やさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

や

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女神の継承(2021年製作の映画)

3.4

色んなホラー映画を観ていれば怖くはない悪霊に取り憑かれちゃう系のやつだった。むしろラストあたりの地獄絵図はホラー映画好きならワクワクしちゃうやつ。
それにしても儀式当日や数日前から隙がありすぎる気がす
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怪物(2023年製作の映画)

3.7

ちょっとした当たり前の言葉と意識を変えていかなくちゃいけないよなという感じだった
誰の中にでもいる怪物は放置してしまえば人から人へ連鎖してしまうものだと思う

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

激アツ展開なところで終わってしまったけど次が楽しみ、運命をぶっ潰せよ
あとやっぱ単純にスパイダーマンたちが市民を救う姿がめちゃくちゃにかっこいい感動する
あとスパイダーパンクがスキイィィィィ‼︎

イーグル vs シャーク(2007年製作の映画)

3.4

社会のはみ出しものたちの不器用な恋愛、過去を理由に現実から目を背け意味のないことをやり続けているけどなぜか憎めないのは私もそっち側の人間だからだった。
こういうのでいいんだ、こういうので。こんな感じの
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.2

ホラー映画なのかと思ったら暴力性の方の怖さだった、冒頭のフォークナーのセリフが効いてくる構成は面白いけどそれ以上でも以下でもなくという感じで途中若干ダレる部分もあった

桜桃の味(1997年製作の映画)

3.8

メンタルが不安定な今の私には良薬のような映画だった、「同情はできても他人の痛みを感じるのは不可能」確かにそう、だけどもっと人生のハードルを下げて生きていけば良いのだなと思えた、あの時美味しかったあれ、>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

3.4

なんだよこの理不尽展開と思ってたら聖なる鹿殺しの監督で納得した
鑑賞中よりも観終わったあとにじわじわ面白さがくる、冒頭のシーンとかラストのシーンとか観てる側が話を膨らますことができるのが面白かった

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.5

我々が考えていかなきゃいけない死の話だった、どんな決断をしたって苦しみが残る

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

岸井ゆきのちゃんがただただ素晴らしかった、ボクシングと耳が聴こえないケイコとそれに付随する生活と儚くも変わっていく場所や人とそこまでして彼女を突き動かす何かがしみじみ伝わってくる良作だった、BLUE/>>続きを読む

BULLY ブリー(2002年製作の映画)

3.2

いじめっ子が友人達に殺された実話を基にした映画だけど若さ故に無知というか愚かすぎるというか、見ていて全てが痛々しかった

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.4

あの叔父さんを置いて自分の夢に向かうなんて確かにできない、気が気でない
最後はマイクが手伝ってくれるんじゃないかと少しでも希望のある解釈をしたい

ロープ(1948年製作の映画)

4.0

一つの部屋で繰り広げられるハラハラするサスペンスが面白かった。自称優秀な人間の自分勝手で残酷な愚かな所業、優生思想に対する真っ向からの批判が大好き

スマイル(2022年製作の映画)

3.3

ほとんどがジャンプスケアなのとイットフォローズ的な筋だったのは面白みに欠けるなという感じだったけど不気味な音楽とラストのあの特殊メイクは好きだった。
この映画はフィクションだとしてもトラウマや精神疾患
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散歩する惑星(2000年製作の映画)

3.7

アリアスター監督お気に入りの映画という事で観た。
生きていたらそんな事あるかもな理不尽な社会における出来事、絶えずどこかへ向かって進んでいく人々、それがかなりシュールな出来で笑ってしまうような笑えない
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僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

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自閉症の人全員がこの映画に出てくるような特性を持っているわけではなくもちろん人によって様々なわけだけど、自閉症を知る(知識としてではなく)という意味で多くの人の目に届いて欲しい作品だった、この世の自閉>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

最後のダンス以外は特に良いところがなかった

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.4

孤独や苦しみには必ずどこかに寄り添ってくれる人がいるのだというメッセージが良かった。
全体の話的にはあんまり面白いとは思えなくて、徐々に明らかにされて行く彼らの過去もマレンとリーの関係性の描かれ方も薄
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

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言葉を失うほどの衝撃で、こんなに酷い出来事の中にすらある母親の強い愛にすら衝撃だった

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.7

72分という短さでファンタジーとは思えないシンプルさなのにすごい余韻だった
子供ならではの無垢な優しさと可愛さがよかった、冒頭の母親のバックショット
が全てだ

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.2

結構な夫婦に当てはまる事のようで心が死んだ。
愛し合ってる時期と破滅の時期の極端な部分しか描かれずその破滅に向かうまでの仮定が無いからただひたすら辛い。
良かれと思ってやった事が相手にはストレスな場合
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.6

死を前提に語られていくのに悲哀に満ちることなくむしろ清々しい後味だった
ケイトの「彼は自分が創り出した幻想、心も理想通りだと期待した」ってセリフが真理だ、死というタブーを乗り越えて彼との約束を果たした
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渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

3.5

28年前の同性愛を扱った映画、監督自身の経験をもとに作られているようで、同性愛への偏見の描写がリアルだなと思った
同性愛を扱った映画ってだいたい切なく終わってしまう事が多い(特に昔の時代設定だと)と感
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

モーコンのフレンドシップみたいなアクションが良かった、親切にって当たり前のようで全然できないし大事でしょ、とても優しい映画だと思う

監督がエブエブの脚本を書いてる時にADHDだと診断されたようで、確
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

音楽がいつもに増して最高で、エンタメ感満載のようにみえていつも通り差別や搾取の問題も引用していてかなり面白かった

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

何か色々説明が欲しい人には向いてない北欧らしい映画だった
あの夫婦がなんの疑問もなく受け入れる姿に飲まれそうになったけど終盤の展開に驚きもなくまあこうなるでしょうねという話だった

ALOYS/アロイス(2016年製作の映画)

3.3

スイスの映画だけど北欧映画のような生きるものの喜びが描かれていた
スローテンポだけど最後まで観ると必要なテンポだったなと思う
あとめちゃくちゃ可愛い猫が出てくる

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.5

トラックで坂道下るシーンが本当に面白かった
登場人物のキャラが濃くてラブストーリーというよりほぼコメディだったしアラナとゲイリーがお互いに惹かれ合う理由もなんかよくわからなかったし全然キスしねえなコン
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赤い影(1973年製作の映画)

3.5

濡れ場が長いが終始冷たい雰囲気が良かった