白さんの映画レビュー・感想・評価

白

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緑の光線(1986年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

わ、私くらいいっぺんにいっぱい喋るじゃん。情緒不安定で急に泣き出すところに我が身の既視感。私もよく「考え過ぎ」って、もっとイージーに踊りながら生きよって言われます。ムカつくよね、ああいうの。あなたとは>>続きを読む

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

4.5

かわいい〜〜〜!!!かわいすぎる!!!かわいいな〜〜〜!!!

OPの色彩感覚、いい。この段階ですでに「いい映画感」出てる。間違いない。

もう、最初の共闘をはかるところからニヤけてくる。なあ〜!きみ
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

4.2

「禅」のランドルト環が閉じられ円環となるとき、彼は言語の〈法〉から追い出されて、「完全」すなわち個人(人格)としての死を迎えます。わたしはこの世界が羨ましくてたまらない。ひとりで呼吸に集中しているだけ>>続きを読む

狩人の夜(1955年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

良い声で甘い顔立ちの宗教人に要注意!
そういう男はあきらかに同性からうろんな眼で眺められるので、見分けるのは簡単かもしれませんね。恋に落ちちゃうと、もうどうしようもないですけど。
コミカルで悪魔的でや
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全身小説家(1994年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

グロテスクな表現が苦手なので、例のシーンはずっと目を覆って、終わったかどうか画面の上の方をチラチラ見ながら悶絶していました。ドキュメンタリー映画って、こんなこと、していいんだ。映画、観なさすぎて知らな>>続きを読む

ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

アホだ〜。アホすぎる。おもしれ〜。
私もストゼロきめまくってジョニデみたいな動きしながら深夜徘徊してるとき、ある。
BAD入っておしまいになってる思考の癖、めちゃくちゃ判って超笑っちゃった。
メリーゴ
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アメリカの友人(1977年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

見終わったあと5文字しか喋れなくなりました。かっこいい………………っつって。映画って、おもしろいですね。映画ってすごすぎる営みだ。おもしろすぎる。人間って、偉い。

こんなの映画館で観たら、しばらく動
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.0

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あっそっちでえっちな……!?っていう体験ができました。貴重な経験を積めた。それから、ピンク色のペンキを被った黒い服。アダムが着ていた服はどのシーンでもかなりかわいい、好き。次にワードローブを増やすなら>>続きを読む

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

耳、という物言わぬ器官というのは、いいですよね。
それはともかく、理想のすけべ映画でした。マゾにはたまらない。すべての登場人物にうっすらエンパシーを抱く。全員に、なりたい。
エピソードも状況も起承転結
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

もしかして、この映画が好きな人ってみんな、「イーニド、私すぎる……」っていう視点で好きになっていますか?私はめちゃくちゃ、そうです。

わかる。本当によくわかる。イーニド、私すぎる。
カースト上位の女
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.0

結局私はこういう女の子が好き。ラーメンズが好きな友人のおすすめで観たら、ラーメンズが好きな友人、好きだろうなこれ。って、思いました。

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.2

色んな人から「好きそう、人格形成これで済ましてそう、観てないのが意外」と言われ続けて、いい歳してやっと観ました。

この、中高んときによくやるみたいな童貞の妄想(私はいまだによくやる)は、日本の作品だ
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港町(2018年製作の映画)

4.1

後半に至るにつれ込み上げる、理由を説明したくない凄まじさや圧迫感は、おそらく私が幼少期に、イナカの小さな町で生活してきた経験がもたらす抑圧なのでしょう。

ただあるがまま、その時間になったから流れただ
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アルファヴィル(1965年製作の映画)

4.1

ホテルの廊下を歩くシーン、150光年のシーン、愛のシーン、ずっと画面構成がキマっていて、膨大なオマージュ元を知らなくてもすでに最高。台詞回しもスノッブな雰囲気がムンムンで堪らない。白黒写真が撮りたくな>>続きを読む