 重力の井戸の底で(2011年製作の映画)

3.8

物語が動き始める本作。
ブライトさんの登場で旧作ファンへの目配せはバッチリ。

ジンネマンの言葉は沁みます。
最後のバナージの「撃てません」からの流れは残酷なんだけれども。これまた好きな展開。

そし
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機動戦士ガンダムUC/episode3 ラプラスの亡霊(2011年製作の映画)

4.2

戦争になってしまえば、それは1つの戦闘単位。メッセージが重いな。これぞガンダム。

とりあえずep3まで連続視聴。
止まりません。

ブラスターの熱線で人間が溶けるところ、巨大なものが爆ぜる描写。これ
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機動戦士ガンダムUC/episode2 赤い彗星(2010年製作の映画)

4.3

学生の頃、分厚い小説に魅せられて「亡国のイージス」という作品を手にした。
福井晴敏との出会いでした。

筆が立つ作家が自らが愛する作品の続編を書くんだから面白いに決まってる。

完全主観ですが、宇宙世
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機動戦士ガンダムUC/episode1 ユニコーンの日(2010年製作の映画)

4.3

久々に観たけど、名作。

福井晴敏が描く完全新作の宇宙世紀。
それを読める幸せ。
2巻同時で発売された小説は発売日に読破した。

アニメ化が発表された時は期待と不安が、あの分量をどうまとめるのかと。
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好きになるその瞬間を。 告白実行委員会(2016年製作の映画)

2.9

うん、最初から分かってた。女子向けのやつ。

こっちの方が好きかな。
とは言っても、「ずっと前から〜」のサイドストーリーなので単発で観たらどうかというと微妙かも。

などなど思ってはいましたが、
ラブ
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ずっと前から好きでした。告白実行委員会(2016年製作の映画)

2.8

あっ、これ女子向けのやつか。

一昨年ぐらいに映画館の予告で流れまくってたので少し気になってたやつ。

最期の告白予行練習からの告白シーンは良かった。

声優がやたらに豪華。

劇場料金で観る作品かっ
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.9

。。。これは、悪趣味すぎるけど

めちゃくちゃ面白れぇ!!!

相当グロいです。
鑑賞中は描かれる痛みを耐えるのに必死でした。

目立ちたがりのリア充学生が嫌いな人は歓喜なのか?いやいや度を越し過ぎて
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劇場版 進撃の巨人 Season2 覚醒の咆哮(2018年製作の映画)

3.2

リヴァイ兵長お休み回のため、正直地味なseason2。とは言っても、劇場向けのクオリティなので映画館で観るべし。

新作カットは、あそこだけかな。104期の和やかな感じは微笑ましかったです。

そして
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.4

行くあてのない魂の叫びが余韻として残る。とんでもない熱量で前後編を駆け抜けた。

拳しか無くなって、お互い相容れず、それでも繋がりを求めたが故の結末。
最悪な結末なのに、彼らにとってこれ以外の終わり方
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.6

目が離せない、手に汗握る157分。
あっという間に終わってしまった。

ボクシングシーンも濡れ場も遠慮が無く、だからこそ、この作品の世界観にのめり込んでいく。

魂が叫び揺さぶられる感覚。心地よい。
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