このレビューはネタバレを含みます
見てきた。共感性羞恥で痛くて、死にそうになった。見ている間、特に報告会の前に秋吉と田端が対峙するシーンでは映画館からさけびごえをあげながら逃げ出したくなった。私は、どう転んでも「田端側の人間」だった。>>続きを読む
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奇妙なタイトルに、冒頭から妻が家で倒れているという衝撃的なシチュエーション。はじめは「妻のちえは何を考えているんだ?」と夫・じゅんのように勘ぐってしまうが、彼女の破天荒で突拍子もない行動には、海よりも>>続きを読む
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ワンカットだからこその没入感、臨場感、そして、オープニングとエンディングの対比。一貫して見てきたからこそ滲み出る悲しみ。二人は一人になり、残った彼にもまた大切な人がいる一般人であることを実感させられる>>続きを読む
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パンフレット1ページ目に書いてあることが、この映画のすべてなのかなと思った。「好きだけでは、どうしようもない」
好きだから、一緒にいたい。
好きだけど、早く忘れたい。
何かを選ぶこととは、時を同じくし>>続きを読む
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結論から言うと、ものすごく良かった。特に、あおいがしんのと空を舞いあかねのいる場所へと向かうシーンがものすごく気に入った。シーンそのものも良かったし、そこで流れる楽曲「空の青さを知る人よ」も。
「空」>>続きを読む
キンプリを愛し、キンプリに愛された者へのキンプリ。
記者として直接的な言葉を紡ぐ吉岡と、対照的に隠喩で会話をしている(させられる)杉原。ラストシーンの松坂桃李演じる杉原の、全てが「終わってしまった」人間の表情が忘れられない。この映画が生まれてくれた今の>>続きを読む